ポンチョとは?

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ポンチョ [1]スペイン poncho】

中南米男女の用いる外衣四角形の布の真ん中に頭の通る穴をあけたもの

ポンチョ

中南米ペルーボリビアなど、アンデス山脈地帯に住むインディオ原住民)の男女が用いる民族衣裳で、原始的衣服である貫頭衣型のもの。

布の真ん中に穴をあけて頭を通し前後垂らして肩から着るウール着物

体を覆う 程度の短いものや、体を覆う長さのものなどがある。アルパカなどの毛で織られたもので、民族調の独特な幾何柄をもつ。


ポンチョ

名前 Poncho

ポンチョ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/22 03:39 UTC 版)

南米伝統衣装としてのポンチョなど(1878-1888年の石版画)

ポンチョ (スペイン語: Poncho) は、主に中南米で着用されている衣類外套。四角形の布の真ん中に穴があいていて、そこに首を通し、かぶって着用する。

概要

ポンチョは、貫頭衣(布地に頭の通る穴を空けただけの簡素な衣類の形式)やダルマティカ(→洋裁)に類される衣類だが、主に通常の着衣の上から防寒・防風のために着用される。このため、撥水性・断熱性に優れる毛織物で作られる。アンデス文明の頃から利用されているが、後述するように雨具として現代の素材で作られた製品もみられ、またそういった現代の製品では用途に合わせて工夫が凝らされているものも少なくない。

衣服としての構造は簡単なものではあるが、肩から上半身にかけての保温の便は良く、男女の別なく着用される。布地の大きさは横約3.6m・縦約2.4m程で、頭の通る穴は中央に空いている。これを羽織ると丁度腰の位置までが覆われる格好となり、地面に座り込んだ状態では折り曲げた足を覆う。

元々はアローカニア人(チリ南部地方の先住民族)の民族服で、スペイン人が現地に住み着くようになるまでは、野生のリャマ皮革を色とりどりに染めて使っていた。彼らはこれを「キオニ」と呼び寝具としても使っていたため、スペイン人たちは当初、これをテーブルクロスの一種だと考えていた。

後に毛織物が主流となっていくが、このキオニを原型とするポンチョを作るのは女性の仕事とされ、野生のリャマやカモシカの毛を、実に2年もかけて密に織っていったものが高く評価されている。これらは最も好まれる色としてトルコブルーに染め上げられたり、植物染料によって黄色・緑・赤などで色彩される。図柄は単純な帯模様か簡単な絵模様が使われる。かつてはこの下にシャツなどは着ず、長袖の肌着の上にそのまま着用していた。

近代よりは、ガウチョなどに戸外で働く者の作業着(外套)などとしても広く利用されており、現代でも南米地域を中心に一般的に用いられているほか、世界の広い地域でアウトドアウェア、あるいは簡易雨具や防寒着などの形で利用されている。

雨具

雨具としてのポンチョは、前述の皮革ないし毛織物としてのそれとは異なり、綿化学繊維ゴムなどで防水性を持たせたもの、より簡易にはビニールなど合成樹脂のフィルムで出来たものが一般に利用されており、頭を覆うフードが付いている。これらは簡単な構造ゆえに単価も安く製造できるため安価であり、折り畳めば場所をとらず、必要であれば広げて速やかに着用でき、また緩やかに体を覆うため、背負ったり抱えたりした荷物ごと着込むことで荷物を濡らさなくてすむなどの利便性が見られる。緩やかに覆うという性質から、手足にまとわり付いて行動が制限されることが少ない点も利点といえる。

反面、レインコート一般に比べると腕や足は覆わないためどうしても濡れがちで、こと何らかの作業を行ったり自転車や徒歩で移動する場合には、胴体以外は濡れてしまいやすい。ただ、そのぶん通気性が良いために蒸れ難いなどの利点にもなるほか、低体温症予防の観点では頭や胴体の体温低下を防げればよいため、理にかなっているといえる。しばしば濡れやすい足を濡れないようにするために、レインコートのズボンを併用することも行われる。

なお、これらの特徴から1850年代より南北戦争の時代にゴム引きなどで防水性を持たせた木綿製の軍用ポンチョ(ミリタリーポンチョとも)が利用されるようになり、後に近代的な歩兵の標準的な装備として利用されている。こちらは雨具としてだけではなく、休憩するときや遭難して救助を待つなどする場合に、簡易テントとしてシェルターを作るためにも利用される。着衣であるから広げても面積は狭く、1枚では人一人がどうにか直接的な降雨・降雪・直射日光を防ぐことくらいしか出来ないが、こういった自然環境からのダメージを幾らかでも軽減できれば、その歩兵の生存可能性を押し上げることにもつながる(→サバイバル)。複数の軍用ポンチョをボタンやひもで結合して、簡易テントを構築することも可能である。また担架や死体袋などに応用される場合もある。特に現用のものでは、軽く薄い、大判ながら折り畳めば小さなポーチに収まる合成繊維製のものも利用されている。アメリカ軍用のポンチョには専用のキルティングライナーを重ねることができ、毛布や寝袋の代用としても使うことができる。

参考資料

  • 南米の民族衣装関連
    • 『世界の服飾・続民族衣装』(マール社・ISBN 4837307051

関連項目


ポンチョ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/15 17:00 UTC 版)

ポンチョ。』は、高嶋ひろみによる日本4コマ漫画作品。

概要

弘志ななみは恋人同士なのだが、いつもタイミングが合わずにデートもなかなか出来ない日々。

だけどそこにはななみの妹のポンちゃんがいる。

弘志とポンちゃん、ななみとポンちゃん、天真爛漫なポンちゃんを中心とした、会えないけど楽しい日常を描く4コマ作品。

まんがタイムラブリー』にて2007年10月号から2009年4月号間で連載[1]され、その後『まんがタイムスペシャル』(共に芳文社)に移籍し、2012年3月号まで連載された。

作者にとって初の4コマ漫画作品。

登場人物

田辺 広志(たなべ ひろし)
本作の主人公で23歳の会社員。
ななみと会おうとするのだが、大抵ななみはバイトに行っており不在[2]。そのためいつもポンちゃんたちと遊ぶことになるのだが、本人自身どこか精神年齢が幼いところがあり、非常に馬が合うらしく仲がいい。
非常にリアクションが大きく、一人でいる時も自分の考えに対してオーバーにツッコミを入れることも多い。
ななみとは会社の先輩の彼女(後述する「たまこ」)の紹介で知り合った。
甘いミカンを見分けることが得意。 会社では落ちこぼれの部類らしい。小さい頃はサッカー選手になる夢を持っており、ボールさばきは今も達者。
ポンちゃん(本名不詳)
ななみの妹で8歳の女の子。小学校では2年B組。 天真爛漫な女の子で、弘志の事を「カレシ」と呼ぶ[3]
喜怒哀楽の感情がはっきりしており、思ったことはすぐ口に出す。 また、子供らしく感受性が強いため、すぐにテンションが上がって大はしゃぎをする。 弘志の事を非常に気に入っており、授業参観の日に来てくれた時は目を輝かせて赤面していた。
折り紙が上手。
日々野 ななみ(ひびの ななみ)
ポンちゃんの姉で広志の恋人で女子大生。 両親が探検家で世界を駆け回っているため、妹のポンちゃんとアパートで二人暮らし。いつもバイトをしており、職種は工事現場からヒーローショーのアクター、ケーキの販売など非常に幅広い[4]
毎日遅くまでバイトをしており、各話の最後は遅くに帰ってきたななみが弘志が来ていた痕跡を発見してびっくりするというネタや、バイト中に弘志からポンちゃんと遊んでいる写メが届くネタが多い。
弘志同様、どこか精神年齢の幼いところがある。また弘志の事を考えると非常にテンションが上がり、アクションもオーバーになる。
自宅に豪華な雛人形があることを忘れ[5]、新しく買ってきてしまうなど、意外と雑なところがある。
なお、作中で彼女と広志が会っている描写は最終回にようやく描かれている。
動物好きで、ネコのトメ吉(後述)の他に大きなカメも飼っていたことがある。
浅野 アキラ(あさの アキラ)
ポンちゃんのクラスメート。 ませたセリフを言うのだが、半端な知識のため言葉の意味までは正確に理解していない。 ポンちゃん同様、弘志の事を「カレシ」と呼ぶ。ポンちゃんと非常に仲がよく、大抵ポンちゃんとセットで付いてくる。
トメ吉
ポンちゃんの家で飼っている猫。 非常に大きくて重い[6]。もともとはポンちゃんが幼稚園の遠足で拾ってきたドングリにまぎれて日比野家にやってきたが、ごはんをモリモリ食べて人間大まで成長してしまった。飲み物をお盆で運ぶなど、知能が高く、よく二足歩行もする。
たまこ
ななみの大学の後輩。バイト好きの彼女のためにいろいろとバイト情報を持ちかけ、いっしょに仕事することが多い。広志の会社の先輩と交際中。

単行本

脚注

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  1. ^ 初期は「南京ぐれ子」名義での長期間不定期ゲスト。その後、連載になった。
  2. ^ 電話をかけても七海が携帯を家に忘れることが多く、大抵ポンちゃんが出る。
  3. ^ 姉の彼氏であるため。
  4. ^ お金に困っているわけではなく、アルバイトが趣味。
  5. ^ しかも、自分で修理したこともある。
  6. ^ 太っているように見えるが、雨に濡れるとガリガリになることから、大半は毛でできている。重いのは単に全体的に大きいためと思われる。





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