データベースとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 情報 > コンピュータ > データベース > データベースの意味・解説 

database

別表記:データベース

「database」の意味・「database」とは

「database」は、情報データ効率的に管理操作するために設計され電子的なシステムである。一般的に、データベースは構造化された情報保持し、その情報検索挿入更新削除するための手段を提供する例えば、図書館蔵書データベースは、蔵書タイトル著者名出版年所在地など情報保持し利用者必要な情報迅速に探し出すことができる。

「database」の発音・読み方

「database」の発音は、IPA表記では /ˈdeɪtəbeɪs/ となる。IPAカタカナ読みでは「デイタベイス」となる。日本人発音するカタカナ英語では「データベース」と読む。

「database」の定義を英語で解説

A "database" is an electronic system designed to manage and manipulate information or data efficiently. Typically, a database holds structured information and provides means to search, insert, update, and delete that information. For instance, a library's book database holds information such as the title of the books, the author's name, the year of publication, and the location, enabling users to quickly find the information they need.

「database」の類語

「database」の類語としては、「data bank」、「data store」、「data warehouse」などがある。これらはすべて、情報格納し管理するシステムを指す言葉である。しかし、それぞれの言葉は、情報管理方法利用目的により、微妙に異なニュアンスを持つ。

「database」に関連する用語・表現

「database」に関連する用語としては、「data mining」、「data analysis」、「database management system」などがある。これらはすべて、データベースとその活用関連した概念である。例えば、「data mining」は、大量データから有用な情報抽出するプロセスを指す。

「database」の例文

1. The company maintains a large database of customer information.(その会社大量顧客情報をデータベースで管理している。) 2. The police have a database of fingerprints.(警察指紋のデータベースを持っている。) 3. The database is updated daily.(そのデータベースは毎日更新される。) 4. The database was corrupted and the data was lost.(データベースが破損しデータ失われた。) 5. The database allows for quick retrieval of information.(データベースにより、情報迅速な取得が可能である。) 6. The database is designed to store large amounts of data.(そのデータベースは大量データ保存するために設計されている。) 7. The database is accessible to all employees.(そのデータベースは全ての従業員からアクセス可能である。) 8. The database is protected by a password.(そのデータベースはパスワードにより保護されている。) 9. The database contains sensitive information.(そのデータベースは機密情報含んでいる。) 10. The database is backed up regularly to prevent data loss.(データ損失を防ぐため、データベースは定期的にバックアップされる。)

データベース【database】

読み方:でーたべーす

コンピューターで、関連し合うデータ収集整理して検索更新効率化したファイルDB

データバンク」に同じ。


データベース

【英】database

コンピュータ用語必要な時アクセスできるように共通のプール(あるいはダムとしての大容量記憶装置保存されているデータ集合アプリケーションはデータベースをつくる時につくられるのではなく、どんなアプリケーションにも適合できるようにデータ・プールが使えるような設計思想データプログラム分離してアプリケーション適用業務)を実行する事前に業務別にデータプログラム設計してしまう伝統的なファイルシステムとは異なる。データベースはレコードフィールド分かれている。例えば、顧客データベースでは、レコードはある一人顧客すべての情報であり、フィールドはその顧客の名前とか住所などのひとつを指す言葉である。フィールド属性ということが多い。データベースのベースは、武器弾薬ベースキャンプからきている言葉同義語に、データウエアハウスがある。データウエアハウスという用語はデータ倉庫ウエアハウス)という意味が由来顧客データ取り扱う目的は、マーケティングであり、マーケティングそのものは、財務管理給与計算のように一定のルールがあるわけではなく時流あわせてデータ分析されるので、データベースが必須条件になる。マーケティング情報システムマーケティング・データベース表現されている。データベース・マーケティング区分して表現する用語。

データベース

【英】datebase

多目的に活用することが可能なデータ集合。データベースには二種類あり、ひとつはリファレンス・データベースで、原情報圧縮したり、一層詳細な情報参照させたりするもの。もうひとつはソース・データベース、もしくはデータバンク呼ばれるもので、直接活用できるデータ集積である。

テクニカルエンジニア(データベース)

資格区分 国家資格
資格概要取得方法 データベースシステムとは、さまざまな情報データ化して一元管理するとともにネットワーク通じて複数ユーザーがそれらの情報検索できるシステムです。情報処理技術者テクニカルエンジニア(データベース)は、データベースを計画・設計構築運用管理する上で必要なスキルを持つことを認定する資格です。 企業内でデータベースを活用するケース多岐に渡ります例えば、社内集められ情報企業意思決定経営戦略役立てたり、あるいは顧客情報蓄積して整理分析するといったマーケティング面にも利用されています。 またインターネット普及したことで、広く一般にデータベースを提供するサービス拡大してます。ニュース辞書類掲載されている内容書籍雑誌鉄道時刻地図情報などさまざまです。 データベースの利用方法多種多様化する中、この資格を生かす場も大きく広がっていくことでしょう
受験資格 制限なし
受験料 5100円(税込み
合格率 7.6%(2005年度春期
試験日程 1回実施4月第3日曜日春期試験
試験会場 全国主要都市実施
問い合わせ先 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/)

データベース

【英】database, DB

データベースとは、大量データ一定の規則に従って蓄積し一元的管理できるようにしたもののことである。

データベースを構築することによって、データ重複散逸防ぎ、ある項目に着目して特定のデータのみを取り出すといった、効率的なデータ利用可能になる簡単な住所録のようなものから、ファイルシステムまで、様々なものがデータベースに該当する

データベースの中でも一つデータカラム(列)とレコード(行)によって整理しテーブル(表)の中に配置した形式のデータベースはリレーショナルデータベースRDB)と呼ばれ近年主流のデータベース形式となっている。リレーショナルデータベースの他にも、データデータの手続き一体化してオブジェクトとして)扱うオブジェクトデータベースや、XML文書格納しデータベースとして活用するXMLデータベースなどがある。

データベース内のデータ操作保守管理は、データベース管理システムDBMS)によって行われるリレーショナルデータベース場合は特にリレーショナルデータベース管理システムRDBMS)と呼ばれている。

データベース管理システム代表的なものには以下のものを挙げることができる。リレーショナルデータベース管理システムとしては、Oracle社のOracleMicrosoft社のSQL ServerOSSとして配布されているMySQLPostgreSQLなどがある。オブジェクトデータベース管理システムとしてはCachéやObjectStoreが、XMLデータベース管理システムとしてはNeoCoreXMSThe Apache Software FoundationXindiceなどがある。


参照リンク
Oracle
Microsoft SQL Server
MySQL
PostgreSQL
Caché
NeoCoreXMS
Xindice - (英文
ソフトウェアのほかの用語一覧
データベース:  シソーラス  多次元OLAP  データウェアハウス  データベース  データベース言語  抽出  xBase

データベース

読み方でーたべーす
【英】:database

階層型・関係型・オブジェクト指向などのデータモデル基づいて組織的に収集されたデータは, スキーマ基づいて蓄積される. データベースシステムは, 蓄積され大量データ効率良く検索するためのインデックスや, データ共有のためのロック機構などを提供する. データ型によって文書データベース, マルチメディアデータベースなどがある. なお, 演繹データベースやアクティブデータベースの研究は, 知識処理と密接な関係をもつ.


データベース

同義/類義語:データバンク
英訳・(英)同義/類義語:database, , Databases

データ一定のルールに従って集積し利用できるようにしたもの

データベース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 02:41 UTC 版)

コンピューティングにおいて、データベース: database)は、電子的に保存され、アクセスできる組織化されたデータの集合である。実メモリに保存されるもの、CSVなどのファイルに保管される物、OSのファイルシステムなどから、後述のデータベース管理システムを使った大規模なものまである。


注釈

  1. ^ この記事では、DB2リリース9単独で750人が関与した5年間の開発期間を引用している。(Chong et al. 2007)
  2. ^ 3層の分け方はいくつかの種類があり、次の説明は、外部-概念-内部の3層に分けているが、他にも概念-論理-物理の3層に分けた説明もある。

出典

  1. ^ Ullman & Widom 1997, p. 1.
  2. ^ Update – Definition of update by Merriam-Webster”. merriam-webster.com. 2022年8月14日閲覧。
  3. ^ Retrieval – Definition of retrieval by Merriam-Webster”. merriam-webster.com. 2022年8月14日閲覧。
  4. ^ Administration – Definition of administration by Merriam-Webster”. merriam-webster.com. 2022年8月14日閲覧。
  5. ^ Tsitchizris & Lochovsky 1982.
  6. ^ Beynon-Davies 2003.
  7. ^ Nelson & Nelson 2001.
  8. ^ Bachman 1973.
  9. ^ TOPDB Top Database index”. pypl.github.io. 2022年7月16日閲覧。
  10. ^ database, n”. OED Online. Oxford University Press (2013年6月). 2013年7月12日閲覧。 (要購読契約)
  11. ^ IBM Corporation (2013年10月). “IBM Information Management System (IMS) 13 Transaction and Database Servers delivers high performance and low total cost of ownership”. 2014年2月20日閲覧。
  12. ^ Codd 1970.
  13. ^ Hershey & Easthope 1972.
  14. ^ North 2010.
  15. ^ Childs 1968a.
  16. ^ Childs 1968b.
  17. ^ M.A. Kahn; D.L. Rumelhart; B.L. Bronson (October 1977). MICRO Information Management System (Version 5.0) Reference Manual. Institute of Labor and Industrial Relations (ILIR), University of Michigan and Wayne State University. https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B4t_NX-QeWDYZGMwOTRmOTItZTg2Zi00YmJkLTg4MTktN2E4MWU0YmZlMjE3 
  18. ^ Oracle 30th Anniversary Timeline”. 2017年8月23日閲覧。
  19. ^ Interview with Wayne Ratliff. The FoxPro History. Retrieved on 2013-07-12.
  20. ^ Development of an object-oriented DBMS; Portland, Oregon, United States; Pages: 472–482; 1986; ISBN 0-89791-204-7
  21. ^ 斎藤, 謙一郎「航空予約システムとその動向」『電気学会誌』第123巻第6号、2003年、352頁、doi:10.1541/ieejjournal.123.349ISSN 1881-4190 
  22. ^ Graves, Steve. "COTS Databases For Embedded Systems" Archived 2007-11-14 at the Wayback Machine., Embedded Computing Design magazine, January 2007. Retrieved on August 13, 2008.
  23. ^ Argumentation in Artificial Intelligence by Iyad Rahwan, Guillermo R. Simari
  24. ^ OWL DL Semantics”. 2010年12月10日閲覧。
  25. ^ Connolly & Begg 2014, p. 64.
  26. ^ Connolly & Begg 2014, pp. 97–102.
  27. ^ Connolly & Begg 2014, p. 102.
  28. ^ Connolly & Begg 2014, pp. 106–113.
  29. ^ Connolly & Begg 2014, p. 65.
  30. ^ Chapple 2005.
  31. ^ Structured Query Language (SQL)”. International Business Machines (2006年10月27日). 2007年6月10日閲覧。
  32. ^ Wagner 2010.
  33. ^ Ramalho, José Carlos; Faria, Luis; Silva, Hélder; Coutada, Miguel (2014). Database Preservation Toolkit: a flexible tool to normalize and give access to databases. Biblioteca Nacional de Portugal (BNP). hdl:1822/35183. ISBN 978-972-565-541-2. https://repositorium.sdum.uminho.pt/handle/1822/35183. 
  34. ^ David Y. Chan; Victoria Chiu; Miklos A. Vasarhelyi (2018). Continuous auditing : theory and application (1st ed.). Bingley, UK. ISBN 978-1-78743-413-4. OCLC 1029759767 
  35. ^ Halder & Cortesi 2011.
  36. ^ Ben Linders (2016年1月28日). “How Database Administration Fits into DevOps”. 2017年4月15日閲覧。
  37. ^ a b itl.nist.gov (1993) Integration Definition for Information Modeling (IDEFIX) Archived 2013-12-03 at the Wayback Machine.. 21 December 1993.
  38. ^ a b Date 2003, pp. 31–32.



データベース(Base)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 06:37 UTC 版)

OpenOffice.org」の記事における「データベース(Base)」の解説

データベース機能関係データベース対応しているBaseOpenOffice.org 2.0から登場した機能である。もっとも、その元となるデータベース機能データソース)は1.0当時から存在していたが、ユーザーから「Microsoft Accessのようなデータベース機能はないのか」という要望強く分かりやすいように機能として独立させるとともに強化図られたものである。 他のデータベースソフト比べて他形式での出入機能が不十分であるが、その代わりワープロ機能や表計算機能との連携は密である。 最も標準的使用するのはHSQLDBであるが、そのほかに次の形式などに対応しているOracle Database, MySQL, Microsoft SQL ServerJDBC, ODBC経由), dBASE, Microsoft Access, Adabas D, Excel, テキストファイル, MozillaWindowsアドレス帳, Apache Derby

※この「データベース(Base)」の解説は、「OpenOffice.org」の解説の一部です。
「データベース(Base)」を含む「OpenOffice.org」の記事については、「OpenOffice.org」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「データベース」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「データベース」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



データベースと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「データベース」の関連用語

データベースのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



データベースのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JERICHO CONSULTINGJERICHO CONSULTING
Copyright (C) 2024by Jericho Consulting Co.,Ltd. All Rights Reserved.
JERICHO CONSULTINGJERICHO CONSULTING
Copyright (C) 2024by Jericho Consulting Co.,Ltd. All Rights Reserved.
フジスタッフフジスタッフ
Copyright © Fuji Staff, Inc. All rights reserved.
フジスタッフ資格大辞典
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリデータベースの記事を利用しております。
JOGMECJOGMEC
Global Disclaimer(免責事項)
本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、 機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。 また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。 したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。 なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
※Copyright (c) 2024 Japan Oil, Gas and Metals National Corporation. All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。
日本オペレーションズ・リサーチ学会日本オペレーションズ・リサーチ学会
Copyright (C) 2024 (社)日本オペレーションズ・リサーチ学会 All rights reserved.
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデータベース (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのOpenOffice.org (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのデータベース (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS