内史騰
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 03:48 UTC 版)
内史騰(ないし とう、生没年不詳)、または内史勝[1]は、中国戦国時代の秦の将軍、政治家。かつては韓に仕えていたが、後に秦に降ったという解釈もされている[2]。内史は官名であり、姓氏は不明であるため内史騰とのみ呼ばれるが、姓は辛[3]とする説[4]がある。
この項目では、『睡虎地秦簡』に確認される南郡守の騰を同一人物として取り扱う。
経歴
始皇16年(紀元前231年)、9月、秦を兵を動員して韓より南陽の地を受け取り、騰を代理の南陽守として任命した。
始皇17年(紀元前230年)、騰は韓を攻め、韓王安を捕虜とした(韓攻略)。これにより韓は滅亡し、秦は韓の領土に潁川郡を置いた。
始皇18年(紀元前229年)、時期は不明ながら南郡の郡守に任命され、楚を攻略する準備のため、駐屯の準備を行ったと思われる[5]。
始皇20年(紀元前227年)4月、騰は法を厳格に執行するため、郡内に文書を発布し人々に法を行き渡らせた。また、別の文書では官吏としての心得を説いた。これらの竹簡群は、湖北省孝感地区雲夢県睡虎地にて発掘された秦の官吏喜の墓から副葬品として出土している[6]。これはこの文書が属吏にとっていかに重要であったかを示している。
始皇26年(紀元前221年)、秦が天下を統一し、秦将蒙恬は内史に任じられたとあるため[7]、この年以前か同年に騰は死去、もしくは致仕したと考えられる。
脚注
史料
騰
騰
「騰」の例文・使い方・用例・文例
- 水は平地では摂氏100゜で沸騰する
- 沸騰する
- 戦争で石油価格が高騰した
- 突然の株価の急騰と暴落が市場に混乱を引き起こした
- 石油価格は先月急騰した
- 野菜の価格は先週来高騰している
- 物価はクリスマス前に急騰した
- 昨年大豆の卸値は劇的に高騰した。
- 石油危機は世界中で物価の高騰をもたらした。
- この騰落株線によると、値下がり銘柄数が最近増えていることがわかる。
- 急騰につられその株を飛びつき買いしてしまった。
- 日本は急騰する円高に歯止めをかけるため、為替介入を行った。
- 騰落レシオは株が買われているか売られているかを示唆する。
- ニュートーキョー航空の株は何週間も下げ相場だったのに、今日中間反騰した。
- 物価の高騰について不満があるの?
- 鍋が沸騰したら火力を落としてください。
- 沸騰したら火力を落としてください。
- お湯が沸騰していたので、私はコンロの火を消しました。
- ガソリンの価格が高騰しました。
- それは既に日本では人気沸騰の商品です。
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