映画のストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 03:36 UTC 版)
「ガールズ・ステップ」の記事における「映画のストーリー」の解説
主人公の西原あずさは、幼いころにいじめられたトラウマから、誰に対しても調子よく接してしまう高校2年生。チア部のキャプテンであずさとクラスメイトの倉田結衣たちといっしょに過ごしている。必修科目であるダンスのテストを欠席したあずさは、単位を取得するために、根暗なスマホ中毒の片瀬愛海、ぶりっ子で勘違い女子の小沢葉月、のろまなガリ勉岸本環、ヤンキーの貴島美香の通称ジミーズ4人といっしょにダンスで町のイベントに出ることになった。コーチとしてやってきたケニー長尾の指導のもと、ダンス経験のないあずさら5人で練習する中で、イベントでのパフォーマンスは散々だったが、友達といっしょにやるダンスの楽しさに目覚める。 イベント終了後に立ち寄った美香の恋人・大久保慶太のお店で、ダンスの感想などで盛り上がっている中「全日本高校生ダンス選手権」のチラシをみて、自分たちも目指すことにする。体育教師の藤原先生に相談すると、体育館を継続的に使うには部活動でないといけないことがわかり、藤原先生に顧問になってもらいダンス部を結成する。藤原先生からダンスは専門外だからコーチが必要といわれ、イベント終了後に名刺をもらっていたケニー長尾のダンス教室に向かい、5人のお小遣いを集めたものを渡しコーチになってもらう。当初、環は学業成績が気になり、部には参加しなかったが、ダンスをしている4人を見て、母親に直談判して入部する。 ダンス部の活動が始まるが、体育館での練習場所などで優勝を目指しているチア部とたびたびぶつかることがあり、あずさは結衣たちに自分たちダンス部のことを主張できずにいた。そんなあずさを少し不満に思っている4人であったが、練習中にチア部とダンス部のメンバーがぶつかってしまうという事故がおきる。そのことで、あずさは結衣たちと距離をおかれることになり、結衣たちとの仲を修復しようとしてダンス部の練習に出なかったりして、4人との関係もぎこちなくなってしまう。最後には、環ひとりだけがケニーとの練習に参加するようになり、休部状態になる。 幼なじみの池辺保から助言を受けたりしながら、4人それぞれの家庭の事情やダンスへの思いに触れることで、改めて、5人で大会に向けてダンスに向き合うことを誓う。ダンスに真摯に向き合う5人をみて、結衣たちも大会直前には練習場所を譲ったり、見栄えする化粧方法を教えたりと応援してくれるようになる。大会当日は蒼々たるグループの中で、自分たちのダンスを踊りきり、それぞれが次のステップに一歩踏み出すことになる。
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