エクスデスとその配下
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「ファイナルファンタジーV」の記事における「エクスデスとその配下」の解説
エクスデス(Exdeath) 声 - 石田太郎(『ディシディア ファイナルファンタジー』、『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』)→楠見尚己(『ディシディア ファイナルファンタジー(アーケード版)』) 本作の黒幕。かつて存在した「無の力」を求めて暗躍したために封印されていた暗黒魔道士。ムーアの大森林に封印された4つのクリスタルの力が邪悪な意思を引き付け、それらが集まって1本の樹に宿って人の形を取るようになったもの。元が樹齢1000年以上の樹だったため、植物の生命力を持ち、限りなく不死に近い。 次元の狭間や無の力についての知識があり、無の力を手中に収め、世界征服を目論む。二つの世界のクリスタルを破壊することで、分かたれていた世界を元へ戻し、次元の狭間の入り口を出現させた。手始めに次元の狭間の魔物たちを従え、バッツたちへの刺客として差し向ける。終盤で無の力を手中に収め、本来の樹木の姿に戻り無の力でバッツたちを飲み込むも、暁の戦士たちの魂やタイクーン王の魂によって無の力を無効化される。自らの力でバッツたちを倒すべく死闘を演じるが、操っていた無の力が突如暴走して飲み込まれた。ネオエクスデス(Neo-Exdeath) 本作の最終ボス。バッツ達との最終決戦の最中に、無の力がエクスデスを飲み込んで生まれた存在。全ての記憶、全ての存在、全ての次元を消し、そして、自らも消える事を望み、全てを無にしようと手始めにバッツ達に襲い掛かる。 様々なモンスターと融合したような姿で画面の半分以上を占める大きさを誇る。4つのパーツに分かれていて、それぞれがターンごとに特殊な攻撃を使う。固有の攻撃はプレイヤー全体をランダムな状態異常にする「グランドクロス」とパーティメンバー全員にHPダメージ+スリップの「アルマゲスト」である。 ギルガメッシュ(Gilgamesh) 声 - 中井和哉(『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』、『ワールド オブ ファイナルファンタジー』) エクスデス親衛隊長。人情に厚く粗野で人間臭い台詞や振る舞いが多く、ドジな一面があり悪役に徹しきれないどこか憎めない性格である。攻略本に「魔法は余り得意としていない」と書かれているが、実際の戦闘では高い攻撃力と多彩な青魔法を中心としたトリッキーな戦法を得意としている。何度もバッツたちの前にボスとして立ちはだかり、戦いを通じてライバルと認める。特にバッツを強くライバル視しており、一騎討ちがしたかったと述べている。3回目の戦闘以後、最強の防具である源氏シリーズを盗める。当初は通常の人型だったが四戦目の途中からは複数の腕を持つ姿に変身する。 エクスカリバー(Excalibur)の偽物であるエクスカリパー(Excalipur)で攻撃する間抜けさと度重なる失態に失望したエクスデスにより時空魔法デジョンで次元の狭間に送られてしまう。その後、次元の狭間の最深部ラストフロアで再会し、バッツ達をモンスターと勘違いして襲い掛かって来るが誤解が解けて戦闘終了となる。その時は戦意を無くして立ち去って行くが、ラストボスのエクスデス戦前のセーブポイントを守っている最後のモンスター・ネクロフォビアとの戦いで危機に陥るバッツ達を救出するために駆け付けて自爆する最期を遂げた。自爆する前には各キャラクターに向けて台詞を述べる。 エクスデス城での戦闘イベントを起こさないと次元の狭間に出現しなくなる。またこの時の戦闘で倒してしまっても出現しなくなる。ちなみにギルガメッシュをMPを0にして自爆させずに生存させる裏技もある。 『ファイナルファンタジーVIII』にも登場しており、敵キャラクターをバッツと誤認する形で手を貸している。 エンキドウ ギルガメッシュの相棒。緑の肌をしたモンスター。ギルガメッシュと共にゼザの船団に攻め込みゼザと交戦するが、バッツたちと戦うギルガメッシュの援護に駆けつける。戦闘では後方に立ちホワイトウインドで回復を、かまいたちや超音波など多彩な攻撃を行う。 先にエンキドウを倒すとギルガメッシュが「置き去りにして逃げた」と誤解し逃走してしまう。エンキドウが来る前にギルガメッシュを倒すか先にエンキドウを倒してからギルガメッシュを倒した場合も同じ展開となる。 アトモス エクスデス城を覆うバリアを形成するバリアの塔を守護していたモンスター。バッツたちが最上階のアンテナを破壊しようとすると突然現れ襲い掛かってくる。戦闘ではコメットを連発し戦闘不能になったキャラクターをワームホールにて吸い込んでしまう。倒された後はアンテナは破壊されバリアも破られたが、その犠牲としてゼザは帰らぬ人となった。 後のシリーズ(『ファイナルファンタジーIX』)では召喚獣(幻獣)として登場している。 アブダクター エクスデスの配下のモンスターで別個体が多数存在する。初登場はバッツ、レナ、ファリスの3名が第二世界に来た際に拉致するべく現れた時。他にはケルブの村に向かうバッツたちの前に現れたり、エクスデス城の警護などについている。エンキドウの色違い。 ビブロス 第一世界の古代図書館にて登場するモンスター。エクスデスの配下であり、バッツたちを始末するべく現れる。バッツたちに敗北し、いずれエクスデスが復活する旨の台詞を残して消滅する。 30年前は風の神殿の周辺で暴れていたという。弱点以外の属性は全て吸収する。
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