マーサ&ザ・ヴァンデラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 15:39 UTC 版)
マーサ&ザ・ヴァンデラス Martha and the Vandellas |
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マーサ&ザ・ヴァンデラス(1965年)
左から、ロザリンド・アシュフォード、マーサ・リーヴス、ベティ・ケリー |
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基本情報 | |
別名 | マーサ・リーヴス&ザ・ヴァンデラス |
出身地 | ![]() |
ジャンル | R&B、ソウル |
活動期間 | 1957年 - 1973年 |
レーベル | モータウン(ゴーディー) |
旧メンバー | マーサ・リーヴス アネット・スターリング ロザリンド・アシュフォード ベティ・ケリー サンドラ・ティレー ロイス・リーヴス |
マーサ&ザ・ヴァンデラス[注釈 1](Martha and the Vandellas)は、アメリカの女性コーラス・グループ。1960年代にモータウン傘下のレーベル、ゴーディーから多くのヒット曲を出した。
略歴
マーサ・リーヴスは、グロリア・ウィリアムス、アネット・スターリング、ロザリンド・アシュフォードと共にデルフィスを結成。しかし、グロリアがグループを去ったため、マーサ&ザ・ヴァンデラスと改名し、1962年にデビュー。1963年には「ヒート・ウェイヴ((Love Is Like)A Heat Wave)」が全米4位の大ヒットした[1]。
その後、アネットが脱退し、後任にベティ・ケリーが加入。1964年には、彼女達の代表曲とも言える「ダンシング・イン・ザ・ストリート(Dancing In The Street)」が全米2位となる。1967年末からマーサ・リーヴス&ザ・ヴァンデラス(Martha Reeves and the Vandellas)に改名するが、1968年に一時解散。
その後、サンドラ・ティレーとマーサの実妹ロイス・リーヴスを迎えて活動を再開するが、1973年に再び解散する。マーサはソロ活動に転じた。
ディスコグラフィ
アルバム
- 『カム・アンド・ゲット・ディーズ・メモリーズ』 - Come and Get These Memories (1963年)
- 『ヒート・ウェイヴ』 - Heat Wave (1963年)
- 『ダンス・パーティ』 - Dance Party (1965年)
- 『グレイテスト・ヒッツ』 - Greatest Hits (1966年) ※コンピレーション
- 『ウォッチアウト!』 - Watchout! (1966年)
- Martha and the Vandellas Live! (1967年) ※ライブ
- Ridin' High (1968年)
- 『モータウン・フェスティバル・イン東京』 - Tamla-Motown Festival Tokyo '68 (1968年) ※ライブ。スティーヴィー・ワンダーとのスプリット盤
- Sugar 'n' Spice (1969年)
- Natural Resources (1970年)
- 『ブラック・マジック』 - Black Magic (1972年)
主なカヴァー・ヴァージョン
- 「ヒート・ウェイヴ」
- ザ・フー : アルバム『ア・クイック・ワン』収録
- リンダ・ロンシュタット (1975年)
- ザ・ジャム : アルバム『セッティング・サンズ』収録
- 「ジミー・マック」
- ローラ・ニーロ : アルバム『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』収録
- サンディー : アルバム『イーティン・プレジャー』収録[注釈 2]
- 「ノーホエア・トゥ・ラン」
- ローラ・ニーロ : アルバム『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』収録
脚注
出典
- ^ “Show 26 - The Soul Reformation: Phase two, the Motown story.Part 5”. 2020年7月1日閲覧。
注釈
- ^ 「マーサ・アンド・ザ・ヴァンデラス」「マーサ&ヴァンデラス」「マーサとザ・バンデラス」「マーサとバンデラス」等の表記もある。
- ^ この音源は後にスネークマンショーのファースト・アルバムに再録された
外部リンク
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