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海野和男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 15:55 UTC 版)

海野 和男
生年月日 (1947-06-25) 1947年6月25日(75歳)
出身地 東京都
最終学歴 東京農工大学農学部農芸化学科
師匠 日高敏隆
事務所 海野和男写真事務所
作品 『蝶の飛ぷ風景』(平凡社
『大昆虫記』(データハウス
『蛾蝶記』(福音館書店
『昆虫顔面図鑑』(実業之日本社
受賞歴
日本写真協会賞『昆虫と擬態』(平凡社)(1994年
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海野 和男(うんの かずお、1947年6月25日 - )は、日本の昆虫写真家であり、同ジャンルの草分け的な存在[1]日本自然科学写真協会会長[2]日本昆虫協会理事、日本写真家協会会員を歴任。広角レンズを使った接写により、昆虫の周囲の環境を風景として写しこんだ作風を得意とする。

経歴

1947年、東京都に生まれる[2]。新宿区立西戸山小学校、東京都立青山高等学校卒業。東京農工大学日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ[2]。大学生の時に「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が取り上げられ、以後昆虫写真家としての道を歩むことになる。

1990年に、長野県小諸市クワガタムシの大アゴが落ちているのを見つけ、豊かな自然の残る小諸の地に惹かれ、ここにアトリエを建てて[2]一年の多くの時間を過ごしている。

著作

自然を知ってもらうことによって環境保護の理解も進むと考え、数々の写真集を出版している。子ども向けの書籍を中心に200冊近くの著作がある[2]

1994年、『昆虫と擬態』(平凡社)が日本写真協会賞を受賞[2]。他にも本格的な写真集を多数出版しているほか、子供向けの図鑑類や飼育指南書も多く手がける。また、海野和男の撮った昆虫の写真は広く昆虫図鑑に使用されている。

その他にも、都会で自然に触れる方法として、バタフライガーデンの紹介にも精を出している。

テレビ出演

取材実績

出典

  1. ^ 海野和男写真展 「庭の自然とファーブル昆虫記の世界」|小諸市オフィシャルサイト”. www.city.komoro.lg.jp. 2021年7月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 海野 和男:写真で伝えたいこと:企業情報:オリンパス”. オリンパス. 2021年7月3日閲覧。
  3. ^ 日本放送協会. “昆虫ニンジャ”. NHK みんなのうた. 2021年4月9日閲覧。

外部リンク




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