な・ぐ【×凪ぐ/▽和ぐ】
読み方:なぐ
[動ガ五(四)]
1 (凪ぐ)風がやんで波が静かになる。風波がおさまる。「—・いだ海」
[動ガ上二]
1 1に同じ。
「海つ路の—・ぎなむ時も渡らなむかく立つ波に舟出すべしや」〈万・一七八一〉
「雲もなく—・ぎたる朝の我なれやいとはれてのみ世をば経ぬらむ」〈古今・恋五〉
3 2に同じ。
「天離る鄙(ひな)とも著(しる)くここだくも繁き恋かも—・ぐる日もなく」〈万・四〇一九〉
[補説] 「凪」は国字。
な・ぐ【投ぐ】
な・ぐ【×薙ぐ】
投ぐ
なぐ
出典:『Wiktionary』 (2021/09/20 12:38 UTC 版)
動詞:凪
なぐ【凪ぐ】
活用
発音(?)
東京式アクセント
- な↘ぐ
京阪式アクセント
- な↗ぐ
関連語
- なぎ(凪)
動詞:薙
なぐ【薙ぐ】
活用
発音
東京式アクセント
- な↘ぐ
京阪式アクセント
- な↗ぐ
動詞:凪
ガ行上二段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
な | ぎ | ぎ | ぐ | ぐる | ぐれ | ぎよ |
諸言語への影響
- ながる
- なごし
動詞:薙
なぐ【薙ぐ】
ガ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
な | が | ぎ | ぐ | ぐ | げ | げ |
動詞:投
なぐ【投ぐ】
ガ行下二段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
な | げ | げ | ぐ | ぐる | ぐれ | げよ |
発音(連体形)
平安時代
- なぐ↗る
南北朝時代
- な↘ぐ↗る
室町時代以降
- な↘ぐる
諸言語への影響
凪
「なぐ」の例文・使い方・用例・文例
- だれかが後ろから私の頭をなぐった
- 私は彼をなぐって気絶させた
- 電気をつなぐ
- 2枚の板を接着剤を使ってつなぐ
- そのボクサーは対戦相手をなぐり倒した
- 器具をつなぐ
- はらみ綱を船首につなぐ
- トラックとの横なぐり
- ガードレールを横なぐりする
- 客席と舞台をつなぐ視線は、劇場設計において重要な要素と考えられている。
- 彼女は彼を朝までなぐさめた。
- 彼女は自分に電話をつなぐようお願いした。
- こころをつなぐ
- バトンをつなぐ
- 心をつなぐ
- 警棒で空をなぐりつけ、よろめいて体勢をたてなおしたガードマンは、自分に向かって突進してくる金網づくりのクズカゴを見た。
- 悲しいとき、君は僕をなぐさめてくれた。
- 彼女はホテルのフロント係の人にその番号につなぐように頼んだ。
- 彼をなぐったことで君を責めはしない。
- 彼は怒って彼女をなぐった。
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