つかみ

デジタル大辞泉

つかみ【^×掴み／^×攫み】

読み方：つかみ

１ つかむこと。手で握ること。多く他の語と複合して用いる。「ひと—」「わし—」

２ 相手の気持ちを引きつけること。また、その事柄。お笑い芸人が観客を引きつけるために最初に放つ独創のギャグ。また、講演や説明会の最初に聴衆の関心興味を高めるために話す事柄。「—のうまい芸人」

３ 囲碁で互先(たがいせん)のとき、先手を決める方法。一方が碁石を任意の数だけ握り、他方がその数の奇数か偶数かを当てたら先手となり、違えば後手となる。にぎり。

４ 花札で、出来役の札を手札の中にそろえて持つこと。

５ 破風(はふ)板の合う部分を固める板。蟻板(ありいた)。

６ 欲の深いこと。また、その人。欲ばり。

「残りの臣下は欲づらの—の達者」〈浄・今国性爺〉

７ 草履取り。

「召し連れたる—が言ふやう」〈咄・軽口大矢数〉

日本語活用形辞書

掴み、攫み

読み方：つかみ

マ行五段活用の動詞「掴む」「攫む」の連用形である「掴み」「攫み」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

掴む  » 「掴む」の意味を調べる
攫む  » 「攫む」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Juggling用語事典

つかみ

読み方：つかみ

大道芸をするとき、客の興味を引くために最初にもってくるネタのこと。客が思わず足を止めてしまうような印象的な芸が多い。

隠語大辞典

掴

読み方：つかみ

1. かつぱらい。或は空巣狙ひ。或は鋏。釘抜等を云ふ。
2. ①「かっぱらい」のこと。②空巣狙い。③釘抜、鋏。

掴

読み方：つかみ

1. 本類「かつぱらひ」（※「かっぱらい」）同意。〔第三類　犯罪行為〕
2. かっぱらい。〔掏摸〕

分類 掏摸

掴

読み方：つかみ

1. 鋏、釘抜ノ類。〔第六類　器具食物〕

掴

読み方：つかみ

1. 花合せにて、場役の札を残らず手に持ちゐることを云ふ。
2. 出来役の札をそつくり持つてゐる事。

分類 東京

掴

読み方：つかみ

1. 共同便所の中を掻き探して金品を拾ひ取ることをいふ。
2. 〔隠〕共同便所の中を掻ぎ探して金品を拾ひとること。
3. 共同便所等の中を掻廻し金品を探して拾ふことを云ふ。
4. 共同便所の中を掻き探して金品を拾うこと。

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

ウィキペディア小見出し辞書

つかみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/06 23:19 UTC 版)

「がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻」の記事における「つかみ」の解説

相手をつかむ。相手が気絶しているときやガードしているときに有効。

Weblio日本語例文用例辞書

「つかみ」の例文・使い方・用例・文例

• つかみ取り競争
• エスカレータの手すりをしっかりつかみなさい
• 3つかみ分の豆
• ロープをつかみなさい
• ポーターは私のスーツケースをつかみ先導した
• つかみ金は重い物体を持ち上げるのに用いられる。
• ニシギンボ属の魚のようにうろこのない魚はつかみにくい。
• 彼女はかわいいキルトの鍋つかみをくれた。
• 株価が上がっていたので、深く考えず株を買ったが、高値つかみしてしまった。
• みんなで勝利をつかみとれ。
• 私たちはいつかみんなで飲みに行きましょう。
• あなたはあなたの手で夢をつかみなさい。
• 彼女は新しいオフィスの感じをつかみ始めていた。
• 彼は一本のロープをつかみ助かった。
• 少年ははしごをつかみ、登りはじめた。
• 手を離さないでしっかりつかみなさい。
• 指輪をいくつかみせてくださいませんか。
• 今すぐ大金をつかみたい亡者がうようよしている。
• ロープをつかみなさい。
• ロープをつかみなさい、引っ張り上げてあげるから。