エゴと絆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/29 03:04 UTC 版)
「BEAST BIND NEW TESTAMENT 新約・魔獣の絆」の記事における「エゴと絆」の解説
「エゴ」と「絆」を介して、他者との関係から力を得る発想は前作と同じだが、ルール面では大きく異なっている。新約におけるエゴと絆は、前作とは異なり他の能力値からは独立したデータとして扱われている。PCはシーン毎に1回、任意のキャラクターに対して「絆チェック」を試みることができる。このチェックに成功すると対象キャラクターへの「絆」が、また失敗すれば「エゴ」が発生する。また、既に所有しているエゴを絆に、あるいは絆をエゴに変換するために絆チェックを試みることもできる。新約におけるエゴと絆はON/OFF的なもので、レベルによる強弱は存在しない。 エゴからは「罪」を得られ、罪を使用するとPCは「AGP(Agape&Guilty Point)」を1点取得する。また、絆からは「愛」を得られ、愛を使用すると同じシーンにいる任意のキャラクター1人にAGPを1点取得させることができる。AGPは判定のサイコロを振り直せるヒーローポイントとして使える他、「ハイパーアーツ(HA)」という切り札的な大技を使うためのコストとして消費することができる。 これ以外にも、クライマックス終了時、PCの「人間性」を回復する判定に「PCが持っている絆の数」が関わってくる。人間性が0以下のままクライマックスを終えるとそのPCは「奈落堕ち」してプレイヤーから没収されるため、絆の総数が多い方が望ましい。しかし、絆チェックが必ず成功するとは限らず、PCはままならぬ人間関係の構図に翻弄されることになるのである。
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エゴと絆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 07:10 UTC 版)
「ビーストバインド トリニティ」の記事における「エゴと絆」の解説
前2作と同様に「エゴ」と「絆」に関するルールが搭載されているが、その取り扱い方は前2作とは異なる。 「絆」は自分にとって重要な他者や団体に対してどのような感情を持ってるかを表すステータスであり、プレイヤーキャラクターが自分以外の世界に対してどのような興味をもっているかを示したものでもある。絆は、自分にとって重要な対象の「名前」と、相手に対して抱いている「感情」をキャラクターシートに書き込むことで得られる。絆はゲーム中の任意のタイミングで取得することができるが総計は7つを超えてはならない、また、キャラクターメイキング時にある程度の数の絆を自動的に取得する。絆を得るには最終的にはGMの許可が必要だが行為判定などは必要はない。絆を一つ得るごとに「愛」と呼ばれるポイントが一点手に入る。なお、セッション終了後に「人間性」(後述)を回復させる判定に絆の数が影響する。 「エゴ」は自分にとって譲れない思いや抑え切れない欲望を表すステータスである。【血が吸いたい】などのように具体的な文章で表記される。エゴはキャラクターメイキング時にある程度の数を自動的に取得できるが、ゲーム中に新たに取得することもできる。ただしその場合、すでに取得している「絆」を「エゴ」に変換するという形でしか取得できない。絆を結んでいる対象が失われたり、相手との関係が急激に変化したりした場合に、その対象への「絆」を「エゴ」に変換することが許可される。また、後述する「人間性」が低下しても絆はエゴに変換される。絆のエゴへの変換に行為判定などは必要ない。エゴもまた絆と同様に7つまでを取得できる。また、ゲーム中にエゴに似合ったロールプレイを行い、それをGMが認めることで「罪」と呼ばれるポイントが一点手に入る。ただし一度「罪」を得たエゴによるロールプレイでは、そのゲーム中の間は新たに「罪」を得ることはできない。 愛と罪は一点消費する毎にそれぞれ別のヒーローポイント要素として使用される。以下参照。 愛の消費で可能なことバッドステータスを無視して行動できる「解放状態」となる。このとき「かりそめの死」からも復活できるが、以後はダメージを受けすぎると「かりそめの死」ではなく真の死を迎える。「解放状態」のキャラクターが判定を行う場合は、6面サイコロを3個振って、そこから2個を選んで出目とする。 「罪」の効果を他者に適用する エゴ化した絆を復元する アーツの使用。「愛」をコストとするアーツが存在する。 罪の消費で可能なこと行為判定の達成値を上昇する(サイコロ三つ分を振り、出目の合計を達成値に足す) ダメージ増強(サイコロ五つ分を振り、出目の合計をダメージに足す) カバーリングやアーツ、アイテムによるダメージの移し替え不可 「かりそめの死」から復活する(解放状態にはならない) 「真の死」を回避(「かりそめの死」になる) 全てのバッドステータスや不利な効果をかき消し、いくらか回復する アーツの使用。「罪」をコストとするアーツが存在する。
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