かんけい‐データベース〔クワンケイ‐〕【関係データベース】
読み方:かんけいでーたべーす
リレーショナルデータベース
【英】relational database, RDB
リレーショナルデータベースとは、データベースの形式の一つで、関係モデルと呼ばれる概念に基づいてデータを扱うデータベースのことである。
リレーショナルデータベースでは、データにカラム(列)とレコード(行)が与えられ、テーブル(表)の中に配置して整理されている。それぞれのカラムやレコードを中心にデータを整理し直すことで、データの抽出操作を容易にできる。
リレーショナルデータベースは現在最も普及しており、単にデータベースといった場合にはリレーショナルデータベースを指していることも多い。
リレーショナルデータベースを操作・管理するためのシステムは、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)と呼ばれる。代表的なリレーショナルデータベース管理システムとしては、Oracle社のOracleや、Microsoft社のSQL Server、OSSとして配布されているMySQLやPostgreSQLなどがある。
参照リンク
Oracle
Microsoft SQL Server
MySQL
PostgreSQL
関係データベース
関係データベース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 08:55 UTC 版)
関係データベース(かんけいデータベース、リレーショナルデータベース、英: relational database)は、関係モデル(リレーショナルデータモデル、後述)にもとづいて設計、開発されるデータベースである。関係データベースを管理するデータベース管理システム (DBMS) を関係データベース管理システム (RDBMS) と呼ぶ。
- ^ E. F. Cood(1969) "A Relational Model of Data for Large Shared Data Banks" IBM Research Laboratory, California. 全文:http://www.seas.upenn.edu/~zives/03f/cis550/codd.pdf
- 1 関係データベースとは
- 2 関係データベースの概要
- 3 関連項目
関係 (データベース)
関係データベース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 00:13 UTC 版)
関係データベースにおけるデータ完全性とは、データベース内のデータの正確性や妥当性を指す。多くの関係データベース管理システム (RDBMS) では、データベース内のデータ完全性を保証するために一意性制約やCHECK制約、あるいはエンティティ間に参照整合性を保つための制約などを設ける機能がある。 参照整合性とは、女Aと男Bが夫婦であるならば女Aの配偶者の配偶者が女Aである、ということを言う。女Aの配偶者の配偶者が女Cであったら、そのデータの正確性や妥当性に問題がある。つまりデータ完全性に問題がある。なお、この配偶者の例は相互参照と呼ばれる関係の正規化が不充分な状態であり、関係の正規化が不充分であるとデータ完全性を保つことが困難になる。 参照整合性を保つための制約は一般に、親子関係にあるエンティティ同士で、親データを持たない子データが存在しないように、例えば子データがある親データの抹消などの違反するデータ操作を拒否する仕組みである。
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