的を射る

デジタル大辞泉

的(まと)を◦射(い)る

読み方：まとをいる

うまく目標に当てる。転じて、うまく要点をつかむ。「—◦射た批評」

[補説] 文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、本来の言い方とされる「的を射る」と、本来の言い方ではない「的を得る」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。

	平成15年度調査	平成24年度調査
的を射る （本来の言い方とされる）	38.8パーセント	52.4パーセント
的を得る （本来の言い方ではない）	54.3パーセント	40.8パーセント

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

的を射る

出典:『Wiktionary』 (2019/08/04 17:38 UTC 版)

成句

的（まと）を射（い）る

1. （原義）射的をする。また、射た矢が的に当たる。
2. 核心をついた指摘や話題に即した応答などをする。
   • 博士のオダテは見えすいていたが、それが案外的を射てもいるように思うことができたから、私は内々よろこんだ。（坂口安吾 『ジロリの女 ――ゴロー三船とマゴコロの手記――』）

同義句

• 正鵠を射る
• 図星をつく
• 的をつく

対義語句

• 的を外す
• 的外れ

関連句

• 当を得る
• 的を得る

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「的を射る」の例文・使い方・用例・文例

• 的を射る
• 金的を射る
• 何かが突き通る深さ（特に的を射る発射体により達した深さ）
• 射芸で,最初に的を射る人
• 馬上から遠距離の的を射る射芸競技
• 破魔という的を射る弓
• 神前で大的を射ること
• 年頭や弓場新造の際に,新装の的を射ること
• 的を射るための矢