ヒート‐ウエーブ【heat wave】
ヒート・ウェイヴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/27 08:09 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動「ヒート・ウェイヴ」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マーサ&ザ・ヴァンデラス の シングル | ||||||||
初出アルバム『ヒート・ウェイヴ』 | ||||||||
B面 | ア・ラヴ・ライク・ユアーズ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7" シングル | |||||||
録音 | ヒッツヴィルUSA(Aスタジオ), 1963年 | |||||||
ジャンル | ソウル/ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
ゴーディー G 7022 | |||||||
作詞・作曲 | ホーランド=ドジャー=ホーランド | |||||||
プロデュース |
ブライアン・ホーランド ラモント・ドジャー | |||||||
マーサ&ザ・ヴァンデラス シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「ヒート・ウェイヴ」(Heat Wave)は、マーサ&ザ・ヴァンデラスのシングル[1]。作曲はホーランド=ドジャー=ホーランド。1963年7月にモータウンのサブレーベル、ゴーディーからリリースされ、Billboard Hot 100で4位、Billboard Hot R&Bで1位を獲得した。同曲は後にリンダ・ロンシュタットが1975年のプラチナアルバム『哀しみのプリズナー』でカヴァーした。ロンシュタットのヴァージョンは1975年9月にシングルリリースされ、Billboard Hot 100で5位を獲得した。同曲はしばしば「(Love Is Like a) Heat Wave」と表記されるが、1963年のオリジナルでは「Heat Wave」のみの表記であった[2]。
ヴァンデラスによるオリジナル
「ヒート・ウェイヴ」はモータウンの作曲チームであるホーランド=ドジャー=ホーランドが製作した曲の一つであり、彼らとマーサ&ザ・ヴァンデラスのコラボレーションによる「カム・アンド・ゲット・ジーズ・メモリーズ」に続く2番目のヒット曲であった。歌詞の内容は恋に落ちた女性の自らの心の内を語るものであり、「心の中で燃え上がる欲望は『熱波』のよう"Something inside Starts to burnin' And I'm filled with desire" "Just like a heatwave"」「愛ってこういうものなのかしら?"is this the way love's supposed to be?"」と歌われている[1]。
本作はゴスペルのバックビート、ジャズ風の演奏、ドゥーワップの掛け合いが特徴で、後に「モータウン・サウンド」として確立する音楽スタイルを提示した初期の曲の一つであった。シングルはBillboard Hot 100で最高4位、Billboard R&B Singles Chartで最高1位を獲得した[3]。また、この曲によってヴァンデラスは1964年のグラミー賞にノミネートされ[4]、モータウン・グループとして初のノミネートとなった。このオリジナルはBillboard Hot 100で4位となったことで、最も成功したヴァージョンであった。
ラジオ用に編集されたいくつかのヴァージョンでは、エンディングのインストゥルメンタルによるリピート部分を短縮しており、その部分はサキソフォンと電子ピアノによる一つのキーの繰り返しである。
パーソネル
- リードヴォーカル:マーサ・リーヴス
- バックヴォーカル:ロザリンド・アシュフォード、アネット・ベアード
- プロデュース:ブライアン・ホーランド、ラモント・ドジャー
- 作曲:ブライアン・ホーランド、ラモント・ドジャー、エドワード・ホーランド・ジュニア
- 演奏:ファンク・ブラザース
カヴァー及び影響
「ヒート・ウェイヴ」の成功によりマーサ&ヴァンデラスとホーランド=ドジャー=ホーランドの人気は高まり[1]、モータウンは音楽の一ジャンルとしての基盤を確たるものにした。曲はその後も多くのアーティストによってカヴァーされ、1966年にはシラ・ブラック、ルー・クリスティ、1967年にはレーベルメイトのスプリームス、ザ・ジャムは1979年のアルバム『セッティング・サンズ』、ザ・フーは初期のライブレパートリーと共にセカンドアルバム『ア・クイック・ワン』で、ジョーン・オズボーンはファンク・ブラザースのドキュメンタリー、『Standing in the Shadows of Motown』で、加えてブルース・スプリングスティーンもカヴァーした。また、ウーピー・ゴールドバーグも映画『天使にラブ・ソングを…』の中でカヴァーしている。この他にも映画『キャリー』(1976年)、『バックドラフト』、『アメリカン・グラフィティ2』で使用されている。テレビ番組『アメリカン・アイドル』でも5回カヴァーされ、キンバリー・ロック、ジェニファー・ハドソン、ヴォンゼル・ソロモン、リル・ラウンズ、シア・メギアが取り上げている。R&B歌手のソランジュ・ノウルズは2008年のシングル「I Decided」で、イギリスのバンドダヴズは2005年のシングル「Black and White Town」で「ヒート・ウェイヴ」をサンプリングしている。2010年8月にはフィル・コリンズがアルバム『ゴーイング・バック』でカヴァーしている。
2007年のDVD『The Lovin' Spoonful with John Sebastian - Do You Believe in Magic』では、作曲家のジョン・セバスチャンが1965年のラヴィン・スプーンフルのヒット曲「魔法を信じるかい?」での3コードのイントロを「ヒート・ウェイヴ」からどのようにして思いついたかを説明している。
2011年にチディー・バンは『Peanut Butter & Swelly』で「ヒート・ウェイヴ」をサンプリングした。
マーサ&ザ・ヴァンデラスのオリジナルヴァージョンは1970年の映画『真夜中のパーティ』の中で、登場人物が即興でラインダンスを行う場面で使用された。
2014年12月2日、ブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドは、アデレードでのライヴのオープニングに「ヒート・ウェイヴ」を演奏した。
リンダ・ロンシュタットによるカヴァー
「ヒート・ウェイヴ」 | ||||
---|---|---|---|---|
リンダ・ロンシュタット の シングル | ||||
初出アルバム『哀しみのプリズナー』 | ||||
B面 | バラのいたずら | |||
リリース | ||||
規格 | 7" シングル | |||
録音 | サウンド・ファクトリー(ロサンゼルス)1975年 | |||
ジャンル | ロック, クラシック・ロック | |||
レーベル |
アサイラム・レコード G 7022 | |||
プロデュース | ピーター・アッシャー | |||
リンダ・ロンシュタット シングル 年表 | ||||
| ||||
リンダ・ロンシュタットは1975年のアルバム『哀しみのプリズナー』で「ヒート・ウェイヴ」を取り上げた。ロンシュタットのサイドマン、アンドリュー・ゴールドは「ローリング・ストーン」誌に「(彼女の)バンドはリンダの(ライヴ)セットに加えさせようとしていた...ある夜、ロングアイランドのクラブ、マイ・ファーザーズ・プレイスで私たちは6回のアンコールを受け、チューニングを始めた。バンドの一人が「ヒート・ウェイヴ」と叫び、私たちはそれを演奏した。(バンドは)ひどくずさんだったが、聴衆はそれを好んだ。だから、私たちはそれをセットに組み入れることにした。」と語った。
マイ・ファーザーズ・プレイスの支配人、マイケル・エプスタインは彼のクラブでロンシュタットが「ヒート・ウェイヴ」を歌ったことに責任があったと述べる。ロンシュタットが聴衆にアドバイスした後楽屋に戻り、彼女とバンドにはもうレパートリーが無かったため、エプスタインはロンシュタットに「ヒート・ウェイヴ」の歌詞を書き留めて、バンドにギターでいくつかのコードを押さえ方を教えてそれを演奏することを勧めた[2]。
「ローリング・ストーン」誌の記事によれば、ロンシュタットのプロデューサー、ピーター・アッシャーの完璧主義が「「ヒート・ウェイヴ」のレコーディングにおける多くの作業につながり、それは昔のモータウンのミュージシャン達が1963年のマーサ&ザ・ヴァンデラスの曲を作り上げる過程とよく似ていた」とする[3]。
ロンシュタットの1975年の最初のトップ10ヒットは、「悪いあなた」とエヴァリー・ブラザースの「ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド」のカヴァーであった(ロンシュタット盤の邦題は「いつになったら愛されるのかしら」)。アルバム『哀しみのプリズナー』からの最初のシングルはニール・ヤングのカヴァー「バラのいたずら」と、B面の「ヒート・ウェイヴ」であり、1975年8月にリリースされた。しかしながら、ラジオのDJは「ヒート・ウェイヴ」の方を好んで放送し、11月にはチャート5位を獲得する。一方「バラのいたずら」はC&Wラジオ局からの支持を受け、ビルボード誌のC&Wチャートで5位を獲得した。
チャート順位
チャート (1975) | 最高位 |
---|---|
U.S. Billboard Hot 100 | 5 |
U.S. Billboard Easy Listening | 19 |
Canadian RPM Top Singles | 12 |
Canadian RPM Adult Contemporary | 12 |
フィル・コリンズによるカヴァー
「ヒート・ウェイヴ」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フィル・コリンズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『ゴーイング・バック』 | ||||||||
B面 | ネヴァー・ドリームド・ユード・リーヴ・イン・サマー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7" シングル | |||||||
録音 | ディオンメック・スタジオ(ジュネーヴ)2009年/2010年 | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
アトランティック G 7022 | |||||||
プロデュース | フィル・コリンズ | |||||||
フィル・コリンズ シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
2010年、フィル・コリンズはカヴァーアルバム『ゴーイング・バック』で「ヒート・ウェイヴ」をカヴァー、アルバムからの第1弾シングルとしてリリースした。シングルリリースとしては5年ぶりの作品となった。キャロル・キング/ジェリー・ゴフィン作のタイトル曲「ゴーイング・バック」、同コンビによる「サム・オブ・ユア・ラヴィン」(両曲ともダスティ・スプリングフィールドがヒットさせた)、カーティス・メイフィールドの「トーキン・アバウト・マイ・ベイビー」の3曲を除いて、『ゴーイング・バック』の収録曲はモータウンのクラシックをリメイクしたものであり、そのセッションにはファンク・ブラザースのメンバー、ボブ・バビット、レイ・モネット、エディ・ウィリスが参加した。コリンズは「ファンク・ブラザースの生き残り3人が全てのトラックで演奏することができたなんて信じられなかった。彼らと「ヒート・ウェイヴ」を録音した瞬間、僕は幸福と驚きの波を経験し、自分に何が起こったのか不思議に感じたんだ!」と語った[6]。
2010年7月31日、アトランティック・レコードはコリンズの「ヒート・ウェイヴ」をサポートするためミュージックビデオを発表した[7]。ビデオはサポートミュージシャンやバックヴォーカルの大アンサンブルで曲を演奏した。
収録曲
- ヒート・ウェイヴ (Love Is Like a) Heatwave - 2:53
- ネヴァー・ドリームド・ユード・リーヴ・イン・サマー Never Dreamed You'd Leave in Summer - 2:59
パーソネル
- フィル・コリンズ:ヴォーカル、ドラムス、パーカッション、キーボード
- ボブ・バビット:ベース
- エディ・ウィリス:ギター
- レイ・モネット:ギター
- コニー・ジャクソン、リン・フィドモント:バックヴォーカル
- フィル・トッド:バリトンサックス
- ジョン・アラム:トロンボーン
- ガイ・バーカー、トム・リーズ=ロバーツ:トランペット
- グレーム・ブレヴィンズ:テナーサックス
チャート順位
チャート | 最高位 |
---|---|
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[8] | 52 |
ドイツ (Official German Charts)[9] | 30 |
オランダ (Single Top 100)[10] | 82 |
ベルギー (Ultratip Flanders)[11] | 16 |
ベルギー (Ultratop 50 Wallonia)[12] | 39 |
Japan Hot 100 (Billboard) | 37 |
US Adult Contemporary (Billboard)[13] | 28 |
関連項目
注
参照
- ^ a b c Gilliland, John (1969). "Show 26 - The Soul Reformation: Phase two, the Motown story. [Part 5]" (audio). Pop Chronicles. University of North Texas Libraries.
- ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 378; Discogs photo, accessed July 13, 2009. Archived 2009-07-20.
- ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 378
- ^ [1]
- ^ 45cat - Linda Ronstadt - Heat Wave / Love Is A Rose - Asylum - USA - E-45282
- ^ Phil Collins News
- ^ Digg - Phil Collins' '(Love Is Like a) Heatwave' Video Arrives Archived 2012年5月27日, at Archive.is
- ^ "Austriancharts.at – Phil Collins – (Love Is Like A) Heatwave" (in German). Ö3 Austria Top 40.
- ^ "Musicline.de – Phil Collins Single-Chartverfolgung" (in German). Media Control Charts. PhonoNet GmbH.
- ^ "Dutchcharts.nl – Phil Collins – (Love Is Like A) Heatwave" (in Dutch). Single Top 100.
- ^ "Ultratop.be – Phil Collins – (Love Is Like A) Heatwave" (in Dutch). Ultratip.
- ^ "Ultratop.be – Phil Collins – (Love Is Like A) Heatwave" (in French). Ultratop 50.
- ^ "Phil Collins Chart History (Adult Contemporary)". Billboard.
ヒートウェイヴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/21 06:34 UTC 版)
HEATWAVE ヒートウェイヴ | |
---|---|
出身地 |
![]() |
ジャンル | ロック |
活動期間 |
1979年 - 2001年 2003年 - |
レーベル |
EPIC/SONY RECORDS (1990年 - 1995年) ポリドール (1996年 - 1999年) |
メンバー |
山口洋(ボーカル・ギター) 池畑潤二(ドラムス) 細海魚(ピアノ・キーボード) |
旧メンバー |
中原英司(ボーカル) 渡辺圭一(ベース) 大島正嗣(ドラムス・パーカッション) 藤原慶彦(ドラムス) 友田真吾(ドラムス) 伴慶充(ドラムス) 山川浩正(ベース) モーガン・フィッシャー(ピアノ・キーボード) |
ヒートウェイヴ(HEATWAVE)は、1979年、福岡で結成された日本のロックバンド。
バンドのフロントマンはギター・ボーカルの山口洋。高校生時代での結成以来さまざまなメンバーの入れ替わりがあり、山口洋のソロ・プロジェクト的な色合いも強い。現在はベース不在の3人編成で活動している。
概要
福岡の高校でのバンド結成後、九州を中心に活動し、そこで人気・実力ともにNo.1の地位を築く。バンド名の由来は、ザ・ジャムがカバーした1960年代モータウンの名曲「ヒート・ウェイヴ」(オリジナルはマーサ&ザ・ヴァンデラス)にちなむ。 当時既にHEATWAVEというSOULグループが存在していた事を知っていたのか否かは知る由もない。
1985年の自主制作盤EP『36°5』を含む4枚のミニ・アルバム等発表後、EPIC/SONY RECORDSと契約。
1990年、アルバム『柱』でメジャー・デビュー、福岡から全国へ進出。当時メンバーは山口洋(G&Vo)、渡辺圭一(B)、藤原慶彦(Dr)の3ピース・バンド。
1991年、アルバム『凡骨の歌』発売。同年ビデオ『凡骨の夏』に収録された代々木公園野外ステージでのフリーライブを最後に藤原が脱退。1995年には、アルバム『1995』発売後「俺はターザンになる」という言葉を残し渡辺が脱退した。
1996年にレーベルをポリドールへ移籍。しかし、セールス的に振るわず1999年のアルバム『日々なる直感』を最後にメジャー・レーベルでの活動を終了する。
2001年3月、山口はバンドとしての活動休止を宣言。休止前の最終ライブに渡辺が脱退後、初めて公の場に現れ、ベースを演奏。その後、山口のソロ活動に渡辺が帯同することが多くなる。
2002年、山口・渡辺、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬・伊藤孝喜とのヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションの活動を経て、2003年山口・渡辺・細海魚(Key)、池畑潤二(Dr)の4人編成でバンド活動を再開。当初はバンド名を新たな物にすることが検討され「ザ・リス」という仮名もあったが、正式にヒートウェイヴをバンド名として現在も継続して活動中である。
2010年9月21日、メジャー・デビュー20周年記念として6枚組ボックス・セット『EPIC YEARS 1990-1995 ~20th Anniversary Edition~』をSony Music ShopとArtist-Direct Shop 405のWEB限定で発売。その内容は、EPIC/SONY RECORDSでの5枚のアルバム(最新リマスター、ボーナス・トラック追加)と、ライヴ・ビデオ『凡骨の夏』にミュージック・ビデオを加えたDVDからなる。2018年3月に渡辺が再度脱退。
交友関係
山口本人はボブ・ディラン、ニール・ヤング、ルー・リード、ヴァン・モリソンらシンガーソングライターを深く敬愛しており、ホットハウス・フラワーズ、キーラなどのアイルランドの音楽家らとも交流がある。山口はアイルランドの音楽家を招聘するプロモーター・プランクトンとも仲が良く、アイルランドの音楽家の来日公演へのゲスト出演が非常に多い。
日本国内では、ザ・ブームの宮沢和史、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬、ザ・グルーヴァーズの藤井一彦、「満月の夕」をカバーしている沢知恵、度々アコースティックで共演するリクオらとの交流が深い。加藤和也とも親交がある。
メンバー
旧メンバー
- 中原英司 ボーカル(初代)1982年から1984年頃まで
- 渡辺圭一 ベース(1965年9月25日 - ) [メジャー・デビュー前後~1995, 2002~2018[2]] (JUDE、Dee Dee Fever他)
- 大島正嗣 ドラム、パーカッション(元THE KIDS)[メジャー・デビュー前] (1995年頃よりパーカッションとしてメンバーに復帰。友田真吾の離脱後、伴慶充加入までドラムとして活動し、再び脱退)
- 藤原慶彦 ドラム [メジャー・デビュー前後~1991]
- 友田真吾(現:ともだしんご) ドラム(元SHI-SHONEN) [1992~1995] - 数多くのバンドサポートを経て、1997年ビクターエンタテインメントに入社。現在は株式会社ハイリーズ代表取締役[3]。
- 伴慶充 ドラム(THE SHAKES)[1998~2001]
- 山川浩正 ベース(THE BOOM) [1997~2001]
- モーガン・フィッシャー ピアノ・キーボード(元モット・ザ・フープル) [1997~1999]
バンド・サポート・ミュージシャン
- 藤井一彦 ギター(ザ・グルーヴァーズ)
- ドーナル・ラニー
- 小野田清文 ベース
- 寺岡信芳 ベース(元アナーキー・現ジライヤ)
- 玉城宏志 ギター(元ローザ・ルクセンブルグ)
- 中川敬 ギター(ソウル・フラワー・ユニオン)
- 柿木一宏=KAKKIN ギター
- 伊丹英子 パーカッション(ソウル・フラワー・ユニオン)
- 三沢泉 パーカッション
- HONZI ヴァイオリン
作品リスト
シングル
- 僕は僕のうたを歌おう/らっぱ(1990年9月21日 ESDB-3137)
- ON MY WAY HOME/知らない犬(1991年6月1日 ESDB-3219)
- 明日のために靴を磨こう/月明かりの路(SINGLE VERSION)(1992年7月22日 ESDB-3318)
- NO FEAR/NORTHERN LIGHTS(1994年3月21日 ESDB-3467)
- SWEET REVOLUTION/らん・らん・らん(SINGLE VERSION)/灯り(SINGLE VERSION)(1994年10月1日 ESCB-1525)
- オリオンへの道(SINGLE VERSION)/CARRY ON(1995年5月21日 ESDB-3573)
- 満月の夕(SINGLE VERSION)/BRAND NEW DAY/WAY(1995年10月1日 ESDB-3615)[4]
- ボヘミアン・ブルー/トーキョー・シティー・ヒエラルキー/ミスター・ソングライター(1996年12月21日 POCH-1615)
- ハピネス/不屈の星ハートビート(1997年2月26日 PODH-1348)
- 新しい風/普通の男/夜の果てへの旅(1997年10月29日 POCH-1654)
- こんな世の中でナイスガイと呼ばれていったい何の意味がある?/陽はまた昇る(1998年3月1日 PODH-1399)
- ノーウェアマン(シングル・ヴァージョン)/ボヘミアンブルー(ライヴ・ヴァージョン)/満月の夕(ライヴ・ヴァージョン)/竹田の子守唄(1999年3月10日 POCH-1769)
- ヒヲウのテーマ(2000年11月1日 VIDL-30486)『機巧奇傳ヒヲウ戦記』オープニングテーマ。主題歌シングルの2曲目に収録(1曲目は遠藤久美子の「CROSSROAD」)。山口洋名義となっているが演奏はHEATWAVE。
- HEATWAVE STRIKES BACK SERIES #1「NO FEAR strikes back」(2006.3.18発売、bmcd-5001)NO FEAR [strikes back]/CARRY ON/フールとクール [trial version]/Session #1
- HEATWAVE STRIKES BACK SERIES #2「明日のために靴を磨こう」(2006.7.12発売、bmcd-5002)明日のために靴を磨こう [2006 re-recording]/BRAND NEW DAY/WAY [2006 re-recording]/地平 [2006 re-recording]
アルバム
オリジナル
- 36°5(1985年LP)
- MY LIFE(1987年LP/1988年CD)
- Hello I'm Here(1988年LP/1991年CD)
- 歳月の記録(1989年10月1日) - リマスタリングを細海魚が行い2004年に再発売(bmcd-1008)
- 柱(1990年10月1日)- EPIC/SONY RECORDSからのデビュー・アルバム
- 凡骨の歌(1991年6月21日)
- 陽はまた昇る(1992年8月21日)
- 収録曲「明日のために靴を磨こう」がBank Bandのアルバム『沿志奏逢3』でカバーされ2009年のap bank fesで全日オープニング曲として演奏されDVD『ap bank fes '09』に収録。
- NO FEAR(1994年3月21日)
- 1995(1995年8月21日)
- 収録曲「BRAND NEW DAY/WAY」は佐野元春プロデュース、同「満月の夕」は中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)との共作。
- TOKYO CITY MAN(1997年3月26日)
- 月に吠える(1998年3月1日)
- 日々なる直感(1999年3月31日)
- LONG WAY FOR NOTHING(2004年2月6日 XBCD-1007/bmcd-1007)
- land of music(2007年1月24日)
- プロジェクト賛同者から資金を募りアルバム制作。1,711件の賛同者からの“前金”をもとに自主レーベルより発売。賛同者には山口誕生日の2006年12月26日に郵送にて届けられた。矢井田瞳・ノマアキコ(GO!GO!7188)がコーラスにて参加。
- 夕陽へのファンファーレ (2014年12月3日, HWNR-009)
企画盤
- LONG LONG WAY -1990-2001- (2001年6月21日)
- 2枚組ベスト・アルバム
- NO REGRETS (2001年12月1日)
- 5枚組ライブ・アルバム
- OFFICIAL BOOTLEG SERIES #001 (2009年9月)
- 1995年渋谷公会堂公演を収録した2枚組ライブ・アルバム
- OFFICIAL BOOTLEG SERIES #002 (2009年10月)
- 1998年福岡公演を収録した2枚組ライブ・アルバム
- "MY LIFE IS MY MESSAGE" LIVE FOR SOMA CITY (2011年9月21日, HWNR-007)
- 東日本大震災支援ライブ・アルバム
BOX SET
- land of music "the Rising" (2008年2月1日, HWNR-002)
- 2CD+2DVD+1BOOKからなる、アルバム『land of music』のドキュメンタリー及びライブCD・DVD。限定1,500部。
- EPIC YEARS 1990-1995 ~20th Anniversary Edition~ (2010年9月21日, DYCL-1685/90)
- メジャー・デビュー20周年記念企画。5CD+1DVDのボックス・セット。完全生産限定盤。『柱』~『1995』の5枚のアルバム+シングル楽曲・未発売音源を収録。ミュージック・ビデオが初商品化された[5]。
VIDEO
- 凡骨の夏 (VHS) ライブ
- OFFICIAL BOOTLEG(2004年10月8日, DVD)ライブCD+ツアーDVD
- TOUR OF“LOVE”2005(2005年12月10日, DVD)
タイアップ一覧
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
年[注 1] | 曲名 | タイアップ |
---|---|---|
HEATWAVE | ||
1999年 | ノーウェアマン | 日本テレビ系『SPORTS MAX』エンディング・テーマ |
山口洋 | ||
2000年 | ヒヲウのテーマ | NHK BS2 衛星アニメ劇場『機巧奇傳ヒヲウ戦記』オープニング・テーマ |
ヘヴィー・ローテーション/パワープレイ
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
ラジオ
年[注 1] | 曲名 | ヘヴィー・ローテーション/パワープレイ |
---|---|---|
1994年 | SWEET REVOLUTION | ABCラジオ『ABCミュージックパラダイス』1994年10月度ミューパライチ押しナンバー |
脚注
注釈
出典
- ^ “元RIZEベーシストTOKIE、HEATWAVE山口洋と結婚「いつも側で支えてくださった」”. 日刊スポーツ (2023年12月27日). 2023年12月27日閲覧。
- ^ “「HEATWAVEからたいせつなお知らせ」”. no-regrets.jp (2018年3月31日). 2019年7月25日閲覧。
- ^ [1] - MAC IN TALKS
- ^ [2] - SMEによるディスコグラフィ
- ^ [3] - アルバム紹介ページ
関連項目
- 満月の夕
- ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーション - 活動休止中の2001年~2002年にソウルフラワーユニオンの中川と結成したバンド
- ソウル・フラワー・ユニオン
- リクオ
- ザ・グルーヴァーズ
外部リンク
固有名詞の分類
- ヒート・ウェイヴのページへのリンク