だち【断ち】
だち【立ち】
読み方:だち
1 名詞の下に付いて、そのつくりのさまを表す。「顔—」「目鼻—」
2 車などに付ける牛馬の数や船の櫓(ろ)の数などの下に付けて、その数で成り立っていることを表す。だて。「四頭—の車」「八挺—の船」
だち【▽達】
だち
方言 | 意味 |
だち | ものごとのけじめがつかぬ。「らちがあかぬ」というが,その「らち」のなまり。 |
だち
だち
だち
だち
たち
達
- 犯罪共犯者-朋友(トモダチ)ノ略語。〔第二類 人物風俗〕
- スリ仲間で相棒のことをダチと云つて、被害者がスリと争論中に通りがかりの刑事の如く見せかけてうまうまと共謀して仕事をする輩のこと。
- 掏摸の共犯者のことをいふ。友達の友を除いて、達即ち「だち」といつたのであらう。〔犯罪語〕
- ダチは仲間のことで、友達のトモをとつたものです。矢張りテキヤの隠語ですが、これは厳格な意味に於て、新派役者の発見したものらしい。
- 同志、仲間。
- 朋友。
- 〔的・ス〕友達の略語。仲間、同志、相棒のこと。商売又は仕事をする場合の相棒を総称して云ふ言葉。「サクラ」「トバヲヒ」など「達」の一種で、彼等はダチを使つて仕事をすると云ふ。
- 仲間。相棒。共犯者のことで、掏り取つた仲間の手から其の贓品を受取つて犯行を隠蔽する役目の者、「吸取」「トバヲい」「ヌキ」とも云ふ。
- 仲間。〔犯〕〔テ〕
- 掏摸の共犯者のことをいふ。友達の友を除いて、達即「だち」といつたのであらう。
- 友達。
- 〔隠〕掏摸の共犯者の事。友達の「友」を除いて「達」(だち)といつたもの。
- 仲間、友達を云ふ。
- 友達のこと。元来不良仲間の陰語。
- 仲間。名古屋。
- 友だちのこと、仲間のこと。〔一般犯罪〕
- 仲間、友達。〔掏摸〕
- だち公ともいう。仲間、友達。〔香具師・不良〕
- 友達。省略語。〔香〕
分類 ルンペン/大阪、不良少年少女/テキヤ、不良青少年(硬派)、学生/不良、掏摸、掏摸と犯罪者、犯人/テキヤ、犯罪、犯罪語、的/ス、露店商、香、香具師、香具師/不良
「だち」の例文・使い方・用例・文例
- うちの息子はまだちゃんと足し算ができない
- 監督はいらだちをあらわにした
- 私は彼らと友だちになろうとしたが,彼らはその気がなかった
- その女の子は友だちにパンを一口味見させてやった
- 整った顔だち
- 私の娘は新しい友だちを連れてきた
- 彼は彼女がいらだちをあからさまにほのめかしても気づかなかった
- 友だちとの偶然の出会い
- 彼はよい友だちと付き合っている
- 顔だちの優美さ
- 救急車はただちに駆けつけた
- 彼女のほほえみが私のいらだちを静めた
- 彼は平凡な顔だちをしている
- この町には少ししか友だちがいない
- 友だちは私にデートの相手をみつけてくれた
- 友だち数人と映画に行った
- 結婚してしまうと,彼女は友だちとは疎遠になっていった
- この漫画の本は友だちから回ってきた
- どんなにたくさんの友だちがいようと,新しい友だちを作ることはいつもすばらしい
- 彼は私を彼の友だちの中に入れている
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