株式銘柄の分類一覧 |
株式市場に上場している銘柄は、さまざまなタイプや条件に分類されます。上場している銘柄を分類することにより、そのグループの値動きの特徴をつかんだりすることができます。
例えば、条件で分類する場合、時価総額や株式の流動性などによって、大型株、中型株、小型株に分けることができます。また、業種のタイプによって電機株、化学株、銀行株などに分けることができます。
ここでは、上記以外の株式のタイプを一覧にして紹介します。
例えば、条件で分類する場合、時価総額や株式の流動性などによって、大型株、中型株、小型株に分けることができます。また、業種のタイプによって電機株、化学株、銀行株などに分けることができます。
ここでは、上記以外の株式のタイプを一覧にして紹介します。
- 値がさ株(値嵩株)
- 値がさ株は、1株あたりの株価が比較的高い銘柄のことです。値がさ株の基準はなく、その時の相場の水準により変わります。2012年6月現在、1株あたりの株価が3,000円以上の銘柄を値がさ株ということが多いようです。
- 優良株
- 優良株は、財務内容がよく、収益力や成長力の高い銘柄のことです。優良株は、世界的にも知られている企業に多いようです。
- 人気株
- 人気株は、市場に人気のある銘柄のことです。ちょっとした材料にも敏感に反応して相場のけん引になることもあります。人気株の条件としては、業績がよいこと、出来高が多いことなどが挙げられます。
- 採算株
- 採算株は、株式を保有していれば採算のとれる銘柄のことです。採算株は、配当の高い利回りのよい銘柄や、株価収益率の高い銘柄などが挙げられます。
- 先駆株
- 先駆株とは、相場をリードする銘柄のことです。大型株で、日経225の採用銘柄などが先駆株と呼ばれています。
- 成長株
- 成長株は、企業の成長の見込める銘柄のことです。成長株とされる企業は、R&Dレシオが比較的低いことが多いようです。
- 品薄株
- 品薄株は、浮動株の少ない銘柄のことです。浮動株が少ないため、まとまった注文が入ると大きく値動きするのが特徴です。品薄株は主に小型株に多いようです。
- ボロ株
- ボロ株は、投資家の興味の低い銘柄のことです。ボロ株は、上場廃止の予定されている銘柄や仕手戦の終了した銘柄などが挙げられます。
- 材料株
- 材料株は、業績がよく増益修正や株式分割などをよく行う銘柄のことです。また、新しい技術や商品の開発に積極的な銘柄も材料株といいます。
- 仕手株
- 仕手株は、浮動株の少ない品薄株で、仕手筋(投機筋)の介入しやすい銘柄のことです。仕手株の特徴は、株価が急騰したり急落したりすることが多いことが挙げられます。
(2012年06月14日更新)