からあげ一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 07:06 UTC 版)
「ながされて藍蘭島の登場人物」の記事における「からあげ一家」の解説
からあげ 声 - 太田哲治 西のぬし。海龍様の目。26歳。すず宅の裏の鶏小屋に住む雄鶏。子供は2羽。毎朝村に日の出を告げるのが日課。行人の師匠。まだ妖怪化するほど長生きしていない。一人称は「ボク」。 小柄な外見だが、実力は藍蘭島最強。ヒヨコの頃すでに東南北のぬしを倒しており、「黄金の魔弾」の異名を取っていた。成鳥になった現在は、赤いとさかと白い身体から「烈火の白刃」と呼ばれている。ぬしとしてはまだ若輩者であり、一度は破っているしまとらや大牙へ敬語で接するなど、彼らへの敬意の念は変わらぬ様子。武術の流派は「飛鶏流(ひけいりゅう)」。「木枯らし」や「旋風(つむじかぜ)」「突風」など、風に関する名前の技が多い。最強技は「疾風怒濤」。 武術の師は育ての親でもあるすずらんで、彼女のことを「あねさん」と呼び慕っている。また、彼女の娘であるすずを姪のように思っている。行人のことはすずを預けるにふさわしい男と見込んでいるようである。すずらんのせいで7歳になるまで自分が鶏だということに気づかず毎日飛ぶ練習をしていて、未だに自分が空を飛ぶ悲しい夢を時々見ている。なおそのことが原因で不良になる。 若い頃はケンカ好きな暴れん坊で、親友のたかたかと「死利鳥団」を結成し、よく悪さをしていた(行人の世界であれば鳥の生態系とは何の変わりはない)。しかしすずらんにだけは頭が上がらず、度々おしおきをされていたようである。 はつと結婚してからは不良から足を洗い、西の森の平和を守っている。彼が西の森を見回るようになってから大きな事故が少なくなり、名実ともにぬしとして村人から尊敬されている。娘を溺愛し、日中は娘のもも、ささみとともに、すずの家の縁側によくいる。はつの淹れたお茶をよく飲んでいる。つばさの先で湯飲みを持って飲むが、どうやって持つのかは謎。 長らく行人に西のぬしであることを隠していたが、「第2回婿殿争奪杯」でその正体を明かした。行人との対戦の際は圧倒的なスピードで終始優位を保っていたが、行人の木刀を左手に持ち変えるという機転に嵌りついに敗北してしまった。 アニメでは終盤がオリジナルの展開ということもあり、原作とは違う形で行人と決着を着けている。 単行本の11巻のモノクロ表紙の「もしもぬし達が人間になったら」では、黒髪で前髪だけが赤い江戸っ子風の青年の姿になっている。 はつ 声優 - 白石涼子 からあげの奥さん。京都弁の穏和な雌鶏。卵を一度に大量に産むという離れ技を持ち、おすそ分けを持って行くと、うみたて卵を分けてくれる。からあげが留守の時は、夫に代わり村に日の出を告げるが、からあげに比べると声の通りはいま一つ。 もも&ささみ 声 - 堀江由衣&高橋美佳子 からあげとはつの娘達。ヒヨコ。妹のささみは少し舌足らずで、語尾に「にょー」とつける。
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