国語に関する世論調査
日本人の国語に関する意識や理解の現状を調査すること。
「国語に関する世論調査」は、1995年度から文化庁が毎年行っている。
「国語に関する世論調査」の調査対象は、日本全国の16歳以上の男女およそ3500人とされる。
2011年2月に行われた「国語に関する世論調査」の結果では、「言葉や言葉の使い方について、どの程度関心があるか」という問いに対して、8割強が「関心がある」と回答している。また、「どのような点に関心があるか」という問いに対してには、半数以上が「日常の言葉遣いや話し方」、「敬語の使い方」と回答している。
関連サイト:
平成22年度「国語に関する世論調査」の結果について - 文化庁(PDF)
こくごにかんする‐よろんちょうさ〔コクゴにクワンするヨロンテウサ〕【国語に関する世論調査】
読み方:こくごにかんするよろんちょうさ
文化庁が平成7年(1995)から毎年実施している世論調査。漢字・慣用句・敬語・外来語などの理解度や関心度、会話や手紙といった言語コミュニケーションの現状など、日本語とその環境に対する人々の意識を調査し、国語施策の参考とするもの。全国の16歳以上の男女から調査対象を抽出し、個別面接形式で行う。
[補説] ことばの言い方に関する調査の例
愛嬌をふりまく
青田買い
明るみに出る
足をすくわれる
怒り心頭に発する
石にかじりついても
上を下への大騒ぎ
押しも押されもせぬ
お疲れ様
汚名返上
お眼鏡にかなう
噛(か)んで含める
声をあららげる
古式ゆかしく
言葉を濁す
采配(さいはい)を振る
舌の根の乾かぬうち
舌先三寸
食指が動く
白羽の矢が立つ
新規蒔き直し
心血を注ぐ
寸暇を惜しむ
雪辱を果たす
そうは問屋が卸さない
存亡の機
出る杭は打たれる
伝家の宝刀
天地神明に誓って
取り付く島
寝覚めが悪い
熱に浮かされる
のべつ幕無し
腹に据えかねる
火を見るよりも明らか
二つ返事
物議を醸(かも)す
間が持てない
的を射る
目から鱗(うろこ)が落ちる
溜飲(りゅういん)を下げる
論陣を張る
ことばの意味に関する調査の例
雨模様
穿(うが)つ
浮き足立つ
御(おん)の字
確信犯
俄然(がぜん)
割愛
枯れ木も山のにぎわい
気が置けない
奇特
琴線に触れる
檄(げき)を飛ばす
号泣
姑息(こそく)
さわり
潮時
敷居が高い
失笑
砂を噛(か)むよう
すべからく
世間ずれ
ぞっとしない
他山の石
知恵熱
手をこまぬく
天地無用
時を分かたず
流れに棹(さお)さす
情けは人のためならず
なし崩し
名前負け
煮え湯を飲ます
煮詰まる
にやける
破天荒
憮然(ぶぜん)
噴飯物
まんじりともせず
やおら
役不足
やぶさかでない
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