アルパアルネア/アルパレフレックスボディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 14:58 UTC 版)
「アルパ (カメラ)」の記事における「アルパアルネア/アルパレフレックスボディ」の解説
アルパはもともとジャック・ボゴポルスキー設計であるが、ここからはピニョン独自のカメラである。アルミダイキャストを採用しレンズマウントを変更するなど完全に新設計となった。当初アルパアルネア銘だったが1956年にアルパレフレックスに名称変更された。シャッターボタンは正面にあり自動絞りは外部連動式。レンズについたシャッターボタンを押すと絞り込まれてボディ−のシャッターボタンも押される。 アルパアルネア4(Alpa Alnea mod. 4, 1952年発売)/アルパレフレックス4(Alpa Reflex mod. 4, 1956年改名) - ウェストレベルファインダー及び透視ファインダーのみ装備し連動距離計を持たない。生産台数352台。少数24×18 mm(ハーフ)判版が製造された。 アルパアルネア5(Alpa Alnea mod. 5, 1952年発売)/アルパレフレックス5(Alpa Reflex mod. 5, 1956年改名) - 45度プリズムファインダー及び透視ファインダーのみ装備し連動距離計を持たない。1956年までに2201台が生産された。 アルパアルネア7(Alpa Alnea mod. 7, 1952年発売)/アルパレフレックス7(Alpa Reflex mod. 7, 1956年改名) - アルパアルネア5aに連動距離計を装備し50 mm, 90 mm, 135 mmのファインダー倍率切り替え装置を装備した上級モデル。 アルパアルネア5a(Alpa Alnea mod. 5a, 1955年発売) - アルパアルネア5にセルフタイマーを装備したモデル。 アルパアルネア6(Alpa Alnea mod. 6, 1956年発売)/アルパレフレックス6(Alpa Reflex mod. 6, 1956年改名) - アルパアルネア5aにスプリットイメージを装備した。発売直後アルパレフレックスに名称変更されたためアルネア銘の個体は少ない。 アルパレフレックス7S(1957年発売)/アルパレフレックス8 - アルパアルネア7にアルパアルネア6のスプリットイメージを装備した最上級モデル。発売直後名称がアルパレフレックス8に変更された。しばらくしてX接点がDIN規格になった。
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