俗信とは? わかりやすく解説

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ぞく‐しん【俗信】

読み方:ぞくしん

自然現象などに対す観察・経験・解釈から起こり蓄積され知識予兆禁忌呪術卜占(ぼくせん)・憑(つ)き物・妖怪など。


俗信

読み方:ゾクシン(zokushin)

宗教中に包摂しえない非合理的心意伝承


ぞくしん 【俗信】


俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 16:17 UTC 版)

俗信(ぞくしん)とは、社会において広く流布され伝承されてきた、ものごとの捉え方や考え方、また考えられた内容を言う。なぜ、そのような把握や考えが妥当かということについては、「昔からそう言われている」というような歴史的な継承性や、社会的な流布性の事実を根拠にする。


  1. ^ a b 鈴木棠三 2020, p. 25.
  2. ^ 鈴木棠三 2020, pp. 25–26.
  3. ^ a b 鈴木棠三 2020, p. 29.



俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 22:49 UTC 版)

平尾山」の記事における「俗信」の解説

平尾冠」(ひらおかんむり)といわれるように、山頂冠状がかかると晴れになるという。また、浅間帯に平尾頭巾晴れ」ともいう。浅間山に帯のようながあり、平尾山頂上頭巾のようながあれば晴れるという。 平尾山雨乞いあまごい)の山でもあり、雨が降るように祈ると叶うという。また平尾山大きな火を燃やすと雨が降るといい、日照りの際には山でワラ枯れ枝燃やして雨乞いをした。 平尾山は、デイランボウという巨人が土を運んでいるときにこぼれてできたという民話がある。また、下平尾地区にはデイランボウの足跡という丸い水田がある。

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俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 08:03 UTC 版)

アルタイル」の記事における「俗信」の解説

東洋 天の川挟んで向かい合うこと座ベガ織姫星とともに彦星として七夕伝説形成する西洋 西洋占星術では爬虫類による危害を表すとされた。

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俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/10/10 20:34 UTC 版)

「輔」の記事における「俗信」の解説

中国天文星占い)では、輔星が通常より明るく見えるときは、宰相謀反疑われた。アルコルにしろ81番星にしろ変光星ではないので、そのようなことは物理的に有り得ないが、輔星がアルコルだとしたら、空の状態によって、すぐ近くにある明るミザールとの見え方違い見られることも考えられる日本ではアルコルを 「じゅみょうぼし」(寿命星)、「しじゅうぐれ」(四十暮)などと呼び、この星が見えなくなると死期が近いと考えていた地方がある。これは、老化による視力衰え示したのである唐代成立した酉陽雑俎』 には輔星を見なかった者は長生きできぬと、日本の俗信と違い見られる漫画 『北斗の拳』登場する死兆星」 は、この和名の寿命星がモデルである。ただし死兆星場合は、見えるようになる死期が近いと実際とは逆の設定になっている

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俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 08:07 UTC 版)

明治紀念之標」の記事における「俗信」の解説

次のような迷信語られている。 息を止めて像の周りを3周すると、願い事叶う。 像の鼻の孔から覗いて空が見えたら、試験合格する。 像の後頭部小さな穴があり、鼻の孔から覗くと空が見えることを旧制四高第四高等学校)の学生発見しゲン担ぎとして広まったもの。1990年平成2年)の台座改修工事の際、あわせて孔がふさがれたため、その後鼻の孔を覗いても空を見ることはできない

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俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 06:53 UTC 版)

韋駄天」の記事における「俗信」の解説

捷疾鬼仏舎利奪って逃げ去った時、これを追って取り戻したという俗伝から、よく走る神、盗難除けの神として知られる転じて、足の速い人の例えにされ、「韋駄天走り」などといわれる。しかしこれはあくまでも俗説である。おそらくは涅槃経』後分に帝釈天が、仏の荼毘処に至って二牙拾得したが、二捷疾羅刹のために一牙を奪われたという記述起因するのであるといわれる韋駄天釈尊のために方々駆け巡って食物集めたとの俗信に由来して、「御馳走ごちそう)」という言葉出来た

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俗信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 23:52 UTC 版)

天気雨」の記事における「俗信」の解説

天気雨に関する俗信は世界各地存在する代表的なもの天気雨動物結婚結びつけるもので、日本の「狐の嫁入り」の他、アフリカではジャッカルアラビア語圏一部では鼠、ブルガリア一部では熊、大韓民国では虎が結婚するとされるイタリアカラブリア州サレント半島イギリス南西部では日本同じく結婚すると言われる因みに日本の「狐の嫁入り」は「晴れの日滾々コンコン)と降る」という意味の駄洒落でもある。(要出典ベラルーシポーランドロシアウクライナの間に位置するポレーシエ地方では、「ユダヤ人婚礼」、「ジプシー婚礼」、あるいは「悪魔婚礼」とされており、動物ではこんな日に嫁入りするのは、熊だと言われている。つまり、スラヴでは天気雨の日に婚礼挙げるのはふつうの人間ではないと考えられていることになる。 また悪魔魔女結びつける俗信もあり、トルコでは天気雨のときに悪魔結婚するとされ、ポーランドでは魔女バター作っているという伝承がある。

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