日本レコード大賞 歴代大賞受賞曲

日本レコード大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 01:15 UTC 版)

歴代大賞受賞曲

  • 曲名、歌手名は公式サイトを参照。
  • 第32回(1990年)から第34回(1992年)は、      歌謡曲・演歌部門      ポップス・ロック部門に分けられた。
曲名 歌手名 作詞 作曲 編曲 所属レコード会社
第1回 1959年 黒い花びら 水原弘 永六輔 中村八大 東京芝浦電気
第2回 1960年 誰よりも君を愛す 松尾和子
和田弘とマヒナスターズ
川内康範 吉田正 和田弘 日本ビクター
第3回 1961年 君恋し[• 1] フランク永井 時雨音羽 佐々紅華 寺岡真三
第4回 1962年 いつでも夢を 橋幸夫
吉永小百合
佐伯孝夫 吉田正
第5回 1963年 こんにちは赤ちゃん 梓みちよ 永六輔 中村八大 キングレコード
第6回 1964年 愛と死をみつめて 青山和子 大矢弘子 土田啓四郎 日本コロムビア
第7回 1965年 美空ひばり 関沢新一 古賀政男 佐伯亮
第8回 1966年 霧氷 橋幸夫[• 2] 宮川哲夫 利根一郎 一ノ瀬義孝 日本ビクター
第9回 1967年 ブルー・シャトウ ジャッキー吉川とブルーコメッツ 橋本淳 井上忠夫 森岡賢一郎 日本コロムビア
第10回 1968年 天使の誘惑 黛ジュン なかにし礼 鈴木邦彦 東芝音楽工業
第11回 1969年 いいじゃないの幸せならば 佐良直美 岩谷時子 いずみたく 日本ビクター
第12回 1970年 今日でお別れ 菅原洋一 なかにし礼 宇井あきら 森岡賢一郎 日本グラモフォン
第13回 1971年 また逢う日まで 尾崎紀世彦 阿久悠 筒美京平 日本フォノグラム
第14回 1972年 喝采 ちあきなおみ 吉田旺 中村泰士 高田弘 日本コロムビア
第15回 1973年 夜空 五木ひろし 山口洋子 平尾昌晃 竜崎孝路 徳間音楽工業
第16回 1974年 襟裳岬 森進一 岡本おさみ 吉田拓郎 馬飼野俊一 ビクター音楽産業
第17回 1975年 シクラメンのかほり 布施明 小椋佳 萩田光雄 キングレコード
第18回 1976年 北の宿から 都はるみ 阿久悠 小林亜星 竹村次郎 日本コロムビア
第19回 1977年 勝手にしやがれ 沢田研二 大野克夫 船山基紀 ポリドール
第20回 1978年 UFO ピンク・レディー 都倉俊一 ビクター音楽産業
第21回 1979年 魅せられて ジュディ・オング 阿木燿子 筒美京平 CBSソニー
第22回 1980年 雨の慕情 八代亜紀 阿久悠 浜圭介 竜崎孝路 テイチク
第23回 1981年 ルビーの指環 寺尾聰 松本隆 寺尾聰 井上鑑 東芝EMI
第24回 1982年 北酒場 細川たかし[• 3] なかにし礼 中村泰士 馬飼野俊一 日本コロムビア
第25回 1983年 矢切の渡し[• 4] 石本美由起 船村徹 薗広昭
第26回 1984年 長良川艶歌 五木ひろし 岡千秋 斉藤恒夫 徳間ジャパン
第27回 1985年 ミ・アモーレ(Meu amor é…) 中森明菜[• 5] 康珍化 松岡直也 ワーナーパイオニア
第28回 1986年 DESIRE -情熱- 阿木燿子 鈴木キサブロー 椎名和夫
第29回 1987年 愚か者 近藤真彦 伊達歩 井上堯之 戸塚修 CBSソニー
第30回 1988年 パラダイス銀河 光GENJI 飛鳥涼 佐藤準 ポニーキャニオン
第31回 1989年 淋しい熱帯魚 Wink 及川眠子 尾関昌也 船山基紀 ポリスター[• 6]
第32回 1990年 恋唄綴り 堀内孝雄 荒木とよひさ 堀内孝雄 川村栄二
おどるポンポコリン B.B.クィーンズ さくらももこ 織田哲郎 BMGビクター[• 7]
第33回 1991年 北の大地 北島三郎 星野哲郎 船村徹 南郷達也 日本クラウン
愛は勝つ KAN KAN KAN
小林信吾
ポリドール
第34回 1992年 白い海峡 大月みやこ 池田充男 伊藤雪彦 池多孝春 キングレコード
君がいるだけで 米米CLUB 米米CLUB 米米CLUB
中村哲
ソニー
第35回 1993年 無言坂 香西かおり 市川睦月 玉置浩二 川村栄二 ポリドール
第36回 1994年 innocent world Mr.Children 桜井和寿 小林武史
Mr.Children
トイズファクトリー
第37回 1995年 Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜 trf 小室哲哉 小室哲哉
久保こーじ
エイベックス
第38回 1996年 Don't wanna cry 安室奈美恵[• 8] 小室哲哉
前田たかひろ
小室哲哉
第39回 1997年 CAN YOU CELEBRATE? 小室哲哉
第40回 1998年 wanna Be A Dreammaker globe MARC
小室哲哉
第41回 1999年 Winter,again GLAY TAKURO MASAHIDE SAKUMA
GLAY
アンリミテッド
第42回 2000年 TSUNAMI サザンオールスターズ 桑田佳祐 サザンオールスターズ
弦編曲:島健
ビクターEnt
第43回 2001年 Dearest 浜崎あゆみ[• 9][• 10] 浜崎あゆみ CREA+D・A・I Naoto Suzuki エイベックス
第44回 2002年 Voyage 島健
第45回 2003年 No way to say BOUNCEBACK HΛL
第46回 2004年 Sign Mr.Children[• 11] 桜井和寿 小林武史
Mr.Children
トイズファクトリー
第47回 2005年 Butterfly 倖田來未 倖田來未 渡辺未来 エイベックス
第48回 2006年 一剣 氷川きよし 松井由利夫 水森英夫 佐伯亮 コロムビアMEnt
第49回 2007年 コブクロ 小渕健太郎 コブクロ ワーナー
第50回 2008年 Ti Amo EXILE[• 12][• 13] 松尾潔 Jin Nakamura
松尾潔
Jin Nakamura エイベックス
第51回 2009年 Someday ATSUSHI miwa furuse h-wonder
第52回 2010年 I Wish For You michico T. Kura
michico
T. Kura
第53回 2011年 フライングゲット AKB48 秋元康 すみだしんや 生田真心 キングレコード
第54回 2012年 真夏のSounds good ! 井上ヨシマサ
第55回 2013年 EXILE PRIDE 〜こんな世界を愛するため〜 EXILE[• 14] ATSUSHI Sean “PHEKOO” POCHI エイベックス
第56回 2014年 R.Y.U.S.E.I. 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE STY STY
Maozon
第57回 2015年 Unfair World 小竹正人 Mitsu.J
第58回 2016年 あなたの好きなところ 西野カナ[• 15] 西野カナ Carlos K.
Yo-Hey
Carlos K. ソニー
第59回 2017年 インフルエンサー 乃木坂46 秋元康 すみだしんや APAZZI
第60回 2018年 シンクロニシティ シライシ紗トリ
第61回 2019年 パプリカ Foorin[• 16] 米津玄師
第62回 2020年 LiSA 梶浦由記
LiSA
梶浦由記
第63回 2021年 CITRUS Da-iCE 工藤大輝
花村想太
Kaz Kuwamura
中山翔吾
中山翔吾
TomoLow
エイベックス
第64回 2022年 Habit SEKAI NO OWARI Fukase Nakajin SEKAI NO OWARI ユニバーサル
第65回 2023年 ケセラセラ Mrs. GREEN APPLE 大森元貴 花井諒・大森元貴 ユニバーサルミュージック
  1. ^ 元々は1922年に吹き込まれ、1928年に大ヒットした二村定一の楽曲で、1961年にフランク永井がカバーした。
  2. ^ 初の2回目の大賞受賞。
  3. ^ 初の二連覇の快挙達成。
  4. ^ 「矢切の渡し」は元々、ちあきなおみのシングル「酒場川」(1976年発売)のB面として発表された楽曲で、1982年には、ちあきのA面シングルとして発売されている。翌1983年に細川たかしがカバーし、レコード大賞を受賞した。
  5. ^ 女性ソロとして初の二連覇達成。
  6. ^ 現在の音源元はUPFRONT WORKS/ライスミュージック。
  7. ^ 現在の音源元はBeing group
  8. ^ 女性ソロとして中森明菜以来2組目の2連覇。
  9. ^ 女性ソロとして、中森明菜、安室奈美恵以来3組目の連覇。
  10. ^ 史上初の3連覇達成。
  11. ^ バンドおよびグループとして初の2回目の受賞。
  12. ^ グループとして初の2連覇達成。
  13. ^ 浜崎あゆみ以来2組目の3連覇。
  14. ^ 初の4回目の受賞。
  15. ^ 単独アーティストとしては初の平成生まれの受賞者。
  16. ^ 受賞者としては初めて全員が21世紀生まれ。

注釈

  1. ^ ここでいう「レコード」とは「記録」という意味ではなく20世紀中盤から後半にかけて使われた音楽記録メディアのことである。
  2. ^ 時期は不明だが、当初は「!」がなかった。民放では数少ないテレビラジオの同時放送番組でもある。
  3. ^ この年には、TBSテレビをキー局とするニュースネットワーク「JNN」も発足した。
  4. ^ 基本的には5社連盟構成局のみだが、年によっては5社連盟に次いで有力な立場にある東北放送中国放送も加わる。
  5. ^ 水原弘第1回のレコード大賞を受賞した際に「レコード大賞って何だ?」と言ったというエピソードがある[8]。また、美空ひばりが出演しても客席がガラガラだった事もあったという。
  6. ^ テレビ中継の最高視聴率ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)は第19回1977年)の50.8%[10]
  7. ^ かつてはTBS賞として新制作協会員の吉田芳夫作のブロンズ像が贈られていた
  8. ^ TBSに現存している第10回(1968年)以降の放送分。CMはカットされるが、年によってはその部分には地上波で今年放送される回の5 - 15秒の番宣が挿入されている場合もある。過去には編成の関係で年明けの1月に放送されたこともある。
  9. ^ 同年には開始10周年を記念した特別番組「10周年記念音楽会」(1968年12月28日放送。開催会場はサンケイホール)が放映され、それまでの各賞受賞者達が勢揃いした。この特番は鮮明なカラー映像の完全版VTRが現存している。この為、第9回以前の受賞曲の紹介では、この時の映像が使用されることが多い。
  10. ^ 松宮一彦は第39回(1997年)まではTBSアナウンサー。第40回(1998年)はこの年の6月にTBSを退社しフリーアナウンサーとしての担当。第41回(1999年)放送の直前に自殺。TBS時代の上司だった小島一慶が引き継ぐ形となった。
  11. ^ a b JNN系列局は排他協定の規則により、現在はクロスネットが禁止となっている。
  12. ^ 愛媛県では、1992年の第33回から、この年にTBS系新局として開局したあいテレビでネットされている。
  13. ^ 1982年の日本テレビ火曜サスペンス劇場』テーマ曲。

出典

  1. ^ a b 2015年「日本レコード大賞」、“「三代目JSB」VS「AKB48」”といわれる理由”. TSUTAYA T-SITE NEWS. 2016年1月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 国民的番組『レコ大』の存在意義は視聴者に認められているか”. 産経ニュース. 2016年1月5日閲覧。
  3. ^ 佐藤, pp. 123–124.
  4. ^ 佐藤, pp. 122–123.
  5. ^ 佐藤, pp. 124–125.
  6. ^ 佐藤, pp. 129–131.
  7. ^ 佐藤, p. 145.
  8. ^ 引田惣弥『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』講談社、2004年、133頁。ISBN 4062122227
  9. ^ 全日本歌謡情報センター. “【生き字引に訊け!】第1回 砂田実さん「輝く! 日本レコード大賞」プロデューサー”. 全日本歌謡情報センター. 2023年5月28日閲覧。
  10. ^ 『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』133-136頁。
  11. ^ 『OTV』91-92頁
  12. ^ 『OTV』89頁
  13. ^ 「レコード大賞 復権へ再改革」『朝日新聞』1993年12月18日付東京夕刊、14頁。
  14. ^ 紅白とのバッティングのほか、当時人気を博していた総合格闘技大晦日興行である「Dynamite!」を放送するという編成方針もあった(2010年まで)。
  15. ^ 輝く!日本レコード大賞|TBSテレビ”. 2023年11月24日閲覧。
  16. ^ 活動〜日本レコード大賞 審査基準〜【公益社団法人 日本作曲家協会】”. 公益社団法人日本作曲家協会. 公益社団法人日本作曲家協会. 2022年12月30日閲覧。
  17. ^ 長田暁二『昭和の童謡アラカルト―戦後編』ぎょうせい、1985年、139頁。ISBN 4324001243
  18. ^ 『昭和の童謡アラカルト―戦後編』160-161頁
  19. ^ 「Yahoo!テレビ.Gガイド」の番組解説欄に記載。
  20. ^ TBSラジオ広報誌「954press」2012年12月 - 2013年1月号5項に掲載
  21. ^ 2022年 - 2023年 TBSラジオ年末年始番組のラインナップ決定! TBSラジオ 2022年11月28日閲覧。
  22. ^ 日本レコード大賞作品1959年~1984年をコンプリート、BARKS、2009年12月21日。
  23. ^ “レコ大”50周年。記念コンピレーション・アルバムが登場、CDJournal、2009年12月22日。
  24. ^ 「今年も“清純ムード” 日本レコード大賞」『朝日新聞』1964年12月4日付東京夕刊、9頁。
  25. ^ 「U.S.A.」より乃木坂46の2連覇を選んだ『レコ大』その審査の裏側に何があったのかエキサイト 2019年1月5日
  26. ^ 世界的大ヒットなのに…YOASOBIの「アイドル」がレコード大賞候補から外されたワケ|au Webポータル”. au Webポータル|最新のニュースをお届け! (2023年11月26日). 2023年12月30日閲覧。
  27. ^ 日本レコード大賞、大賞候補からYOASOBI「アイドル」除外で物議…「大人の事情」浮き彫りで権威失墜に拍車”. 日刊サイゾー (2023年11月24日). 2023年12月30日閲覧。
  28. ^ 評論家・麻生香太郎が音楽業界のタブーに切り込む!集中連載第2回”. Real Sound. 2016年1月18日閲覧。
  29. ^ 三代目JSBの「レコード大賞1億円買収」で思い出される“審査委員長怪死事件”の深すぎる闇”. exciteニュース. 2018年12月31日閲覧。
  30. ^ レコード大賞最高責任者がバーニング周防社長を実名告発…周防社長「自分の獲らせたい歌手に決めることができる」と”. LITERA. 2020年12月30日閲覧。
  31. ^ 福田裕彦 [@YasuhikoFK] (2019年7月9日). "寝ようと思ったらジャニーさんの訃報。もう25年以上前、既に「××にレコ大よこさなければ今後お前の局にはうちのタレントは一切出さない」の一言でレコ大放送の数日前に局の決定事項をひっくり返せた人です(事実)。綺麗事で生きていた人ではない。まさに大権力者。美辞麗句は似合いません。合掌。". X(旧Twitter)より2022年4月9日閲覧
  32. ^ 「レコ大」は出来レース!? 関係者が暴露した“ジャニー氏の恐るべき圧力”とは?”. Asagei. 2020年12月30日閲覧。






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