「リアル鬼ごっこ」のゲーム内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 06:10 UTC 版)
「リアル鬼ごっこ」の記事における「「リアル鬼ごっこ」のゲーム内容」の解説
王国の中に住んでいる佐藤さん(501万3223人)映画3・4・5作目ではB型の人は、王国の兵士扮する鬼から逃げ切ればいい(映画1作品目では全国から集められた囚人。映画2作目では人間と獣を掛け合わせた生物兵器に知覚を発達させるガスマスクなどを装備させたものが鬼を務める)。 もし鬼に捕まった場合、宮殿内にある極秘収容所に連れて行かれ、眠るように殺されてしまう(映画1作目ではガス室に連行されて死刑執行、映画2作目では捕まればその場でスタンガンアームにより感電死、映画3・4・5作目では殺人ウイルス入りのボルトガンで殺される。)。 期間12月18日から24日の1週間で、毎日23時からの1時間が「鬼ごっこ」の時間となる。「鬼ごっこ」開始の合図はサイレンで知らせ、無数のスピーカーを全国に設置する。終わりはベルで知らせる。これは原作とそれを基にした漫画版、連続ドラマ版のみの設定であり、映画1作目実施時間は不明であり、開始、終了共にサイレンで知らされる。2作目は制限時間はなく、舞台となる世界の指導者「将軍」の与えたリミットが終了するまでが鬼ごっことなる。映画3・4・5作目では、国王の気まぐれで鬼ごっこが開始される。 「鬼ごっこ」が始まったら、基本的にどこへ逃げようが隠れようがかまわない。ただし、逃げるときは必ず自分の足で逃げなければその時点で失格、見つかり次第殺される。また、「鬼ごっこ」の時間帯は乗り物の運行を全てストップさせ、その間乗り物を動かしているのが発見され次第、名字に関係なく直ちに処刑されてしまう(小説版、漫画版、連続ドラマ版)。映画1作目では特に交通制限がされている描写はないが、原作同様乗り物を使って逃げる行為はルール違反とされている。 その他の時間は何をしてもかまわない。 全国に配置される鬼の数は総勢100万人。単純計算で5人が1人に追いかけられることになるが、あくまでそれは初日だけであり、時間が経つにつれて追いかけられる危険性も高くなる。 そして、100万人の鬼一人ひとりに佐藤探知機ゴーグルをかけさせる。これは、登録してある佐藤姓500万人全てのデータが内蔵されている。映画第1作目では、舞台となるパラレルワールドの日本で国民全ての体内にIDチップを埋め込むことが義務化されており、そのチップに反応するGPSで佐藤さんの位置を特定する。 鬼は1日に最低1人以上佐藤さんを捕まえなければ重罪が科せられてしまうが、捕まえれば褒美や賞金がもらえる。4日目以降は複数で1人捕まえても良しになったが、捕まえなければ同様重い罰が科せられる。映画1作目では捕まえた数によって鬼役の囚人に減刑や釈放などがされる。 確保された佐藤姓の国民はスタンガン(漫画1作目)もしくはワイヤーナイフ(映画1作目)で逃亡を阻止した上で専用のトラックに収容される。無理に逃げようとすると、その場で殺される。映画版2作目以降は確保されるとスタンガンアーム(映画2作目)、殺人ウイルス入りのボルトガン(新3部作)によってその場で殺害される。なお、映画2作目でのスタンガンアームは漫画1作目のように捕らえた佐藤さんを気絶させる物だったが、将軍の「ゲーム」に伴って最大まで出力を出せるようになっており、捕まると感電死するのはそのせいである。 車両を使って逃走したり武器を使って鬼へ抵抗したりした者はその場で確保され、テレビでレーザーカッターによる見せしめ処刑の様子が放送される(映画1作目)。 鬼ごっこ中は電話やネットは止められている(映画1作目)。 7日間逃げ切った者は、王様の手であらゆる願いが叶えられる。 漫画1作目での追加ルール 鬼ごっこの動機が「楽しく佐藤さんを減らしたい」というものであり、ゲーム期間中に改姓、海外渡航などの「鬼ごっこを終わらせる行為」を禁止する。 佐藤姓の人間以外は鬼ごっこの手助けをしてはならず、手助けした者も殺される(王様曰く、「鬼ごっこが成立しなくなるようなズルをする人は、こっちもズルしてどんどん捕まえる」とのこと)。 鬼の「パワーアップ」と称し、3日目と6日目に巨大兵器が投入される。
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