警視庁広域特別捜査隊
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「はみだし刑事情熱系の登場人物」の記事における「警視庁広域特別捜査隊」の解説
高見兵吾 演 - 柴田恭兵 経歴:警視庁広域特別捜査隊(PART1 - PART7) → 広島県警福山警察署(クリスマス2時間スペシャル) → 警視庁広域特別捜査隊(最終章) 所轄署刑事課出身。静岡県出身。階級は巡査部長。 「はみだし刑事」の代名詞であり、「広域」一の熱血刑事。遅刻・単独捜査・命令無視の常習犯であり、時には怒りを爆発させて事件の犯人等に手を上げることもあるため減俸・始末書は数えきれない。しかしながら、犯罪を憎む心は人一倍強く、また犯罪者の心をも救えると信じて孤高に捜査に臨む。ちなみに、女性に対してはどんなに怒り狂っても手を出さない主義であり、後述の玲子が事件関係者を裏切るような判断を下したことで関係者を危うい状況へ追い込んだ際には怒りを露わにしながらも「あんたが男だったら!」と悪態を吐き、実際に殴ることはしなかった(PART1 第1話)。 服装は、主に革ジャンにチノパン(番組のイメージチェンジのため、PART6のみスーツメイン)。 上司である根岸玲子は元妻であり、根岸みゆきは実の娘である。そのことで上層部や「広域特別捜査隊」を快く思わない人間から顰蹙を買っている。また、所轄署時代に刑事だった松尾菊枝と共に捜査を行ったこともある。なお、玲子との離婚やそれに伴うみゆきとの離別は彼なりに衝撃だったようで、離婚が成立した当日に追っていた犯人が彼の子供と遊んでいる姿を見て、「何でこいつは俺と違って、子供と笑顔で触れ合っているんだ?」と嫉妬心を抱いた揚句、子供の目の前で犯人を逮捕した末、それから年月が経った末に刑務所を出所した当の犯人から復讐されたことがある(PART2 第10話)。 玲子が広域隊に赴任したことで、離婚以来会っていなかったみゆきと偶然再会する(PART1 第1話)。自分が父親であることを告げられず、しばらくの間、みゆきとは「親友」として接していたが、PART3最終話にて告白を決意する。PART4 第1話で父親であることを告白。それまで築いてきた関係が変わってしまった事で苦悩するが、自分なりに精一杯父親として接する事で最終話にてようやく「お父さん」と呼ばれる。 みゆきがカナダに留学を決めた際、本心では留学を反対したいところを、物分かりのいい父親を演じて留学を応援してしまう。そのことで玲子とけんかになったところをみゆきに聞かれ、一時は関係がギクシャクするが無事に修復して留学に送り出した(PART5 第2〜3話)。内心では寂しく、みゆきから送られてくるビデオレターをくり返し見返しており、そのことをしばしば菊枝にからかわれている(PART5 第8話)。 PART7 最終話のホスゲンテロ事件の捜査にて、警視庁上層部の命令を無視し続けた結果、広島県警管内の派出所に異動させられてしまった(クリスマススペシャル)。 最終章第1話で広域特別捜査隊に復帰し、兵吾が幼い頃に父親が失踪しているが、捜査の最中、失踪した父・甲介と偶然再会する(最終章 第7話)。 西崎駿一 演 - 風間トオル 警視庁特殊捜査班出身。階級は巡査部長(PART1 - PART3) → 警部補(PART4 - )。血液型はAB型(PART2 第2話)。 ノンキャリアではあるが本庁からも一目置かれる優秀な刑事。射撃や武術、ドライビングのエキスパートであり、冷静沈着にして頭脳明晰。一時期口ひげを生やしていた時期があり、ある事件をきっかけにひげを剃る。ひげを剃った後の彼はかなりの二枚目になり、高見とデートの約束をしていたみゆきが西崎に乗り換えてしまうほどで、女性の証人や容疑者から指名されることも。 高見が最も信頼する相棒である。 幼い頃に両親を事故で一度に亡くした心の傷を抱え、高見とは対照的に、心情を一切排除し事件の事実だけを見据えて捜査に当たる。特殊班時代からそうした捜査方法で犯人を無慈悲に圧倒していた為に恨まれたことも多く、シリーズ全般的にかつて逮捕した犯人から逆怨みされている事件もいくつかある。 当初はそうした捜査理念から高見の信念や玲子と高見の関係を拒否していたが、高見と付き合うことで徐々に考えを改めるようになり、次第に二人の関係を「悪くない」と思うようになっていく。PART2 的場今日子と相思相愛の仲になる。婚約指輪を購入するが、現れた元夫、心から二人を想う気持ちに討たれて自ら身を引いた。(詳しくは的場今日子の項にて後述) PART4 「警部補という立場から高見さんの単独行動を抑える」という名目で、昇任試験にパスして警部補となる。(真実かは不明) PART7 網膜剥離を起こしてしまい、失明の危機に陥る。しかし、心配をかけたくないからか、みんなにもその事実を伏せていたためにしばしば足を引っ張る部分も目立ってしまう。 手術当日、偶然からエレベーターに閉じ込められてしまい、緊張状態から病状が進行してしまう。かろうじて助けられたものの、状態が悪化してしまったために一時離脱を余儀なくされる。終盤にて無事に復帰し、高見と再びコンビを組む。 杉浦克也 演 - 平泉成 所轄署刑事課、および鑑識班出身。階級は警部。クリスマススペシャルでは捜査課長代行。 広域の刑事たちからは「杉さん」の愛称で親しまれており、主に事件現場での指揮を取る(玲子が不在の場合は、玲子に代わり本部内で指揮を取る)。 元々は刑事として活躍していたが、娘・幸恵が盲目となった事をきっかけに同僚の助言で鑑識に移動した過去を持つ。 優しい風貌ながらも冷酷な犯人には厳しい態度で望み、体術や剣道を駆使して立ち向かう頼もしい存在である。 課長としての玲子を心から信頼し、高見と玲子の事も理解を示し、父親の先輩として高見にアドバイスをしている。PART3 犯人に捕まった後に様子がおかしくなった玲子の様子を心配して高見に声をかけて聞き出すよう促している。その後も捜査指揮を怠り、勝手な行動をしたにも関わらず、彼女を信じ、玲子を信じられなくなった広域の面々に「俺たちは根岸玲子を筆頭とする広域捜査隊」と言って、それでも課長根岸玲子を信頼している。 ※出演が決まっていた井川比佐志が負傷したため代役で出演が決まったことを、2020年発売のDVDボックス「はみ出し刑事情熱系 最終章」付録の冊子に記載されたインタビューにて明かしている。 麻生たまき 演 - 黒谷友香(PART1 - PART3 第1話 / PART7 最終話) 経歴:警視庁広域特別捜査隊(PART1・PART2) → 警視庁監察係(PART3 第1話) → 警視庁警備課(PART7 最終話) 警察署少年課出身。階級は巡査。 配属されたばかりの若手の為、工藤とそろって高見からはよくバカにされたりしている。女性ながらも男勝りな部分があり、工藤とは「工藤」・「たまき」と呼び捨てにする間柄で、喧嘩もしたりはするが、わりと仲は良い様子。 当初は工藤ともども足を引っ張る事も多く、秀でた能力もあまりなかった。しかし、経験を重ねるにつれて一人前に成長。 中学生の時に両親が離婚(PART1 第18話)。その後は父親小山隆一を憎みながら成長し、事件の関係者として突然の再会を果たす。犯人を庇う為に嘘をつき続けた彼を更に憎み、自分と変わらない年頃の妊娠中の恋人がいることを知って怒りが爆発。憎しみから捜査にも支障をきたすまでになってしまう。しかし、その女性は恋人ではなく彼の同僚の奥さんだった。同僚はトラックで事故を起こして入院しており、更に会社からはトラックの修理代を請求される事態となった夫婦に父親は貯金をはたいただけでなく、借金をしてまで助けていたのだった。そして、同僚の奥さんに離婚の真相を聞いたたまきは父親と無事に和解している。PART3 第1話にて広域特別捜査隊から警視庁監察係へ異動していった。 PART7 最終話では、警視庁警備課の刑事として登場。そのたたずまいはかつてのたまきとは打って変わって凛とした姿であった。 秋本篤志 演 - 梅垣義明(PART1 - PART5 第7話・第21話・最終話 / PART7 最終話) 経歴:警視庁広域特別捜査隊(PART1 - PART5 第7話) → 所轄署地域課(PART5 第21話・最終話) → マル暴(PART7 最終話) 元マル暴刑事。階級は巡査長 → 巡査。 37歳独身。アパートで寂しく一人暮らしをしている。風貌がゴツイため兵吾や菊枝、工藤などからからかわれており、本人もそのことは気にしている。 1度、ネット掲示板の書き込み事件のせいで「俺は暴力ゴリラ刑事」という貼り紙を背中にされてしまった。 元マル暴出身の為、取り調べはわりと荒っぽく、ヤクザ相手の対応やガサ入れでは活躍の場が多い。さらにはそのマル暴で鍛えた観察眼で人の僅かな反応を見逃さない能力も持つ。PART5 第7話「死ぬな秋本!! 男の涙と意地・最後の闘い」では、昔ある事件で薬物中毒にさせられ記憶を無くした女性、矢野好美を守る為に、彼女を薬物中毒にした新藤に対して市街地で拳銃を乱射。彼女の存在を隠す為、自分が怨みがあったと上層部に思わせようと藤波管理官に「殺意があった」と訴える。そんな理由に到底納得出来ない高見たち広域の面々は好美と新藤の事件の真実にたどり着き、新藤を逮捕するに至るが、不運にも好美は現れた新藤のせいで記憶が戻ってしまい「死にたい」とまで言い出してしまう。しかし、秋本たちの説得のおかげで無事に立ち直る。 だか、秋本の気持ちを酌んだ広域の仲間たちはその真実を報告しないままに彼は査問を受けて巡査に降格。謹慎一ヶ月の後、所轄署地域課の交番勤務となり広域を去った。 PART7 数回の出演の後、PART7の最終話で刑事として再び古巣のマル暴への復帰が決まった。 工藤丈彦 演 - 志村東吾 警察署交通課(交通機動隊、白バイ隊員)出身。階級は巡査。 白バイ警官出身の若手刑事。着任当初は空気が読めない発言をしたり失敗を繰り返していたが、シリーズを重ねる毎に刑事として、もちろん人間的にも成長する。主に秋本と組むことが多いが、シリーズ全般的に女性刑事とのコンビも多い。中でも同年代である麻生たまきとは仲がよく、お互いに呼び捨てで呼んでいる。 白バイ出身なだけあって、バイクの運転は優秀で、シリーズ中盤ではバイク通勤をしており、捜査でもバイクを使って捜査や犯人追跡を行うようになる。 シリーズ後半になると朝子や武田の先輩として面倒を見ることも増えている。PART3 今村愛子と出合い、高見と秋本に気付かれてしまい無理やり紹介する事になるが、実は彼女が悪かった時期に秋本に逮捕されていた過去が露見する。愛子には別れを告げられてしまうがその場で「過去は関係ない」と彼女を留まらせる。 ところが、彼女が強盗事件の容疑者となってしまう事件が発生。真実を知らない工藤は殴り倒された事で彼女への気持ちが揺らぎ、彼女と決別して刑事として逮捕する事を決めるが、高見のキツい1発と杉浦の叱咤激励、事件の真実を知った事により再起。再び彼女を信じることで刑事として犯人を無事に逮捕した。この事件のおかげで彼は大きく成長。 PART5 新たに配属された星野朝子の教育係となる。 紆余曲折を経て、ついに高見と玲子を仲人に愛子と結婚した。 その後は仲睦まじくやっているものの、産まれた娘の望美の教育方針で何かと衝突しており、家出したこともあった。 山口さくら 演 - 中山忍(PART3・PART4 第1話 - 第6話・第11話 - 最終話) 経歴:警視庁広域特別捜査隊(PART3・PART4) → 警視庁少年課(PART5) 警察署少年課出身。階級は巡査。実家は煎餅屋を営んでいる。根岸玲子の事を心から尊敬している。その為、高見と元夫婦の関係を知った時は「不潔!」とまで言い放っている。 入隊当初は高見に慣れさせる為にコンビを組まされて振り回される日々が続き、いいかげんな刑事と思っていたが、1度、元同僚の巡査が拳銃を奪われてそれが殺人に使われた際には怒りから肩入れしてしまい、暴走しかけるが、高見に救われた事で徐々に信頼していくようになった。 剣道の有段者で、その実力は全国大会で優勝した経験を持つほど非常に高く、広域の誰も勝てない様子。事実、高見・秋本・工藤と練習場でコテンパンに叩きのめされ、高見に至っては小手の一撃で負けている。PART4 第3話〜第11話までは、本庁の研修に出向しており、一時的に広域の仕事からは外れている。研修を経て広域に戻る。 PART5 警視庁少年課へ異動となり、広域を去った。 牧裕美 演 - 甲本雅裕(PART5 第8話 - 最終話 / PART6 第1話 / PART7 第9話・最終話) 経歴:警視庁広域特別捜査隊(PART5 第8話 - 最終話) → 五反田中央警察署 総務課長補佐(PART6 第1話 - ) 階級は巡査部長。秋本の異動に伴い広域に配属された。なお、下の名前の読みが「ひろみ」であるため、広域の面々からは直接対面するまで女性だと勘違いされていた。 かなりの博識で薀蓄にも造詣が深く、文学書の言葉を引用した喩えを披露したりと、いろいろな知識を披露する。中でも交渉術は見事なもので、赴任初日から立てこもり犯を説得してしまう程の実力を持つ。 高校時代に好きだった同級生の女性が、父親に暴力を受けているにも関わらず、何もできなかった。しかも最後は暴力のせいでその女性は車椅子生活を余儀なくされてしまう。この時の経験がトラウマとなってしまい、女性に暴力を振るう男性に対しては突然キレてしまい、回りが押さえ込みに入る程の怒りを露にする。 妻とは死別しており、小学生の息子・太一と2人暮らしで、見たいとも言われていないにも関わらず写真を見せびらかすかなりの親バカ。 赴任初日に発生した立てこもり事件の加害者が、リストラから事件を起こした事から一方的に彼に同情。その後発生した殺人事件の容疑者であるリストラを行った長谷川を犯人と決めつけた捜査で彼の娘を傷つけてしまう。それでも長谷川が犯人であると疑わずに捜査を続けた牧はリストラを指示した長谷川の上司と癒着をしていた総会屋に辿り着く。無事に犯人を逮捕したが、己の行いを反省した牧は長谷川父娘に謝罪をし、以後は容疑者や周囲の人を気にかける捜査を心がけるようになっていく。 当初は格闘術はからっきしだったが、次第に上達。「1、2、3!」と掛け声をかけながらだが、犯人を投げ飛ばしたり拘束する技術を身に付けていく。 なお甲本はPART2最終話(1998年)とPART4第12話(1999年)に2度犯人役で出演している。PART6 第1話にて五反田中央署に総務課長補佐として栄転。 PART7 登場するが、ある事件の被害者の過去が暴かれるのを防ぐために自分がとして名乗り出る。結果的には真実がわかった事で釈放となるが、その行動が問題視された事で降格。異動となる。 星野朝子 演 - 来栖あつこ(PART5・PART6 / PART7 最終話) 警察署総務課出身。階級は巡査。 広域に来る以前は所轄で婦警。いかにも今どきの女の子といった感じの性格でルーキー扱いされているが、若い少年少女たちの扱いは得意で、話を聞き出す為に相手と対戦ゲームをしては勝ち、相手から情報を得たりしている。 1度、偶然から銀行強盗の人質になってしまい、中から突入の合図を任されるがトラブルから失敗。人質を取られてしまい、犯人から金の輸送を要求されてしまう。恐怖から1度は拒否するものの、高見の冷たい言葉での叱咤に奮起。あちこちと走り回らされながらも無事に犯人逮捕に貢献した。 しかし、逮捕直後に、その日が休日だった為、「休日出勤の手当」が出るかを気にするという妙な心配をして泣き崩れてしまい、みんなから笑われていた。 妙なところでお金にシビアな面を見せたりするが、高見たちと仕事をしていくうちに刑事としての質を上げていき、武田が入る頃には立派に成長しており、武田とコンビを組んでは指導係もこなしている。 密かに合コンに勤しんでおり、回りの同級生や同期生が結婚していく事に危機を感じている。 その後は、広域特別捜査隊から他の警察署に異動となった。PART7最終話で、高見と再会し、その後かつての広域特別捜査隊メンバー(麻生・牧)とも合流した。 武田太郎 演 - 安藤亮司(PART6 - 最終章) 経歴:警察署地域課 → 警視庁広域特別捜査隊(PART6) → 警視庁捜査一課(PART7) 警察署地域課から広域特別捜査隊に抜擢された新米刑事。階級は巡査。通勤中に偶然から事件に巻き込まれてしまい同様に巻き込まれた根岸みゆきを助けて犯人を取り押さえる。ところが、あまりに無鉄砲なやり方に怒りを露にしたみゆきからビンタをくらい説教まで受けてしまう。 この事をきっかけにみゆきと付き合うようになるが、最初のうちは上司の高見と玲子が親だとは知らずに付き合っていた。先に玲子に知られた為にようやく玲子の娘であることを打ち明けられたが、高見との事は知らされてはいなかった。ある時、偶然から高見と玲子が夫婦だった事を知り、みゆきと高見が父娘であることを知ってしまう。高見に打ち解ち明けようとした武田だったが、何をされるかわからないからとみゆきにキツく止められビクつきながら仕事をするハメになる。PART6 最終話の事件を気にみゆきと二人で打ち明ける事を決意。ビクつきながらもようやく高見に打ち明けるが、事件での出来事が理由で塞ぎこんだ状態だった高見にあっさり了解を得られた事で喜ぶ。ところがその後、復活した高見を「お父さん!」と呼んだ瞬間「誰がお父さんだ!」と一喝されたうえ、一撃でKOされてしまった。 PART7 警視庁捜査一課に栄転しており、合同捜査で広域との連絡係のような立場で広域の面々と行動している。みゆきとも良好な関係を続けているが、高見とみゆきのデートに顔を出したりと(高見曰く)「お邪魔虫」な関係をしている様子である。 行沢正美 演 - 加藤麻里 階級は巡査。オペレーター。 内勤のアナリスト。容疑者の過去の犯歴や逃走車両のNシステムでの追尾など、各情報の収集解析などを担当する。必要な時には潜入捜査をすることもある。 当初は制服にブルゾン等の内勤者と同じ服装だったが、仕事内容の変化につれ私服の着用となっていく。 倉石マミ 演 - 飛田恵里(PART6) 牧野ユカ 演 - 石井亜実(PART6) 広山ミホ 演 - 寺田奈美江(PART6) 内勤の女性警官。常に3人で行動し、西崎に惚れており、親衛隊かのような眼差しで西崎をいつも見つめている。 新米の武田をパシリにして西崎を合コンに連れ出すよう脅迫(まがい)の事をしたこともあった。 根岸玲子 演 - 風吹ジュン 経歴:警視庁広域特別捜査隊(PART1 - PART7) → 立川西警察署 署長(クリスマススペシャル - 最終章 第1話) → 警視庁広域特別捜査隊(最終章 第2話 - ) 警視庁レディース部隊出身。広域特別捜査隊・捜査課長のキャリア。階級は警視。 実は高見は元夫であり、当初は関係を同僚には秘密にしていた。娘・みゆきにも秘密にしている。 元夫婦ということもあり、勝手な行動ばかりの高見には頭を痛めながらも理解し、その行動を見守っている。当初は広域メンバーからも疑問に思われていたものの、次第に理解をしてもらえるようになる。 10数年前に家族で一緒に行った遊園地に麻薬中毒になった不良グループがバイクで子供たちを取り囲む事件に遭遇してしまう。娘を助けたいはずの高見だったが、刑事として彼は娘以外の子供を助ける事を選択。最後に無事にみゆきを救い出すものの、父親としてではなく、刑事として行動した高見が許せずに離婚したと菊枝が語っている(回想シーン内では、玲子は激怒のあまり高見に平手打ちをしている。但し、玲子本人は他にも色々な理由はあると劇中では語っている)。離婚日は昭和60年2月21日(PART2 第10話)。 父親・根岸秀夫も刑事だったが中学生の時に殉職。本部長である徳丸は父の同僚であった。 松尾菊枝 演 - 樹木希林(PART1 - PART7) 庶務課。階級は特任巡査部長。 かつてはかなりやり手の刑事であり、特に「落としのキク」と言われるほど取り調べの腕がよかった。ある事件がきっかけで庶務課へと異動する。 高見とは昔からの付き合いで大の仲良し。もちろん玲子との関係も知っている。おとなしそうな印象とは裏腹に歯に着せぬようなことを言うことが多いが、実際は高見と玲子の復縁を望んでおり、みゆきとの関係も茶化す場面が多数あるが、心から心配している二人の良き理解者でもある。 事務処理関係で広域にはよく出入りしており、高見との漫才のようなやり取りも今作品の見所。PART7 早期退職し、夫婦でオーストラリアに移住した。※このPART7にて降板。 徳丸謙二郎 演 - 愛川欽也(PART1・PART2) 本部長。階級は警視正。 訓示、礼節を重視する。性格は見た目通りいたって人情派。しかし、時には非情な指揮を執る事も。捜査本部の課長である根岸玲子の父・根岸秀夫とはかつて同僚であった為、幼い頃から彼女を知っている。もちろん高見との事も知っている。菊枝とも彼女が現場時代(もしくはそれ以前)からの付き合い。役職では一番上だが、菊枝にはまったく頭が上がらず、どこか夫婦漫才のようなやり取りも。 高見の捜査方針(命令無視や無鉄砲)を立場上は批判しているが、内心では高見に対して絶大な信頼をしている。 PART1で菊枝が「来年は定年」という発言があることから、PART2からPART3の間に定年を迎えており3では既に退職している。
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