出来役
出来役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 09:51 UTC 版)
「ゴーストップ (花札)」の記事における「出来役」の解説
出来役は「こいこい」のものによく似ているが、猪鹿蝶がなく、かわりに五鳥・草短がある。 役名(日本語)役名(朝鮮語)説明点数組み合わせ五光 오광(五光) 光札5枚 15点 四光 사광(四光) 光札4枚(柳を含んでもよい) 4点 (1例) 三光 삼광(三光) 光札のうち柳に小野道風を除く3枚 3点 (1例) 雨三光 비삼광(비三光) 光札のうち柳に小野道風を含む3枚 2点 (1例) 五鳥 고도리 梅に鶯・藤に時鳥・芒に雁の3枚 5点 赤短 홍단(紅短) 松・梅・桜の短冊3枚 3点 青短 청단(靑短) 牡丹・菊・紅葉の短冊3枚 3点 草短 초단(草短) 藤・菖蒲・萩の短冊3枚 3点 たね 열끗 種9枚のうち任意の5枚 1点 (1例) たん 띠 短冊10枚のうち任意の5枚 1点 (1例) かす 피 任意のカス10枚 1点 (1例) 上の表の「かす」の例では「菊に盃」をカス2枚相当として使用している。 「たね・たん・かす」の3役は、1枚増えるごとに1点増しとなる。 表に示した役と点数はもっとも代表的なものだが、四光と雨四光の点数を分けるなど、異なるルールが採用されることもある
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出来役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 09:37 UTC 版)
出来役はすべて札3枚からなり、一律50点である。日本の花合わせと同じものもあるが、独特なものが多い。役に決まった名前がないので、説明のためにここでは番号をつけてある。 番号説明組み合わせ1 桜に幕・芒に月・菊に盃の3枚 2 萩に猪・紅葉に鹿・芒に雁の3枚 3 松に鶴・梅に鶯・桜に幕の3枚 4 松・梅・桜の短冊3枚 5 牡丹に蝶・菊に盃・紅葉に鹿の3枚 6 牡丹・菊・紅葉の短冊3枚 7 藤に時鳥・菖蒲に八橋・萩に猪の3枚 8 藤・菖蒲・萩の短冊3枚 1・3・4・6・8 は日本の通常の花合わせにもある役である。また、日本でも地方によっては 2 に相当する「猪鹿雁(または猪鹿鳥・野荒らし)」、5 に相当する「菊鹿蝶」がある。 役のうち、3と4、5と6、7と8はそれぞれ同じ月の札の組み合わせになっている。
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出来役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 06:55 UTC 版)
名称貫数説明五光(ごこう) 12貫or15貫 20点札を5枚すべて集める。 四光(しこう) 10貫or12貫 「柳に小野道風」を除いた20点札4枚をすべて集める。 赤短(あかたん) 7貫or10貫 松、梅、桜の短札をそろえる。 青短(あおたん) 7貫or10貫 牡丹、菊、紅葉の短冊をそろえる。 七短(ななたん、しちたん)*1 10貫 短冊札(柳の短冊は含まない場合が普通)を7枚集める。 素十六(すじろく、すじゅうろく) 12貫*2 1点札(雨札全種含む)を16枚取った場合(得点札は何枚あってもよい)。 総八(そうはち)*1 親に10貫 全員が基準の88点で終わる。 二た八(ふたはち)*1 10貫*2 得点が基準の88点を引いてまだ80点以上ある時。 素一(すいち)*1 10貫 取った札の中にカス札(雨札全種含む)が1枚のみある場合。 素無(すなし)*1 10貫 取った札の中にカス札がない場合、この役では雨札は5点以上は得点札扱いとする。 *1…地方によっては用いない(主に素一・素無は大阪地方、総八・二た八は東京地方で用いられる役) *2…加算がある。素十六は1枚増えるごとに1貫増し、二た八は169点以後は1点増えるごとに最後に1貫づつ増し。 五光~七短までの5種類は成立すると「下げる(後述)」をしない限り、この月はその人の勝ちと決まり他の人は手役以外無効となる。 素十六~二た八までの3種類は成立すると「吹き消し」といって、それまであった手役の金額も取り消しになる。手役が取り消しになることにより、飛び込み、抜けもなくなりこの出来役代だけ払う。ただしみずてんは有効とするばあいもある。
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出来役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 06:04 UTC 版)
出来役の点数は地方により異なる。大三と小三の点数は、ここに書いてあるのとは逆になっていることが多い。 役名説明点数組み合わせ四光 松に鶴・桜に幕・芒に月・桐に鳳凰の4枚 600点 七短 短冊10枚(柳を含む)のうち任意の7枚 600点 (1例) 猪鹿蝶 萩に猪・紅葉に鹿・牡丹に蝶の3枚 300点 松桐坊主 松に鶴・芒に月・桐に鳳凰の3枚 150点 鉄砲 桜に幕・芒に月・菊に盃の3枚 300点 花見て一杯 桜に幕・菊に盃の2枚 100点 月見て一杯 芒に月・菊に盃の2枚 100点 大三(おおざん) 松に鶴・梅に鶯・桜に幕の3枚 150点 小三(こざん) 松・梅・桜の短冊3枚 100点 青短 牡丹・菊・紅葉の短冊3枚 100点 草短 藤・菖蒲・萩の短冊3枚 100点 シマ 松、梅、桜、藤、薄、紅葉、桐の同種札4枚 50点 (1例) 雨シマ(ゾロ) 柳4枚 200点 このうち四光と七短(場合によって総ガス)は無条件で勝者となる。この2役をイチコロまたはバッサリと呼ぶ場合もある。 四光は、四光になるもの以外の光札を(五光以上)取った場合は四光にならない、七短は、短冊札を(7枚丁度ではなく)8枚以上取った場合は七短にならない というルールを採用することもある。 月見・花見・鉄砲は、それを取ったものの札に柳が含まれていると「雨流れ」といって無効になる、というルールを採用することもある。そのとき松に鶴があると復活する、とすることもある。 シマになるものを取った場合は、同種札4枚の内の1枚のカス札を光札と同等の扱い(点数)にする。 終了まで30点以下に押さえると、「フケる(流し)」と言って、勝負を流し、もう一回仕切りなおしできる。ただし、雨と桐は点数に入らない。また、相手が四光を作った時に限り、流すことは出来ない。 手札を配られた時点で、以下の手役ができていたときは、それをさらしてからプレーする地域もある。 同種札三枚(200点) すべてカス(総ガス、400点)
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