エンパシー

実用日本語表現辞典

empathy

別表記：エンパシー

「empathy」の意味

「empathy」とは、他人の感情や状況を理解し、共感する能力のことである。心理学や人間関係の分野でよく用いられる言葉であり、他者とのつながりやコミュニケーションを深める上で重要な要素とされている。具体的には、友人が悲しんでいる時にその悲しみを共有し、励ますことや、相手の立場に立って物事を考えることがempathyの例となる。

「empathy」の発音・読み方

「empathy」の発音は、IPA表記では /ˈɛmpəθi/ であり、IPAのカタカナ読みでは「エムパシー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「エンパシー」と読むことが一般的である。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特別な注意は必要ない。

「empathy」の定義を英語で解説

英語での「empathy」の定義は、"the ability to understand and share the feelings of another"である。これは、他人の感情や状況を理解し、共有する能力を指しており、英語圏でも同様の意味で用いられる。

「empathy」の類語

「empathy」の類語には、"sympathy"や"compassion"が挙げられる。"sympathy"は、他人の感情に対する共感や同情を表す言葉であり、"compassion"は、他人の苦しみに対して深い理解と同情を示す言葉である。これらの言葉は、相手の感情や状況に対して理解や共感を示す点で「empathy」と似ているが、それぞれ微妙にニュアンスが異なる。

「empathy」に関連する用語・表現

「empathy」に関連する用語や表現には、"empathetic"や"empathize"がある。"empathetic"は形容詞で、他人の感情や状況に共感する性質を持っていることを表す。一方、"empathize"は動詞で、他人の感情や状況に共感する行為を意味する。

「empathy」の例文

1. She showed great empathy towards the homeless people.（彼女はホームレスの人々に対して大きな共感を示した。） 2. Empathy is an important skill for a counselor.（共感力はカウンセラーにとって重要なスキルである。） 3. He lacks empathy and doesn't understand other people's feelings.（彼は共感力が欠けており、他人の感情を理解できない。） 4. Empathy can help build strong relationships with others.（共感力は他者との強い関係を築くのに役立つ。） 5. The novel is written in a way that evokes empathy for the characters.（その小説は登場人物に共感を呼び起こすように書かれている。） 6. Developing empathy is essential for effective communication.（共感力を養うことは効果的なコミュニケーションに不可欠である。） 7. The teacher encouraged the students to practice empathy with their classmates.（先生は生徒たちにクラスメートに共感する練習をするよう促した。） 8. Empathy can help reduce conflicts and misunderstandings.（共感力は対立や誤解を減らすのに役立つ。） 9. The movie's storyline is designed to elicit empathy from the audience.（映画のストーリーは観客から共感を引き出すように設計されている。） 10. Her empathy and kindness make her a great friend.（彼女の共感力と優しさが、彼女を素晴らしい友人にしている。）

（2023年6月15日更新）

デジタル大辞泉

エンパシー【empathy】

読み方：えんぱしー

感情移入。人の気持ちを思いやること。

[補説] シンパシー（sympathy）は他人と感情を共有することをいい、エンパシーは、他人と自分を同一視することなく、他人の心情をくむことをさす。

ウィキペディア

エンパシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/10 06:34 UTC 版)

エンパシー（Empathy）は共感を意味する英語。自分がその人の立場だったらどうだろうと想像することによって誰かの感情や経験を分かち合う能力。 シンパシーと混同されがちだが，意味合いとしては違う。 他人の靴をはくという表現を用いられる事もある。 アナーキックエンパシー。

ウィキペディア小見出し辞書

エンパシー（Empathy）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/18 07:07 UTC 版)

「マンティス (マーベル・コミック)」の記事における「エンパシー（Empathy）」の解説

“エンパス”であるマンティスが行使できる特殊な共感能力。額の触角の力で掌で触れた人の心を読んだり、眠らせる・悲しませるなど感情を操ることが可能で、その効果はドラックスやガモーラのような強い自我を持つ者にも明確な影響を与えるほど高く、マンティス自身の意志次第で、天界人のエゴや“全宇宙最大の脅威”であるサノスにまで数分間作用させることも可能。

エンパシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/06 04:43 UTC 版)

「プラネットフォークス」の記事における「エンパシー」の解説

28thシングル。映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』主題歌。下村亮介(the chef cooks me)が編曲・プロデュースを担当。