アストロ基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 14:18 UTC 版)
「ブロッカー軍団IVマシーンブラスター」の記事における「アストロ基地」の解説
飛鳥天平(あすか てんぺい) 声 - 安原義人 本作の主人公。天涯孤独の身の上で親の愛情を知らずに育ち、不良少年として少年院に収監されていたところを、由利博士によって拉致同然の手段でフリーダム4、ボスパルダーのパイロットにさせられる。当初は反発ばかりしてモグールとの戦いにも積極的ではなかったが、第2話で親と慕っていた少年院の舎監である通称・鬼監(おにかん)をモグールに殺されたことを機にモグール軍団との戦いを決意する。表面上は刺々しい物言いをして無愛想に振舞ってはいるが、本当は心の優しい人物。実は300年前、モグールを脱走して地球人の側についた科学者ノストラーの子孫であるため、ブロッカー軍団中、群を抜いたエレパス能力を持つ。当初は自身の出生の秘密を知らなかった。モグール人の血を継いでいるため、強い陽射しには弱い。 石田厳介(いしだ げんすけ) 声 - 玄田哲章 ブロッカー軍団のリーダーでフリーダム1、ロボクレスのパイロット。北条ユカの父・北条博士の助手だったが、北条博士夫妻がモグールの手によって殺害された時、ユカを連れて逃げ延びた。頑健な肉体と優れた頭脳を併せ持つが、その反面生真面目すぎて融通が利かず、人情の機微に疎い面がある。ひねくれ者である天平の言葉の裏が読めず、額面通りに受け取って激怒したり、命令に従わず勝手な行動をとる天平を叱責し、かえって反発を招くことが多い。口癖は「貴様ー!」「命令だ!」。実は父親も科学者で、マシーンブラスター強化理論"科学式メソッドXO-1"を確立していた。それを人知れず受け継いでいた母親を第12話で失う事となる。 ビリー剣城(ビリーけんじょう) 声 - 津嘉山正種 ドライブ中を拉致されてフリーダム2、ブルシーザーのパイロットにさせられた金髪青眼の青年。13年前にバレリー島沖で父親が消息不明になっている。天平のあしらいが不得意な厳介と異なり、理を説き、情に訴えて天平を戦地に導くなど筋の通った知性の持ち主。元々カーレーサーで、作中で一度レースに出場した事もあった。 早見仁太(はやみ じんた) 声 - つかせのりこ 天平と同じく、少年院で拉致されてフリーダム3、サンダイオーのパイロットにされた。天平のことを「兄ぃ」と呼んで慕っている。普段は渡世人の真似事をして着物にサラシを巻き、褌を着用している。生き別れの母親がおり、一日違いで会うことができなかった。関西出身で常に関西弁で喋る。 北条ユカ(ほうじょう ユカ) 声 - 麻上洋子 故・北条博士の娘。宇宙考古学者であり、モグール人の存在と侵略を予想して彼らと戦うロボット製造の資料を由利博士に託した父を、母と共にモグール人の襲撃によって殺されたため、モグール帝国に対して深い憎悪を抱いている。この時、ユカ自身は石田に助けられて難を逃れた。天平がモグール人の子孫であると知ると、モグール人にとって致命的な武器であるサンレス銃で天平を撃ってしまう。後にこの行為を後悔して、天平の良き理解者になろうとする。 由利元来(ゆり げんらい) 声 - 加藤精三 ブロッカー軍団を作り上げた科学者。冷静沈着でかつ豪胆な人物。ユカの父である北条博士とは親友同士であり、彼からモグール帝国に対抗できるロボット・マシーンブラスターに関わる資料を託されていた。ブロッカー軍団の基地であるアストロ母艦の総責任者でもあり、対モグール戦略の最高司令官でもある。アストロ基地が破壊された際、瓦礫の下敷きになって下半身不随となる。その後は電動車椅子に乗って登場する。 名前の由来はユリ・ゲラー。 ピコット 声 - 小宮和枝 ブロッカー基地のマスコットロボット。自称「天平のお目付け役」。口癖は「〜だコット」。 アンドリュー・ノートン 声 - 富山敬 第35話に登場するオーストラリア空軍出身の元ボスパルダーのテストパイロット。エレパス能力が必要値の半分程度しか無いことが判明し、 由利博士からパイロットの交代を宣告されて姿を消すが、モグールの陰謀で由利博士を家族の敵と思い込み、モグール軍団に寝返る。用済みとなって殺されかかったところを救われ、天平に代わってボスパルダーに乗り込むが、自身のエレパス能力不足を思い知ることになり、戦いの場を去る。
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