ユー‐エヌ‐ディー‐ピー【UNDP】
国連開発計画
UNDPは、国連システムの中で技術協力活動を推進する中心的な資金供与機関として、2つの国連技術協力機関(国連特別基金と拡大技術援助計画)を統合して1966年に設立された。現在、166ヶ国で活動を行い、国連のグローバルな開発ネットワークとして、変革への啓発を行い、人々がより良い生活を築けるように、各国が 知識や経験、資金にアクセスできるよう支援を行っている。
UNDPの活動資金は、加盟国等からの任意拠出金によりまかなわれている。UNDPの政策や活動は、36の理事国で構成される最高意思決定機関である執行理事会により決定される。また、UNDPは130以上の国と地域に常駐事務所を設置しており、主に地域プロジェクトを実施している。
「国連ミレニアム開発目標」の達成に向けて、現在は特に、(1)民主的ガバナンス、(2)貧困削減、(3)危機予防と復興、(4)エネルギーと環境、(5)HIV/AIDS の5重点分野において、各国が問題解決を探りそれを共有できることに、活動の焦点を置いている。 これらの活動において、UNDPは、人権の保護、特にジェンダー平等の実現と女性のエンパワーメントについて啓発活動を行い、また開発に資する情報通信技術(ICTD)の普及に努めている。
さらに国連総会から、国連ボランティア計画(UNV)、国連資本開発基金(UNCDF)、国連婦人開発基金(UNIFEM)の管理を委託されている。(清水利恭)
参考URL:UNDPホームページ http://www.undp.org/
UNDP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/30 06:55 UTC 版)
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