そう‐ろん〔サウ‐〕【争論】
争論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 23:55 UTC 版)
2004年6月23日に兵本達吉が、会への寄付金1000万円を着服した疑いがあるとして、佐藤と(横領行為の証拠を隠滅したとして)西岡力副会長(現:会長代行)を刑事告発した。兵本は「週刊新潮」(2004年7月29日号記事「灰色決着した救う会『1000万円』使途問題」)で次のように述べている。「私が監査人から聞いた話では、情報提供者とは韓国に亡命した北朝鮮の元工作員です。970万円は、500万円、170万円、300万円の3回に分けて支払われたそうです。しかし、1人の元工作員にそんな大金が渡っているとは信じられません」「500万円の一部は、元工作員がソウルに所有しているマンションのローンの返済に充てられたそうです。生活費も出していたとのことですが、いくら何でもやりすぎ。やっぱり、佐藤氏らが辻褄あわせをしたのではないか」。同記事によれば、肝心の佐藤は「取材は受けられない」と逃げるばかりだった。佐藤は西岡、島田洋一、増元照明らがカンパ費で飲食しており、「救う会」「家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)」で問題になっていると批判した。 佐藤によれば、西岡力(現「救う会」会長)は平田隆太郎事務局長とともに、横田滋元「家族会」代表、増元照明事務局長に身を寄せ、組織内部で佐藤の意見を抑えてきた。佐藤によれば、横田はNGOレインボーブリッヂの小坂浩彰としばしば飲食をし、運動の内部情報を小坂を通じて北に流している。佐藤は激怒し、横田を家族会代表から更迭すべきと主張したが、西岡と平田は「そんなことはできない」と頑強に反対した。佐藤は西岡と平田が横田を辞めさせられないから、北に甘く見られるのは当然だと述べている
※この「争論」の解説は、「佐藤勝巳」の解説の一部です。
「争論」を含む「佐藤勝巳」の記事については、「佐藤勝巳」の概要を参照ください。
「争論」の例文・使い方・用例・文例
品詞の分類
- >> 「争論」を含む用語の索引
- 争論のページへのリンク