想うとは? わかりやすく解説

想う

想う(おもう)とは、心に思い描く、または心に感じるという意味を持つ動詞である。この言葉は、具体的な事象物事対す思考感情表現する際に用いられる例えば、「彼の幸せを想う」、「未来を想う」などといった形で使われるまた、想うは人間心情感情を表す言葉として、詩や小説歌詞などの文学作品において頻繁に使用される。特に、愛情憧れ希望などの感情表現する際には、その抽象性深みから想うという言葉選ばれることが多い。

おも・う〔おもふ〕【思う/想う/憶う/念う】

読み方:おもう

[動ワ五(ハ四)]

ある物事について考えをもつ。考える。

判断する信じる。「これでよいと—・う」「そうは—・わない」「自分の—・ったとおりに行動しなさい」

決心する決意する。「新しく事業始めようと—・う」「—・うところがあって酒を断つ

あやしむ。疑う。「変だと—・った」「そんなことがあるはずはないと—・っていた」

眼前にない物事について、心を働かせる

推量する予想する。「この本はいくらだと—・うか」「—・わぬ事故

想像する。「—・ったほどおもしろくない」「夢にも—・わなかった」

思い出す。追想する回顧する。「亡き人を—・い悲しくなる」「あのころを—・えば隔世の感がある」

願う。希望する。「—・うようにいかない」「背が高くなりたいと—・う」

心にかける。心配する。気にする。「君のことを—・って忠告する」「このくらい暑さは何とも—・わない」

慕う。愛する。恋する。「故郷を—・う」「心に—・う人」

ある感じを心にもつ。感じる。「別れは悲しいと—・う」「歓待されて心苦しく—・った」

表情に出す。そういう顔つきをする。

「もの悲しらに—・へりし我(あ)が子の刀自(とじ)を」〈・七二三

考える[用法]

[可能] おもえる

[下接句] 蚊の食う程にも思わぬ人を思うは身を思う人を人とも思わない人を見たら泥棒と思え糸瓜(へちま)の皮とも思わない老驥(ろうき)千里を思う・我と思う


想う

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:29 UTC 版)

和語の漢字表記

(おもう)

  1. おもう 参照思うとも。



「想う」の例文・使い方・用例・文例

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