【練習機】(れんしゅうき)
Trainer.
- パイロットを養成するための航空機。
大抵は飛行性能に優れ、操作に対して素直に反応するようにできている。
軍用機では、単発のレシプロ・ターボプロップ機(訓練プログラムの初期に用いられる)、戦闘機・攻撃機(マルチロールファイター)と同様の機体を持つジェット機と、民間で使われているビジネス機に所要の改造を施したものがあり、習熟度や搭乗予定の機体に合わせて使い分けられている。
また、パイロットの養成だけではなく、基地間の連絡、演習・訓練の支援(監視・空中標的の曳航・標的機の遠隔操作など)、飛行資格を持つ上級部隊指揮官(主として佐官級の将校)の操縦技量維持、アクロバットチームによる展示飛行(曲技機)等の支援任務にも使われている。
- 飛行搭乗員を養成するための航空機。
例としては早期警戒管制機・哨戒機などの機内で機材を操作する人員に、操作法を教育・操作に慣熟させる為の機材を搭載した大型機などが挙げられる。
主な機体
第二次世界大戦終戦まで
第二次世界大戦後
- アメリカ
- カナダ
- CL-41「チューター」
- CT-142
- 日本
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- スイス
- ピラタス PC-7「ターボトレイナー」
- ピラタス PC-9
- ピラタス PC-21
- イタリア
- スウェーデン
- スペイン
- ユーゴスラヴィア
- チェコスロヴァキア/チェコ
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