つか・む【×掴む/×攫む】
読み方:つかむ
[動マ五(四)]
1 手でしっかりと握り持つ。強くとらえて離すまいとする。「腕を—・む」「まわしを—・む」
2 自分のものとする。手に入れる。「思いがけない大金を—・む」「幸運を—・む」
3 人の気持ちなどを自分に引きつけて離さないようにする。「大衆の心を—・む」「固定客を—・む」
4 物事の要点などを確実にとらえる。「事件解決の糸口を—・む」「こつを—・む」
[可能] つかめる
[用法] つかむ・にぎる——「私はそこにあった棒をつかむと、ぎゅっと握った」では「つかむ」と「握る」を置き換えることはできない。「つかむ」はその物を手で捕らえる動作が主であり、「握る」は手の中に入れたまま締め付けるようにして離さずにいる持続的な動きである。◇「情報をつかむ」「大金をつかむ」は、それを手に入れること。「情報を握っている」「大金を握る」は、それを持ち続ける状態を言う。◇「拳(こぶし)を握る」とはいうが「つかむ」とは普通はいわない。もしいうならば、自分の拳を他方の手で取るか、または他者の拳を取ることである。
掴む
摑む
「掴む」の例文・使い方・用例・文例
- 全体図を掴む
- 彼女を見つけることは、雲を掴む様な事です。
- あなたほど私の心を掴むものはない。
- 私の心を掴むものは他にはない。
- 私はあなたが大きな成功を掴むことを楽しみにしています。
- あなたはそれを片手でしっかりと掴むことができる。
- 私は必ず夢を掴む。
- あなたはそのチャンスを掴むことができる。
- その特性を正確に掴む。
- こつを掴む
- 私は夢を掴む。
- 溺れる者は藁をも掴む。
- 人の襟を掴む(胸倉を取る)
- 選んで糠を掴む
- 特に物を包むことで掴むように適応された
- 掴む、または付着する
- しっかりきつく掴む
- その人の手または掴むことで持つ、あるいは固定する
- 突然得る、または掴む
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