け【毛】
読み方:け
1 生物の体表に生えている糸状のもの。鞭毛(べんもう)・繊毛・刺毛・剛毛・羽毛なども含む。
㋐哺乳類の皮膚に生じる表皮の変形器官。全身のほとんどを覆う、角質の構造物。
2 細い毛状のもの。「ブラシの—」
3 非常にわずかなことをたとえるのに用いる。「そんな気は—ほどもない」
4 鎧(よろい)の威(おどし)の糸。おどしげ。
「同じ—の鎧を二両まで置きたりけるを」〈太平記・二六〉
「鯉に限って、うろこをふくとは申さぬ、—をふくと申す」〈虎寛狂・惣八〉
[下接語] 兎(う)の毛・裏毛・尾羽毛・髪の毛・猫っ毛・三毛・身の毛(げ)愛嬌(あいきょう)毛・青毛・赤毛・葦(あし)毛・命毛・入れ毛・産(うぶ)毛・上(うわ)毛・枝毛・後(おく)れ毛・威(おどし)毛・鹿(か)毛・糟(かす)毛・川原(かわら)毛・癖毛・栗(くり)毛・黒毛・逆(さか)毛・差し毛・地毛・棕櫚(しゅろ)毛・尻(しり)毛・白毛・梳(す)き毛・立ち毛・力毛・縮れ毛・月毛・旋(つむじ)毛・虎(とら)毛・鳥毛・夏毛・二毛・和(にこ)毛・抜け毛・鼻毛・雲雀(ひばり)毛・斑(ぶち)毛・冬毛・解(ほつ)れ毛・巻き毛・睫毛(まつげ)・眉(まゆ)毛・尨(むく)毛・無駄毛・胸毛・脇(わき)毛・綿毛
もう【毛】
読み方:もう
[音]モウ(呉) [訓]け
〈モウ〉
1 け。「毛髪・毛筆・毛布/羽毛・紅毛・鴻毛(こうもう)・純毛・植毛・繊毛・梳毛(そもう)・多毛・体毛・脱毛・恥毛・羊毛・鱗毛(りんもう)」
3 ごく細かいもの。わずかなもの。「毛頭・毛細管/毫毛(ごうもう)」
〈け〉「毛糸・毛虫/赤毛・葦毛(あしげ)・和毛(にこげ)・眉毛(まゆげ)・腋毛(わきげ)」
[名のり]あつ
もう【毛】
毛
け 【毛】
毛
作者Yoshihito
収載図書あいから始まるショートストーリー―in other words,I love you
出版社新風舎
刊行年月2005.8
毛
毛
毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 14:32 UTC 版)
毛
一覧
読み「け」・「もう」
- 哺乳類・鳥類・節足動物の皮膚における附属器官。体毛。頭髪、ウールなどを指す。詳細は「毛 (動物)」を参照
- 頭髪(毛髪、髪の毛、髪)。
- 植物の表面にある附属器官。綿毛、毛状体などを指す。詳細は「毛 (植物)」を参照
- 漢字の部首「毛」の通称。詳細は「毛部」を参照
- 東京都練馬区を拠点とする過激派組織の名称。
読み「もう」
- 単位。
- 地名。
- 原野・野原・野生などを意味する琉球方言(万座毛、毛遊びなど)。
- 「野(の)」の訛りである「もー」の音に、明治以降に改めて「毛」の字を当てたものと考えられる。
- 中華人民共和国(中国)や中華民国の通貨の補助単位「角」の通称。
- 毛 (姓) - 漢姓の一つ。
- 毛 (春秋) - 周朝の諸侯国。
- 笙の管名。ただし通常は簧が付けられておらず音が出ない。
関連項目
毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 03:56 UTC 版)
弓の毛。
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毛(マオ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/21 09:42 UTC 版)
「JAPAN (漫画)」の記事における「毛(マオ)」の解説
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毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 01:28 UTC 版)
詳細は「アルパカ繊維(英語版)」を参照 同じアンデス地方で飼われている家畜であるラマ(リャマ)が主に荷役に用いられるのに対して、アルパカはもっぱら体毛を利用する(cf. 動物繊維)。その毛で、インディオ伝統のマントやポンチョ、そのほかのさまざまな衣類を作り、自分達で着たり輸出したりしている。 服飾業界において「アルパカ」の名は複数の意味で用いられる。毛について言う場合、たいていはペルー産のアルパカのものを指す。しかし、生地としてはより広く、アルパカの毛でペルーにて作られたものだけでなく、イタリアやイギリスのブリランテ(brillante. cf.)などを混ぜて作ったものも「アルパカ」と呼ばれる。 生地としての最高級品質は、生まれて初めて刈り取ったアルパカの毛で作ったもので、「ベビー・アルパカ」と称される。1回の採毛量は3kgほどで、隔年に刈り取る。1頭のアルパカからの刈り取りは生涯で3–4回ほどに過ぎない。部位別に見ると背中の毛が価値が高く、腹、脚と地面に近くなるにつれ価値が下がっていく。 南米古来の動物で毛を用いるのは、ビクーニャおよびアルパカ、ラマおよびグアナコの4種である。ビクーニャとアルパカはいずれも毛が重要視されるが、アルパカの場合、毛の品質と量の点で優れており、ビクーニャは柔らかさ、きめ細かさ、希少さと高品質の点で珍重されている。グアナコの毛はビクーニャより若干劣るが、量はやや多い。
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毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:04 UTC 版)
タヌキの毛は筆の材料として珍重される。この場合、タヌキ毛は俗にラクーンと呼ばれている(ラクーンという単語自体はアライグマの英名でもある)。 「弘法筆を選ばず」で知られる空海(弘法大師)が唐の技法で狸の毛を使った筆を造らせ、嵯峨天皇に献上している。その時に空海が書いたという上表文が『狸毛筆奉献表』であり、国宝に指定されている。 歯ブラシなどのブラシにも使われる。
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毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:04 UTC 版)
犬の毛の生え方や長さには、犬種によって様々な特徴がある。犬の毛の成長サイクルは、犬種や生活環境によって大きく変化する。 犬のヘアスタイル(英語版) トリマー(犬の毛を整える仕事の人) 犬のトリミング方法グルーミング (犬)(英語版) コーディング (犬)(英語版) 犬の毛 ドッグトリマー
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毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 05:44 UTC 版)
毛(け、hair)には単細胞性のものと多細胞性のものがある。どちらのタイプでも分岐するものと分岐しないものがあり、多細胞の毛には一列の細胞列からなるものと多数の細胞列からなるものがある。毛は表皮細胞の特殊な伸長成長、それに続く何度かの細胞分裂によって形成される。通常表面はクチクラに覆われるが、炭酸カルシウムや珪酸塩が蓄積することもある。 形状により、刺毛、鉤状毛、星状毛、鱗毛などが区別されるほか、生え方によって絨毛、綿毛、逆毛などが分けられ、性質や機能によって触毛、感覚毛、散布毛、浮嚢毛などに分けられる。
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毛
毛
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