佐渡汽船 佐渡汽船の概要

佐渡汽船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 22:29 UTC 版)

佐渡汽船株式会社
Sado Steam Ship Co., Ltd.
新潟港佐渡汽船ターミナル(2020年9月)
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 9176
1968年9月 - 2022年5月6日
本社所在地 日本
952-0014
新潟県佐渡市両津湊353番地
設立 1913年2月3日
業種 海運業
法人番号 2110001027748
事業内容 海上運送事業等
代表者 代表取締役社長 尾渡英生
資本金 1,000万円
(2022年12月31日時点)
発行済株式総数 53,693,466株
(2021年12月31日時点)
売上高 単体:74億18百万円
連結:100億89百万円
(2022年12月期)
営業利益 単体:2億41百万円
連結:4億3百万円
(2022年12月期)
純利益 単体:7億48百万円
連結:9億22百万円
(2022年12月期)
純資産 単体:8億1百万円
連結:14億78百万円
(2022年12月31日時点)
総資産 単体:94億34百万円
連結:120億70百万円
(2022年12月31日時点)
従業員数 単体:188人、連結:770人
(2022年12月31日時点)
決算期 12月31日
主要株主 (株)みちのりホールディングス 85.51%
新潟県 6.76%
佐渡市 2.24%
佐渡農業協同組合 1.44%
(株)第四北越銀行 0.68%
(2022年12月31日時点)
外部リンク https://www.sadokisen.co.jp/
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2014年時点での新潟県の広域交通網。佐渡と本土を結ぶ3航路のうち赤泊と寺泊を結ぶものは2018年に定期運航を終了した。

概要

1932年、佐渡航路で競合していた商船会社3社を経営安定の見地から、新潟県の資本参画のもと統合して成立した[1]

日本最初第三セクター企業として設立され、現在も新潟県が資本金の10.74%を出資している。ほかの出資企業には新潟交通、佐渡農業協同組合、第四北越銀行なども加わっている。

現在、佐渡汽船は定期便としては新潟航路(新潟港 - 両津港)、直江津航路(直江津港 - 小木港)の2航路を運航し、3隻のカーフェリー、3隻のウォータージェット推進式全没型水中翼船を就航させている。このうち水中翼船・ボーイング929(ジェットフォイル)は1977年、日本で初めて定期航路に就航したもので、後にボーイングから製造・販売のライセンスを取得した川崎重工業(現川重ジェイ・ピイ・エス)にもノウハウを提供している。

海運事業のみならず佐渡島内外の観光開発も行っており、佐渡西三川ゴールドパーク(1990年4月オープン[N 1])や二ツ亀オートキャンプ場(1991年7月オープン[N 2])、はじき野フィールドパーク(1993年オープン[N 3])、佐渡能楽の里(1997年4月オープン[N 4])などの開発に携わったほか、新潟ふるさと村の運営にも関わってきた[N 5]

みちのりHD傘下へ

佐渡汽船は新型コロナウイルスにより利用客が減少したと同時に経営が悪化。2022年2月7日にみちのりホールディングスと第四北越銀行に対して第三者割当増資を行う事を発表[2][3]。同年3月31日に第三者割当増資によりみちのりホールディングスの子会社となった[4][5]。同日に就任した松本順会長は会見で「佐渡汽船の経営を支援し、佐渡と本土間の人流・物流の発展を通じて地域社会の活性化に貢献する」「小木―直江津航路は、出来る限り維持したい。自治体・国からも、適切なご支援をいただきたい」とコメントした他、「新潟交通の路線バスと提携する必要がある」と指摘した上で「協議をぜひ前向きに進めていきたい」とコメントした。同日に就任した尾渡英生社長も「みちのりグループ各社で取り組んだいろいろな経営改善も参考にする。グループ各社との協業も検討課題だ」とコメントした[N 6]

2022年5月6日に東京証券取引所スタンダード市場上場廃止となり[2][N 7]、同年5月10日に実施される株式併合により、株主がみちのりホールディングス、新潟県、佐渡市、佐渡農業協同組合、第四北越銀行のみとなる予定である[6]

運航ダイヤ、航路、運賃はこれまで通り維持されるが、割引運賃や運航ダイヤに関しては見直しを実施する可能性があるという[6]

沿革

設立

1890年代半ば以降、新潟 - 両津間の越佐航路は越佐汽船(1885年設立)のほぼ独占状態となっていたが、収益性の高い本土間の航路に注力していたため佐渡島民からの反発が高まっていた[7]。1913年(大正2年)2月、佐渡商船(資本金15万円)が設立され、「国東丸」や「第二十二永田丸」などが就航し、1914年9月には「第一佐渡丸」が就航した[7]

越佐汽船の保有船に比べて佐渡商船の「第一佐渡丸」は船舶の性能が高かったため(所要時間4時間)、越佐汽船は運賃の値下げで対抗した[7]。両社の競争が激化したため、佐渡出身の県会議員だった野沢卯市は新潟県知事の北川信従に斡旋を要請し、越佐航路で得た収益を合算して使用船舶の総トン数により両社へ配分する共同計算方式(佐渡商船が60%、越佐汽船40%)が成立した[8]。その後、越佐汽船は1918年(大正7年)年に新潟汽船に改称した[8]

両社の共同計算方式は維持されていたが、前佐渡地域での佐渡商船の航路運営への不満から1923年1月に前佐渡汽船(資本金3万円)が設立された[8]。前佐渡汽船は1927年(昭和2年)7月に新たに越佐商船(資本金10万円)を設立した[8]

1927年以降、新潟県議会では佐渡商船、新潟汽船、越佐商船の3社を県営に移管する議論が浮上し、新潟県知事の黒崎真也が県営化のための交渉に入ったが利害関係の調整に難航したため方針を転換して半官半民とすることで決着し、1932年(昭和7年)4月に佐渡商船が他の2社を買収する形で新会社の佐渡汽船が設立された[8]

年表

  • 1932年4月 - 佐渡商船株式会社が、新潟汽船株式会社、越佐商船株式会社の両社を買収して合併、商号を現社名「佐渡汽船株式会社」に改称[8]
  • 1949年12月 - 既存定期航路事業免許申請により、新潟 - 両津間、小木 - 新潟間、小木 - 直江津間の定期3航路の経営免許が交付され、運用開始。
  • 1950年8月 - 直江津港 - 柏崎港 - 小木港間の定期航路を開設(柏崎寄港は夏期のみ。1955年8月をもって廃止)。
  • 1967年3月 - 佐渡航路初のカーフェリー「さど丸」が新潟 - 両津間で運航開始。
  • 1968年9月 - 株式を店頭登録(後の東京証券取引所ジャスダック市場)。
  • 1972年
    • カーフェリー「こがね丸」が新潟 - 両津間に就航。
    • 4月 - 両津港に旅客ターミナルビルが完成。
  • 1973年
    • カーフェリー「おとめ丸」が新潟 - 両津間に就航。
    • 4月 - 新潟 - 赤泊 - 寺泊航路が就航。
  • 1977年5月 - 日本初のウォータージェット推進式水中翼船(ボーイング社製ジェットフォイル)による定期航路が新潟 - 両津間に就航(1号艇「おけさ」)。
  • 1979年4月 - ジェットフォイル2船目の「みかど」(ボーイング社製)が新潟 - 両津間に就航。
  • 1981年7月21日 - 新潟西港・万代島埠頭に旅客ターミナルビルが完成、下大川前の旧ターミナルより機能を移転[N 8]
  • 1983年7月 - 8,000t級(注:国際トン)の大型カーフェリー「こさど丸」が新潟 - 両津間に就航。国内初の車両甲板2段積み可能となり、この「こさど丸」から佐渡汽船カーフェリーの大型化が始まる。カーフェリー「こがね丸」が小木 - 直江津間に就航。
  • 1985年2月 - 小木港に旅客ターミナルビルが完成。
  • 1986年7月 - ジェットフォイル3船目の「ぎんが」(ボーイング社製)が新潟 - 両津間に就航。
  • 1988年
    • 4月 - 日本国内の離島航路初となる10,000t級(国際トン)のカーフェリー「おおさど丸」が新潟 - 両津間に就航。カーフェリー「おとめ丸」が小木 - 直江津間に就航。
    • 6月 - 直江津港に旅客ターミナルビルが完成。
  • 1989年
    • 1月 - 新潟 - 赤泊間の航路を休止、寺泊 - 赤泊間を通年運航に。
    • 4月 - ジェットフォイルの国産1号艇「つばさ」(川崎重工製)が両津航路に就航、ジェット4船体制に。これに伴い、ジェットフォイル「みかど」が小木 - 直江津間に就航(春 - 秋の季節運航)。
  • 1991年4月27日 - ジェットフォイル「すいせい」(川崎重工製)が両津航路に就航[N 9]。これに伴い最古参の「おけさ」が香港(TurboJET)へ売却。
  • 1992年
    • 3月 - 寺泊港に旅客ターミナルビルが完成。
    • 4月 - 1,000t級のカーフェリー「えっさ丸」が寺泊 - 赤泊航路に就航。同航路に就航していた佐渡汽船初のカーフェリー「さど丸」売却。
  • 1993年4月 - 国内の離島航路最大となる12,000t級(国際トン)のカーフェリー「おけさ丸」が新潟 - 両津間に就航。これに伴い、カーフェリー「こさど丸」が小木 - 直江津間に就航。カーフェリー「こがね丸」フィリピンへ売却。
  • 1995年3月 - 9,000t級(国際トン)の大型カーフェリー「こがね丸」が小木 - 直江津間に就航。カーフェリー「おとめ丸」フィリピンへ売却。
  • 1996年8月 - ジェットフォイル「ファルコン」(ボーイング社製・元関西汽船「ジェット8」)が就航、ジェットフォイル5隻体制へ(「ファルコン」は予備船扱い)。
  • 1999年11月 - 九州郵船から予備船を保有する佐渡汽船にジェットフォイル売却の要請があり、「ファルコン」が九州郵船へ売却。ジェットフォイル4隻体制へ戻る。
  • 2000年4月 - 赤泊港に旅客ターミナルビルが完成。
  • 2003年
    • 5月11日 - JR東日本との連絡運輸取扱廃止。
    • 10月31日 - 小木航路のジェットフォイルを廃止、余剰となる一隻のジェットフォイル「みかど」をいわさきコーポレーションに売却。新潟 - 両津間のジェット3船体制に(「すいせい」「つばさ」「ぎんが」)。
  • 2005年
    • 航送費が値上げされる。また前年の新潟県中越地震による観光への打撃対策として社会実験を複数に分けて実施。
    • 6月10日 - 赤泊航路に高速船「あいびす」就航。これに伴い、カーフェリーを廃止。余剰となるカーフェリー「えっさ丸」をいわさきコーポレーションに売却。
    • 11月 - カーフェリー内で予約用の用紙を裏紙として、船内のスタンプ用紙などに転用していたことが発覚。
  • 2006年6月 - 「燃料油価格変動調整金」を導入。旅客130円/片道(ジェットフォイル・カーフェリー・高速船とも)、四輪車850円/片道、二輪車200円/片道の運賃アップとなった。
  • 2007年2月 - カサ増しされたカーフェリーのt数が経営不振のため減t(経費面で不利にもかかわらず、わざわざ大きく見せるだけのカサ増しt数から、国内他社と同一の基準に戻った)され、おけさ丸は12,419t(国際トン)→5,862tへとなった。
  • 2008年
    • 4月 - 小木航路のカーフェリー1隻体制となる(昭和58年就航と船歴の高かった「こさど丸」を廃止し、「こがね丸」1隻体制)。
    • 5月 - 小木航路1隻体制で余剰となった「こさど丸」のいわさきコーポレーション系・新屋敷商事への売却が決定。帳簿価額は226,853千円、譲渡価額は600,000千円(消費税別)。引き渡し日は6月10日。
  • 2009年
    • 4月 - 事業会社を分割。船舶運航に関する業務を連結子会社の「佐渡汽船シップマネジメント」に移管し業務委託を開始。
    • 10月 - 事業会社を分割。陸上業務を「佐渡汽船営業サービス」「佐渡汽船シップメンテナンス」に移管。
  • 2012年
    • 3月31日 - 新潟港・両津港両ターミナルにて自動改札機QRコードFelica併用型)の運用を開始。また6港とも乗船時の旅客名簿の提出が不要となる。
    • 4月 - 佐渡汽船営業サービス株式会社を吸収合併。
  • 2013年
    • 3月23日 - 両津航路にてSuicaのサービスを開始(Suica電子マネーのシステムによる)[9]PiTaPaを除く全国9種類の交通系ICカードが利用可能となる。
    • 4月 - 日本海内航汽船株式会社を吸収合併。貨物事業部を設置。
  • 2014年4月8日 - カーフェリー「ときわ丸」が新潟 - 両津間に就航[N 10][N 11]。これに伴い、「おおさど丸」が運航終了[10]
  • 2015年
    • 3月4日 - 固定資産(カーフェリー)の譲渡に伴い約8億7500万円の特別利益が発生する見通しだと発表。譲渡先はリベリアの海運企業。決算は2015年12月末。
    • 4月21日 - 高速カーフェリー「あかね」が直江津 - 小木間に就航[11]。これに伴い前日をもって「こがね丸」が運航終了。
  • 2018年
    • 7〜9月 - 寺泊 - 小木で月1回ずつの試験運航[12]
    • 9月27日 - 佐渡島観光PR用の公式ブログさどトリコ」開設[13]
    • 10月 - 寺泊 - 小木でジェットフォイルを5日間試験運航[14][15]
    • 10月31日 - 赤泊航路の廃止届を北陸信越運輸局へ提出。[16][17]
  • 2019年
    • 2月15日 - 北陸信越運輸局が寺泊 - 小木航路の不定期航路事業を認可[N 12]
    • 5月1日 - 赤泊航路を廃止。
  • 2021年
    • 2月10日 - 2020年12月期で債務超過となったことを受け、佐渡市を割当先とする第三者割当増資を実施。佐渡市が主要株主となる。
    • 2月25日 - チケットレス乗船サービス「佐渡汽船 Sチケット」を開始[18]
    • 3月20日 - 高速カーフェリー「あかね」が運航終了[N 13]
    • 6月25日 - 高速カーフェリー「あかね」のスペイン(Forde Reederei Seetouristik Iberia SL)への売却が決定。帳簿価格は2,409,000千円、譲渡価格は3,050,000千円。[19]
  • 2022年
  • 2023年
    • 1月1日 - 佐渡汽船シップマネジメント、佐渡汽船シップメンテナンス、佐渡汽船観光、佐渡汽船商事の4社を吸収合併した。
    • 4月29日 - 小木航路にカーフェリー「こがね丸」が就航。

記事本文

  1. ^ 現在は港湾が改良され、第2バースに10,000国際総トンを超えるクルーズ船が寄港するほか、ドックの前後に両津航路の「ときわ丸」や「おけさ丸」が入港することもある

出典(ニュース・新聞)

  1. ^ “西三川ゴールドパーク(新潟県真野町)―人工の川で砂金採り(名所新景)”. 日本経済新聞: p. 12 夕刊. (1991年3月7日) 
  2. ^ “オートキャンプの人気上昇、新潟県内施設も相次ぎ新増設。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1991年8月4日) 
  3. ^ “佐渡汽船、弾野にオートキャンプ場、来年6月オープン―観光菜園など併設。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1992年7月8日) 
  4. ^ “「佐渡能楽の里」きょうオープン、初年度年商4億円目標。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1997年4月16日) 
  5. ^ “新潟ふるさと村社長渡辺正之氏―ふるさと村再建築の方向(焦点を聞く)”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (1994年1月27日) 
  6. ^ 佐渡汽船、みちのり傘下に 会長「新潟交通と提携必要」”. 日本経済新聞 (2022年3月31日). 2022年4月1日閲覧。
  7. ^ 佐渡汽船、みちのりHD傘下入りを発表”. 日本経済新聞 (2022年2月7日). 2022年2月7日閲覧。
  8. ^ “きょうから使用開始”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1981年7月21日) 
  9. ^ “「すいせい」が竣工”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1991年4月24日) 
  10. ^ “佐渡汽船「ときわ丸」就航”. 新潟日報. (2014年4月8日). https://web.archive.org/web/20140409234505/https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20140408105205.html  - WayBack Machineによるアーカイブ
  11. ^ “佐渡汽船、新潟~両津航路に新造カーフェリー「ときわ丸」が就航”. レスポンス. (2014年4月18日). http://response.jp/article/2014/04/18/221511.html 
  12. ^ “佐渡汽船の寺泊―小木航路 運輸局が運航許可”. 日本経済新聞. (2019年2月15日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41343170V10C19A2L21000/ 
  13. ^ a b “「あかね」に感謝、惜別 佐渡汽船 最後の営業運航”. 新潟日報. (2021年3月21日). オリジナルの2021年3月22日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/g4X0e 2021年3月22日閲覧。 
  14. ^ “高速カーフェリー「あかね」 最後の定期運航”. 新潟日報. (2020年11月16日). https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20201116581522.html 
  15. ^ Jフォイル、14日から本来の7往復に[リンク切れ]新潟日報モア(2019年4月13日)2019年7月28日閲覧。
  16. ^ Jフォイル「ぎんが」運航復帰 4カ月ぶり/座席改修、安全に配慮[リンク切れ]新潟日報モア(2019年7月19日)2019年7月28日閲覧。
  17. ^ “佐渡汽船、双胴型高速カーフェリーを58億円で発注…小木直江津航路に投入”. レスポンス. (2013年11月29日). http://response.jp/article/2013/11/29/211939.html 
  18. ^ “佐渡汽船、「こがね丸」売却へ…高速カーフェリー投入で”. レスポンス. (2015年1月6日). http://response.jp/article/2015/01/06/240965.html 
  19. ^ “佐渡汽船、新規Jフォイル導入断念 「あかね」代替は既存船転用の方針”. 新潟日報. (2020年10月16日). https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20201016575113.html 
  20. ^ “佐渡汽船 赤字続きの「赤泊-寺泊」航路 撤退を軸に協議へ”. 産経新聞. (2017年7月14日). https://www.sankei.com/article/20170714-CRFUZVZYNRPPNILT3YP3EDXUPQ/ 
  21. ^ “月24往復以上に削減 佐渡汽船 寺泊-赤泊航路”. 新潟日報. (2018年1月18日). https://web.archive.org/web/20180121012743/https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180118368874.html  - WayBack Machineによるアーカイブ
  22. ^ “寺泊-赤泊廃止、知事「やむを得ない」 佐渡汽船航路で見解”. 新潟日報. (2018年10月24日). https://web.archive.org/web/20181106220338/https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20181024427839.html  - WayBack Machineによるアーカイブ
  23. ^ “佐渡汽船 寺泊-小木航路試験運航始まる”. 新潟日報. (2018年7月19日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000015568 
  24. ^ “佐渡ニューホテル、来月で自主廃業。”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2002年10月31日) 

出典(その他)

  1. ^ vol.24 佐渡島へのインフラ整備(Ⅱ・完)”. センター月報 郷土の近代化を振り返る. 新潟経済社会リサーチセンター (2019年3月). 2021年10月22日閲覧。
  2. ^ a b c d 第三者割当による新株式及び新株予約権の発行、定款の一部変更、親会社、主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動、自己株式の消却、株式併合及び単元株式数の定めの廃止、株式分割及び単元株式数の定めの新設、並びに、株主に対する新株予約権(非上場)の無償割当についてのお知らせ”. 佐渡汽船株式会社. 2022年2月7日閲覧。
  3. ^ a b 佐渡汽船への出資を通じた経営支援について”. 株式会社みちのりホールディングス. 2022年2月7日閲覧。
  4. ^ a b 第三者割当による新株式の発行の払込完了及び第9回新株予約権の発行に関するお知らせ”. 佐渡汽船株式会社. 2022年3月31日閲覧。
  5. ^ a b 佐渡汽船への出資を通じた経営支援に関するお知らせ”. 株式会社みちのりホールディングス. 2022年3月31日閲覧。
  6. ^ a b c みちのりホールディングスの出資を通じた経営支援及び第四北越銀行の出資による金融支援について”. 佐渡汽船株式会社. 2022年2月8日閲覧。
  7. ^ a b c 松本和明. “佐渡島へのインフラの整備”. 新潟経済社会リサーチセンター. 2021年12月26日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 松本和明. “佐渡島へのインフラ整備(II・完)”. 新潟経済社会リサーチセンター. 2021年12月26日閲覧。
  9. ^ 新潟交通・佐渡汽船Suica導入セレモニー開催!!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2013年3月13日。 オリジナルの2014年7月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140703143249/http://jrniigata.co.jp/press/20130313niigatakoutsusadokisensuica.pdf2021年1月8日閲覧 
  10. ^ 26年間ありがとうございました(おおさど丸定期就航終了)”. 佐渡汽船. 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月8日閲覧。
  11. ^ 佐渡汽船 新造船ニュース!【高速カーフェリーあかね定期就航日について】”. 2015年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月25日閲覧。
  12. ^ 寺泊港と小木港を結ぶ航路での試験運航について”. 佐渡汽船 (2018年6月21日). 2018年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月11日閲覧。
  13. ^ 佐渡汽船の公式ブログ「さどトリコ」を公開しました” (PDF). 佐渡汽船株式会社 (2018年9月28日). 2018年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
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  15. ^ 寺泊港と小木港を結ぶ航路でのジェットフォイルによる試験運航の正式決定について” (PDF). 佐渡汽船株式会社 (2018年9月14日). 2018年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
  16. ^ a b 寺泊赤泊航路 一般旅客定期航路事業の廃止届の提出について” (PDF). 佐渡汽船株式会社 (2018年10月30日). 2018年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
  17. ^ 「寺泊〜赤泊航路」の事業廃止について” (PDF). 国土交通省北陸信越運輸局 (2018年10月31日). 2018年11月10日閲覧。
  18. ^ チケットレス乗船サービス「佐渡汽船 Sチケット」の提供開始について”. 佐渡汽船. 2021年2月25日閲覧。 “弊社は、チケットレス乗船サービス「佐渡汽船 Sチケット」を、2月25日(木)より開始いたします。「佐渡汽船 Sチケット」サービスとは、きっぷ売場窓口や自動券売機への立寄りを不要とし、紙チケットを使わない非対面・非接触型の発券・改札サービスです。”
  19. ^ 固定資産の譲渡(追加)、既存借入金の期限前弁済及び特別利益、特別損失の発生に関するお知らせ”. 佐渡汽船株式会社. 2021年6月29日閲覧。 “当社は、2020年10月23日付「固定資産の譲渡に関するお知らせ(方針決定)」のとおり、高速カーフェリー「あかね」を譲渡する方針を決議し、同船の売却先を検討してきましたが、今般、譲渡先候補との交渉がまとまったことから譲渡することを決議いたしました。”
  20. ^ 大人の工場見学!日本で唯一、佐渡汽船の「ジェットフォイルドック」を特別にご紹介”. さどトリコ. 佐渡汽船株式会社. 2022年2月13日閲覧。 “佐渡汽船は日本で唯一ジェットフォイル専用のドック(整備作業場)を所有しており、そこで整備・点検を行っています。”
  21. ^ お客様が乗れない佐渡汽船の船!?「日海丸」前編 - さどトリコ(佐渡汽船)
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