開発援助委員会とは? わかりやすく解説

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かいはつえんじょ‐いいんかい〔カイハツヱンジヨヰヰンクワイ〕【開発援助委員会】

読み方:かいはつえんじょいいんかい

ダックDAC


DAC

読み方ダック
英文正式名Development Assistance Committee
日本名(略称):開発援助委員会

経済協力開発機構OECD)の下部機関として1961年設立開発援助関連するあらゆる問題について討議検討を行う委員会

※この記事は「財務省」ホームページ内の「国際関係略語集」の2008年10月現在の情報を転載しております。

開発援助委員会

【英】:DAC, Development Assistance Committee

DACは、貿易委員会経済政策委員会と並ぶ、OECD経済協力開発機構)の三大委員会のひとつである。1961年9月OECD設立されたのを機に前年設立されていたDAG開発援助グループ)からDAC改組された。現在では、22カ国と欧州委員会合計23メンバーから成り、非DACOECD加盟国世界銀行、IMF、UNDPオブザーバー参加している。
DAC主要目的としては、以下の3点挙げられている。(1)発展途上国対す資金効率的供与増大する(2)途上国経済成長貢献する(3)贈与譲許借款からなるODA拡充し途上国債務負担軽減する
活動としては、閣僚級参加して年に1回行われるハイレベル会合援助関わる実務担当者参加してハイレベル会合準備を行うシニア会合ODA活動中核となる本会合の3レベル会合定期的に行われている。本会合は毎月開催されDAC援助計画策定援助審査が行われる。
これら会合での合意を基に以下の8部会実際の作業行っている。1)統計作業部会(WP-STAT)、2)援助効果ドナー慣行作業部会(WP-EFF)、3)開発評価ネットワーク(EVALUNET)、4)ジェンダー平等ネットワーク(GENDERNET)、5)環境開発協力ネットワーク(ENVIRINET)、6)貧困削減ネットワーク(POVNET)、7)ガバナンスネットワーク(GOVNET)、8)紛争・平和と開発協力ネットワーク(CPDC)。(清水利恭)

参考URLDACホームページ 
http://www. oecd.org/department/0,2688,en_2649_33721_1_1_1_1_1,00.html

開発援助委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/13 14:14 UTC 版)

開発援助委員会(かいはつえんじょいいんかい、: Development Assistance Committee, DAC)は、OECDの委員会の一つ。開発途上国への開発援助を奨励するとともに、援助の量を増やし質を良くすることを目的とする国際フォーラム。OECD加盟国36カ国のうち29カ国と欧州連合(EU)により構成される。




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