かまきりとは? わかりやすく解説

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かま‐きり【蟷螂/螳螂/鎌切】

読み方:かまきり

直翅(ちょくし)目カマキリ科昆虫総称体長7〜8センチカマキリやオオカマキリ・コカマキリなど。体は細長く緑色または褐色前脚は鎌状に曲がり、他の小昆虫捕獲する。頭は三角形で、左右に大きな複眼をもつ。雌は交尾ののち、上や樹上産卵し、卵を粘液包んだ卵嚢(らんのう)を作る外国産にランの花や枯れ葉に体を似せたものもある。いぼじりいぼむしり。かまむし。かまぎっちょう。おがみたろう。とうろう。《 秋》「—が片手かけたり釣鐘に/一茶

鎌切カジカ科淡水魚河川中流域にすむ。全長25センチ。体はカジカ似て、頭と胴はやや縦扁する。体色灰褐色で、背側に4本の黒褐色横帯がある。秋田県以南分布し美味福井県九頭竜(くずりゅう)川地方ではがくぶつ汁にして賞味。あゆかけ。がくぶつ。


かまきり

作者真冬

収載図書愛と死短篇童話純文学
出版社書房
刊行年月1998.8


かまきり

  1. 相模地方にてはとかげ(石龍子)をいふ。

分類 相模地方


蟷螂

読み方:かまきり,かまっきり

  1. 痩せたる人の形容。「-の叔母さん」。
  2. やせた人。
  3. 痩せた人を云ふ。

分類 学生東京

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カマキリ

(かまきり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/13 16:09 UTC 版)

カマキリ(蟷螂、鎌切、英名:mantis)は、昆虫綱カマキリ目(蟷螂目、学名Mantodea)に分類される昆虫の総称。前脚が状に変化し、他の昆虫などの小動物を捕食する肉食性の昆虫である。漢字表記は螳螂蟷螂(とうろう)、鎌切


  1. ^ a b (日本語) ハリガネムシは寄生したカマキリを操作し水平偏光に引き寄せて水に飛び込ませる, https://www.youtube.com/watch?v=DJiXN90862M 2021年7月9日閲覧。 
  2. ^ ただし小鳥でも、モズには捕食される(はやにえにされてしまう)。
  3. ^ 『和漢音釈書言字考節用集』-、1717年。 
  4. ^ 酒井與喜夫『カマキリは大雪を知っていた : 大地からの"天気信号"を聴く』農山漁村文化協会〈人間選書〉、2003年。ISBN 4-540-03114-7 
  5. ^ 古橋嘉一「ザ レジェンド オブ マンティス : ある間違いへの挑戦」『News Letter』第29巻、農林害虫防除研究会、2012年8月。 
  6. ^ 安藤喜一 著「オオカマキリの耐雪性」、田中誠二・小滝豊美・田中一裕編著 編『耐性の昆虫学』東海大学出版会、2008年。ISBN 978-4-486-01790-5 
  7. ^ カマキリ博士の積雪予報は当たっていた!?”. 上越タウンジャーナル (2010年1月28日). 2011年11月15日閲覧。
  8. ^ 海野和男 (2005年9月30日). “オオカマキリの産卵”. 海野和男のデジタル昆虫記. 2011年11月15日閲覧。
  9. ^ 海野和男 (2002年12月21日). “雪の日のキタテハとオオカマキリの卵”. 海野和男のデジタル昆虫記. 2011年11月15日閲覧。
  10. ^ Jensen, Dana; Svenson, Gavin J.; Song, Hojun; Whiting, Michael F. (2009). “Phylogeny and evolution of male genitalia within the praying mantis genus Tenodera (Mantodea:Mantidae)” (英語). Invertebrate Systematics 23 (5): 409. doi:10.1071/IS09004. ISSN 1445-5226. http://www.publish.csiro.au/?paper=IS09004. 
  11. ^ 『日本産直翅類標準図鑑』町田龍一郎 (監修)・日本直翅類学会 (編)、2016年6月2日、384頁。 
  12. ^ 『学研の図鑑LIVE(ライブ) 昆虫 新版』丸山 宗利 (監修), 長島 聖大 (監修), 中峰 空 (監修),学研プラス、2022年。 
  13. ^ 大島, 千幸、Oshima, Kazuyuki「日本産カマキリ目の若虫と雌外部生殖器の形態および分類学的研究」。 
  14. ^ Liu, Qinpeng & Liu, Zi-Jun & Chen, Zhi-Teng & Yuan, Zhong-Lin & Shi, Yan. (2020). A new species and two new species records of Hierodulinae from China, with a revision of Hierodula chinensis (Mantodea: Mantidae). Oriental Insects. 55. 1-20. https://doi.org/10.1080/00305316.2020.1754954.
  15. ^ a b Yamasaki, Kazuhisa & Schütte, Kai & Nawa, Tetsuo. (2022). New record of Chinese Reddish Mantis, Hierodula chinensis Werner, 1929 (Mantodea, Mantidae) from Japan. Check List. 18. 147-150. https://doi.org/10.15560/18.1.147.
  16. ^ a b 間野隆裕・宇野総一「豊田市におけるハラビロカマキリとムネアカハラビロカマキリの分布動態と形態について」『矢作川研究』第18号、豊田市矢作川研究所、2014、41-48頁。
  17. ^ a b 櫻井博・苅部治紀・加賀玲子「ムネアカハラビロカマキリの非意図的導入事例―中国から輸入された竹箒に付着した卵鞘―」『神奈川県立博物館研究報告(自然科学)』第47号、神奈川県立生命の星・地球博物館、2018年、67-71頁。
  18. ^ Shim, Jaeil & Park, Haechul & Ju, Ho-Jong & Song, Jeong-Hun. (2021). The giant Asian mantis Hierodula chinensis Werner (Mantodea: Mantidae) new to Korea. Journal of Asia-Pacific Biodiversity. 14. 121-126. 10.1016/j.japb.2020.11.001.
  19. ^ ムネアカハラビロカマキリ
  20. ^ ヒメカマキリとサツマヒメカマキリの見分け方”. 広島大学デジタルミュージアム. 2024年1月19日閲覧。
  21. ^ Orthodera ministralis (Fabricius, 1775) とされることもある。
  22. ^ 所蔵標本データベース ムナビロカマキリ 琉球大学博物館
  23. ^ 『これは重宝漢字に強くなる本十三版』光文書院、1979年6月15日、全622頁中622頁、編集 佐藤一郎、浅野通有、十三版。
  24. ^ 奇跡の地球物語 鎧兜 : 受け継がれてきた和の心”. テレビ朝日 (2012年4月29日). 2013年7月20日閲覧。



かまきり

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 15:18 UTC 版)

名詞

  1. 鎌切蟷螂螳螂、螳蜋】カマキリ目属す昆虫総称前肢のようなで、捕まえて食べるまた、ちょうせんかまきりのこと。とうろう
  2. 鎌切カジカ目属す鰓蓋に鋭いとげ有する食用美味別名あられがご、あゆかけ。

翻訳

語義1

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