アン一行
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「アバター 伝説の少年アン」の記事における「アン一行」の解説
アン(英語: Aang) 声 - ミッチェル・ムッソ(パイロットのみ)、ザック・タイラー・アイゼン/中世明日香(土の巻まで)→堀井千砂 気の民の最後の生き残りで、この物語の主人公。12歳(氷に閉じ込められていた期間を含めると112歳)。菜食主義者で平和を好む。 火の国が始めた百年戦争で荒れてしまった世界を唯一救うことが出来るアバター。100年前、アバターであることの重責を受け入れられず、空飛ぶバイソンのアッパと共に逃げ出したその夜に嵐に遭遇し、氷の中に閉じ込められてしまう。100年後にカタラたちに偶然発見され、救い出される。100年間も氷の中に閉じ込められていたため、少し世間知らずな面があるが仲間を思う気持ちは人一番強い。外見・精神は12歳のままであるため、いたずらを仕掛けたり、少しおだてられただけで調子に乗ったり、責任を感じて自分を責めるなど、年相応の感情の起伏を持つ。カタラには出会った時から何らかの好意を持っており、その気持ちは旅の過程で徐々に強くなる。 カタラ (英語: Katara) 声 - メイ・ホイットマン/戸梶恵理子 心優しく気も強い水の民の少女。14歳。水のベンダーで、南の水の国の酋長ハコダの娘。 自分の可能性を信じ、周りに水のベンダーがいない中、自分の部族を火の国から救うため独学で水の技を極め続けている。後に北の水の国での騒動の末に正式な水の技を伝授されている。幼いころに母親カヤを亡くしており、責任感の強いしっかり者。一行のまとめ役でもあり悪巧みの類も基本的にしないが、サカに負けず劣らず感情的で頑固な面があり仲間や周囲と衝突することも少なくない。しかし、様々なことを経験する中で徐々に落ち着きを見せるようになる。アンのことは弟のように思っているが旅の過程で気持ちは少しずつ変化してゆく。 パイロット版ではカヤ(英語: Kya)という名前だった。 サカ (英語: Sokka) 声 - ジャック・ディセナ/粟野志門 カタラの兄で16歳。水の民の戦士の卵だが、皮肉屋かつお調子者で自分が一番正しいと信じている典型的ティーンエイジャーの性格を持つ。 自身の父親にあこがれており、自分達の部族をほぼ壊滅させた火の国に復讐心を持つ。少々乱暴で感情的な面があるが水の国に対する誇りと忠誠心は強い。科学的でないことはあまり信用しておらず、占いはもちろん、水の技ですら「手品」呼ばわりしていた。当然、水の技は使えずベンダーでもないが、いざとなれば愛用のブーメランで応戦し、天才的なひらめきと機転によって一行の危機を度々救う。どんな時でも冗談とギャグを忘れないムードメーカーでもあるが、アンやカタラにトフ、挙句の果てには敵やズーコからも厳しいツッコミを入れられることも多い。 トフ・ベイフォン (英語: Toph Beifong) 声 - ジェシー・フラワー/坂本梓馬(土の巻まで)→柴紅音 土の王国に住む裕福な貴族ベイフォン家の一人娘。12歳。土のベンダー。生まれつき盲目だが、地面を伝わる振動を感知できるため、地面と接触している時のみほぼ「見る」ことができる。 土の技の腕は優れており、両親には内緒で土の国の地下闘技場で開かれる危険なトーナメントで連続勝利するほど。心配症で過保護な両親との不自由な暮らしに飽き飽きし、後にアンに地の技を授けるためにアン一行に加わることを決意。実家や社交的な場では貴族的な振る舞いになるが、普段は雑で態度がデカく人使いも少々荒い。アンやサカのいたずらに加担することもある。
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