みちのりホールディングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 21:34 UTC 版)
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本社が入居するグラントウキョウサウスタワー
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種類 | 株式会社 |
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略称 | みちのりHD |
本社所在地 | ![]() 〒100-6608 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー8階 |
設立 | 2009年3月16日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 1010001123665 |
事業内容 | 公共交通事業体の持株機能及び長期的・持続的な事業価値の向上 |
代表者 | 吉田元(代表取締役グループCEO) |
資本金 | 3億円 |
主要株主 | 株式会社日本共創プラットフォーム 100%(株式会社IGPIグループ 100%子会社) |
関係する人物 | 松本順(取締役会長・初代グループCEO) |
外部リンク | https://www.michinori.co.jp/index.html |

株式会社 みちのりホールディングスは日本共創プラットフォーム(以前は経営共創基盤)の100%子会社で、経営再建を行う傘下の公共交通機関に対する持株会社である。
概要
会社設立以降、経営難に陥った公共交通事業者や親会社の経営構想から外れた交通事業者を次々に傘下に収め、事業者間連携や貨客混載(岩手県北自動車)などの新機軸を通じて収益性の向上につなげている。「公共交通ネットワークの最適化」「地域の観光産業への参画と貢献」「環境適応型の新しい交通システムの確立」をビジョンに掲げ、単なる投資・経営コンサルティングにとどまらず、各事業会社の営業展開にも積極的に関与しており、みちのりHD代表の松本順も「当社はファンドではない、永続的な事業として存続させる」と明言している[1]。
傘下企業による高速バスの共同運行にも積極的で、「みちのりエクスプレス(MEX)」のブランド名で各社で川西康之デザインの共通カラーリングの車両を導入するなどの試みを行っている[2]。
現在、路線バス事業を中心とした5企業グループと鉄道事業者1社、モノレール事業者1社、海運事業を中心とした1企業グループを傘下に置く。
グループ企業
- 福島交通(バス・鉄道)
- 福島交通観光
- 福交整備
- 福交建設
- フクコー・アド
- 福交保険サービス
- 茨城交通(バス・鉄道)
- 岩手県北自動車(バス)
- 南部支社(南部バス)
- みちのりトラベル東北(旧・岩手県北観光)
- 浄土ヶ浜パークホテル
- 宮古カーシェアリング
- 関東自動車 (栃木県)(バス・索道)
- 会津乗合自動車(バス)
- 会津トラベルサービス
- あいづスタッフ
- 湘南モノレール(鉄道)
- 東日本交通 (岩手県)(バス)[4]
- 佐渡汽船(海運、約66%出資)
佐渡汽船シップマネジメント(2023年に佐渡汽船と合併)佐渡汽船シップメンテナンス(2023年に佐渡汽船と合併)- 佐渡汽船運輸
佐渡汽船商事(2023年に佐渡汽船と合併)佐渡汽船観光(2023年に佐渡汽船と合併)- 小木観光
- 万代島ビルテクノ
- 両津南埠頭ビル
- 佐渡西三川ゴールドパーク
- 佐渡歴史伝説館
- SADO二ツ亀ビューホテル
ギャラリー
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福島交通飯坂線電車
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茨城交通関連会社のひたちなか海浜鉄道湊線
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湘南モノレール江の島線
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関東自動車那須ロープウェイ
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関東自動車関連会社の宇都宮ライトレール宇都宮芳賀ライトレール線
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佐渡汽船両津航路に就航するカーフェリーときわ丸
脚注
- ^ 大坂直樹 (2017年7月24日). “バス会社を次々買収、「みちのり」とは何者か”. 東洋経済オンライン. 2019年10月11日閲覧。
- ^ “みちのりエクスプレス(MEX)デザインの高速バスが走ります”. 茨城交通株式会社 (2018年8月24日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ なの花交通バス(株)のみちのりグループ入りに関するお知らせ
- ^ “みちのりHD、岩手県の東日本交通を傘下に”. 日本経済新聞 (2018年4月26日). 2018年4月27日閲覧。
外部リンク
みちのりホールディングス
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「経営共創基盤」の記事における「みちのりホールディングス」の解説
株式会社 みちのりホールディングスは経営共創基盤の100%子会社で、経営再建を行う傘下の公共交通機関に対する持株会社である。 会社設立以降、経営難に陥った公共交通事業者や親会社の経営構想から外れた交通事業者を次々に傘下に収め、事業者間連携や貨客混載(岩手県北自動車)などの新機軸を通じて収益性の向上につなげている。「公共交通ネットワークの最適化」「地域の観光産業への参画と貢献」「環境適応型の新しい交通システムの確立」をビジョンに掲げ、単なる投資・経営コンサルティングにとどまらず、各事業会社の営業展開にも積極的に関与しており、みちのりHD代表の松本順も「当社はファンドではない、永続的な事業として存続させる」と明言している。 傘下企業による高速バスの共同運行にも積極的で、「みちのりエクスプレス(MEX)」のブランド名で各社で川西康之デザインの共通カラーリングの車両を導入するなどの試みを行っている。 現在、路線バス事業を中心とした5企業グループと鉄道事業者1社、モノレール事業者1社、海運事業を中心とした1企業グループを傘下に置く。
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