異本とは? わかりやすく解説

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い‐ほん【異本】

読み方:いほん

同一原典由来しながら、伝承過程本文順序組み立てなどに異同生じた本。別本。→定本流布本(るふぼん)

世間にほとんど流布していない珍しい本。珍本


異本(いほん)

同じ書物であるが、文字語句順序装訂異同のあるもの。本が書写によって広まっていた時代には、写しまちがいによる異本が多く生じた。異本の研究者コレクター存在する


異本

読み方:イホン(ihon)

同一原本から転写重ねるうちに本文相違点生じた写本


異本

作者長島槇子

収載図書稲生モノノケ大全 陽之巻
出版社毎日新聞社
刊行年月2005.5


異本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:32 UTC 版)

「桃太郎」記事における「異本」の解説

より古い系統桃太郎説話は、この「標準型」とは異なるものであるとりわけ桃太郎出生に関しては、から生まれたとする型(「果生型」)が今や一般的だが、これは19世紀初頭にはじめてみられるもので、それまで草双紙では食べたお爺さんお婆さん若返り出産する型(「回春型」)が主流だった。

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異本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:06 UTC 版)

アルミラージ」の記事における「異本」の解説

被造物驚異』は当時人気博し数多く写本作られたためにアルミラージ描写イラストともに様々なバリエーション存在する例えザーレ旧蔵本(現・フリーア美術館蔵本)の絵は文章忠実な角兎に描かれているが、ベルリン本の絵は雑で"どちらかというと獰猛な似た合成獣"に描かれているとされる最古写本では竜は肉塊のようなものを食らっている描写である。

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異本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 06:52 UTC 版)

フランク王国年代記」の記事における「異本」の解説

Kurzeなど19世紀編者は、5つ写本群存在した信じそれぞれカロリング王朝異な時期成立したものと考えていた[要出典]。そのうち最古ロルシュ修道院発見され、その由緒から本史書当初ロルシュ大年代記』(Annales Laurissenses maiores)と称されていた。しかしレオポルト・フォン・ランケ1854年が、カロリング王朝公的な正史であると提唱しそれより徐々に、『フランク王国年代記』という改称定着する至ったまた、E写本群は、大幅な改定加わっている「改訂版」であるが、19世紀根拠希薄なままアインハルト(775年頃 – 840年)の作とみなされ、『エインハルドゥスなるものの年代記 (Annales qui dicuntur Einhard)』などと題されていた。現在では、このアインハルト著作説は否定されている。

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