ヴァンデラスによるオリジナル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/27 08:09 UTC 版)
「ヒート・ウェイヴ」の記事における「ヴァンデラスによるオリジナル」の解説
「ヒート・ウェイヴ」はモータウンの作曲チームであるホーランド=ドジャー=ホーランドが製作した曲の一つであり、彼らとマーサ&ザ・ヴァンデラスのコラボレーションによる「カム・アンド・ゲット・ジーズ・メモリーズ」に続く2番目のヒット曲であった。歌詞の内容は恋に落ちた女性の自らの心の内を語るものであり、「心の中で燃え上がる欲望は『熱波』のよう"Something inside Starts to burnin' And I'm filled with desire" "Just like a heatwave"」「愛ってこういうものなのかしら?"is this the way love's supposed to be?"」と歌われている。 本作はゴスペルのバックビート、ジャズ風の演奏、ドゥーワップの掛け合いが特徴で、後に「モータウン・サウンド」として確立する音楽スタイルを提示した初期の曲の一つであった。シングルはBillboard Hot 100で最高4位、Billboard R&B Singles Chartで最高1位を獲得した。また、この曲によってヴァンデラスは1964年のグラミー賞にノミネートされ、モータウン・グループとして初のノミネートとなった。このオリジナルはBillboard Hot 100で4位となったことで、最も成功したヴァージョンであった。 ラジオ用に編集されたいくつかのヴァージョンでは、エンディングのインストゥルメンタルによるリピート部分を短縮しており、その部分はサキソフォンと電子ピアノによる一つのキーの繰り返しである。
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