アルパアルネア4からアルパ11si用レンズとは? わかりやすく解説

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アルパアルネア4からアルパ11si用レンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 14:58 UTC 版)

アルパ (カメラ)」の記事における「アルパアルネア4からアルパ11si用レンズ」の解説

レンズマウントアルパ4以降アルパ11siまで共通であり、一般にアルパマウントと言えばこれを指す。アタッチメントレンズを板バネで挟む独特のもので、大きさ外径42 mm内径38 mmのA, 外径52 mm内径48 mmのB, 外径67 mm内径58 mmのDの3タイプがある。望遠レンズ汎用ヘリコイド「EXTENSAN」を使用する製品が多い。 タイプR6124 mm F3.5(1958年発売) - アンジェニュー製。自動絞り絞り操作レンズ上面にある小ダイヤルで行う独特の方式。8群8最短撮影距離0.4 m. アタッチメント専用D. タイプR1128 mm F3.5(1955年発売) - アンジェニュー製。初期型プリセット絞りであり、鏡胴廻りにある一般的な方式。6群6最短撮影距離0.5 m. アタッチメントはφ58 mmねじ込みタイプR1128 mm F3.5(1958年発売) - アンジェニュー製。自動絞り化された。絞り操作レンズ上面にある小ダイヤルで行う独特の方式。6群6アタッチメント専用D. クルタゴン (Curtagon) 35 mm F2.8(1958年発売) - シュナイダー・クロイツナッハ製。5群6最短撮影距離0.35 m.アタッチメント専用B. アルパゴン (Alpagon) 35 mm F3.5 - シャハト (Schacht) 製。中身エクサクタマウント用等のトラベゴンと同じ。3群6最短撮影距離0.7 m. アタッチメント専用B. アロス (Alos) 35 mm F3.5 - 0.5 mでピント固定されている。アルパ11aポストアルパに装着されていたが固定装着でなくアルパマウント。 アルフィナー (Alfinar) 38 mm F3.5 - オールドデルフト製。テッサー型3群4最短撮影距離0.6 m. アタッチメント専用A. 手動絞りPAクルタゴン (PA Curtagon) 35 mm F4(1967年発売) - シュナイダー・クロイツナッハ製。最大7 mmシフト可能。最短撮影距離0.35 m. アタッチメントはφ49 mmねじ込み。 マクロキラー (Makro-Kilar) 4 cm F2.8 - キルフィット製。F3.5から明るくモデルチェンジされた。3群4。マクロキラーEはシングルヘリコイドで最短撮影距離0.2 m, 1/2倍。マクロキラーDはダブルヘリコイドで最短撮影距離0.17 m, 等倍最終期にはメーカーズーマー (Zoomar) に名称変更ブランドもマクロズーマター (Makro Zoomatar) になっている。 マクロキラー (Makro-Kilar) 4 cm F3.5(1950年発売) - キルフィット製。マクロキラーEはシングルヘリコイドで最短撮影距離0.2 m, 1/2倍。マクロキラーDはダブルヘリコイドで最短撮影距離0.17 m, 等倍。 スイター (Switar) 50 mm F1.8(1951年発売) - ケルン・アーラウ (Kern Arau) 製。手動絞り絞り羽根15。5群7アポクロマート最短撮影距離0.535 m, アタッチメント専用A. オートスイター (Auto-Switar) 50 mm F1.8(1955年発売) - ケルン・アーラウ製。スイター50 mm F1.8が外部連動自動絞り化され絞り羽根は9になった。5群7アポクロマート最短撮影距離0.535 m. アタッチメント専用A. マクロスイター (Macro-Switar) 50 mm F1.8(1958年発売) - ケルン・アーラウ製。近接撮影対応したほか、自動絞り解除装置がついてセルフタイマー撮影対応した。5群7アポクロマート最短撮影距離0.285 m. アタッチメント専用B. 独特の被写界深度表示機構を持つ。非常に優秀なレンズ一つとしてアルパ名声高めたが、M42マウント81本生産されたマクロスイターC50 mm F1.9を除けばこのマウントでしか製造されなかった。ゆえにこのレンズ使いたい者はアルパカメラを使用するか、キヤノンFDマウント機などを改造することになる。 マクロスイター50 mm F1.9(1968年発売) - ケルン・アーラウ製。F値0.1暗いレンズ新設計で発売された。5群8アポクロマート最短撮影距離0.285 m. アタッチメント専用B. 自動絞り解除装置持たない個体少数あり、これは本来サージカル81用である。 アルパ・クセノン (Alpa-Xenon) 50 mm F1.9 - シュナイダー・クロイツナッハ製。初期製品手動絞りだったが後に外部連動自動絞りとなり、その後ブラック仕上げになっている。 アルフィノン (Alfinon) 50 mm F2.8 - オールドデルフト製。当初沈胴式手動絞りだったが後に固定鏡胴回転ヘリコイドプリセット絞りさらには固定鏡胴直進ヘリコイドプリセット絞り仕様変更されている。テッサー型3群4最短撮影距離0.9 m. アタッチメント専用A. アロラー (Alorar) 50 mm F3.5(1953年発売) - オールドデルフト引き継いだスペクトロス製。沈胴仕様。3群4最短撮影距離0.9 m. アタッチメント専用A. アルセター (Alsetar) 75 mm F3.5 - アンジェニュー製。本来EXTENSAL仕様であったアダプターを介してEXTENSANに使用された。3群3枚。 アルパ・クセナー (Alpa-Xenar) 75 mm F3.8 - シュナイダー・クロイツナッハ製。EXTENSAN仕様。 アルパ・クセノン (Alpa-Xenon) 80 mm F2 - シュナイダー・クロイツナッハ製。EXTENSAN仕様ではない。 アルフィター (Alfitar) 90 mm F2.5 - アンジェニュー製。エクサクタマウントではタイプY12. ライカマウントタイプY1スペック同等だ構成は違う。絞り操作レンズ上面にある小ダイヤルで行う独特の方式。 アルポーター (Alporter) 90 mm F2.5 - アンジェニュー製。本来EXTENSAL仕様であったアダプターを介してEXTENSANに使用された。4群4アタッチメントはφ43 mmねじ込み手動絞り。 マクロキラー (Makro-Kilar) 90 mm F2.8(1957年発売) - キルフィット製。3群4。ダブルヘリコイドを備え1.7倍まで接写できる。 マクロキラー90 mm F2.8(1961年発売) - キルフィット製。3群4。トリプルヘリコイドを備え2倍まで接写できる。またヘッド部分ヘリコイド接続しているマウントがφ39 mmねじ込みとなりレンズヘッドをライカのヴィゾフレックスに使用できるようになっているキラー (Kilar) 90 mm F2.8(1957年発売) - キルフィット製。最短撮影距離1.5 m. アタッチメント専用A. プリセット絞り。 アルテラー (Altelar) 90 mm F2.8(1957年発売) - シャハト製。EXTENSAN仕様。3群4最短撮影距離0.6 m. アタッチメント専用B. アルパ・テレクセナー (Alpa-Tele-Xenar) 90 mm F3.5 - シュナイダー・クロイツナッハ製。EXTENSAN仕様。 アポクロマートアルパ (Apochromat Alpa) 100 mm F2(1956年発売) - キノプティック (Kinoptik) 製。プリセット絞り。EXTENSAN仕様。4群6最短撮影距離0.775 m. アタッチメント専用D. アポクロマートアルパ100 mm F2(1960年発売) - キノプティック製。自動絞りになった。EXTENSAN仕様ではない。4群6最短撮影距離0.85 m. アタッチメント専用D. テレクセナー (Tele-Xenar) 135 mm F3.5 - シュナイダー・クロイツナッハ製。 アロガー (Alogar) 135 mm F3.5 - アンジェニュー製。本来EXTENSAL仕様であったアダプターを介してEXTENSANに使用された。4群4アタッチメントはφ43 mmねじ込み。 アルグラー (Algular) 135 mm F3.2 - オールドデルフト製。EXTENSAN仕様当初は普通絞り、後にプリセット絞りとなった。3群5最短撮影距離1.23 m. アタッチメント専用B. ノボフレックスクセナー (Novoflex Xenar) 135 mm F4.5 - シュナイダー・クロイツナッハクセナーノボフレックスアルパ用に仕立てたもの。レンズ上部レバーを握ると無限遠側に、離す近接側にフォーカシングされる。遠近両側調整できるストッパーがあり、特定の2点撮影する時には前もって調整しておくと迅速に撮影できる。3群4最短撮影距離2 m. アタッチメントはφ49 mmねじ込み。 アポクロマートアルパ (Apochromat Alpa) 150 mm F2.8(1961年発売) - キノプティック製。自動絞り。EXTENSAN仕様ではない。4群6最短撮影距離1.5 m. アタッチメント専用D. アレファー (Alefar) 180 mm F4.5 - オールドデルフト製。EXTENSAN仕様当初は普通絞り、後にプリセット絞りとなった。3群4最短撮影距離2.05 m. アタッチメント専用B. アリター (Alitar) 180 mm F4.5(1958年発売) - アンジェニュー製。自動絞り絞り操作レンズ上面にある小ダイヤルで行う独特の方式。4群5最短撮影距離2.5 m. アタッチメント専用B. テレキラー (Tele-Kilar) 300 mm F5.6(1957年発売) - キルフィット製。2群4。 パンテレキラー (Pan-Tele-Kilar) 300 mm F4(1958年発売) - キルフィット製。2群4最短撮影距離1.8 m. テレクセナー (Tele-Xenar) 360 mm F5.5 - シュナイダー・クロイツナッハ製。 スポーツフェルンキラー (Sport-Fern-Kilar) 400 mm F4(1960年発売) - キルフィット製。 スポーツフェルンキラー (Sport-Fern-Kilar) 600 mm F5.6(1961年発売) - キルフィット製。最短撮影距離10 m. バリオゴン (Variogon) 45-100 mm F2.8(1967年発売) - シュナイダー・クロイツナッハ製。レリーズのついた専用ピストルグリップ自動絞りとなる。1114構成。 テレバリオゴン (Tele-Variogon) 80-240 mm F4(1968年発売) - シュナイダー・クロイツナッハ製。レリーズのついた専用ピストルグリップ自動絞りとなる。9群14構成アタッチメントはφ82 mmねじ込み。 テレズーム (Tele-Zoom) 85-250 mm F4(1963年発売) - エンナ (Enna) 製。12構成アタッチメントはφ74 mmねじ込み

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