GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)
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「タイガーマスクW」の記事における「GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)」の解説
世界各国で興業戦争を仕掛け、テリトリーを拡大している巨大プロレス団体。劇中では「モノポリー」と略して呼ばれることが多い。「虎の穴」の直轄団体 であるため所属レスラーの7割は虎の穴出身。また上位選手はほとんど全員がマスクマン で、かつ悪役(ヒール)レスラーが多いが、新人レスラーだとケビンのように完全なヒールにはなりきっていない者もいる。ジパングプロレスへ対抗戦形式で所属レスラーを派遣した際、対戦相手を次々と怪我させた上、エースである藤井大助をイエローデビルが凄惨なやり方で再起不能の重傷を負わせたことが各方面から問題となり、日本から一時撤退せざるを得なくなっていた。日本市場再上陸後に開催したスペシャルマッチ・覆面ワールドトーナメントやウォーゲームは成功しているが、通常興行は日本のプロレスファンに今一つウケが悪い。ミスXは対策として敵的存在のタイガーマスクを、あえて「客寄せタイガー」として使ったり日本人女子レスラー「キャンディペア」を投入するなど各種テコ入れを図っており、徐々に日本市場で勢力を増している。 ケビン・アンダーソン ( Kevin Anderson ) 声 - 福山潤 GWMの若手レスラー。持ち前の陽気な性格でダーク(タクマ)やマイクとフランクに接する。特に長年苦楽を共にしたタクマに対する仲間意識と友愛は非常に強い。ワーグナーとして出場直前にミスタークエスチョンに手酷い敗北を喫し、「虎の処刑」執行の身となるが同じ身となったタクマの不屈の意志を知り、ヘル・イン・ザ・ホールへのエントリーを決意。タクマと組んで「地獄からの脱出」を目指し、最終戦のロボット兵器との戦闘で殺されかけたがオーディンの乱入と彼の使った火炎放射器による隙を突いて脱出に成功し、表舞台に復帰。タクマと地獄を共に生き抜いたことで文字通り「戦友」となり結束を強め、再来日後ウォーゲームに参戦、タクマと共に勝利を掴むために戦う。 ダークがザ・サードに敗れたのは直前の試合でタイガーに負傷させられたことが原因と考え、病院へ搬送されるタクマを追いかけてきたタイガーを罵る。当のタクマ本人はタイガーに対する遺恨は全くないにも関わらず、ケビンはその後もタイガーに対して深い怒りと憎しみを抱き続け、マスクマン「ミラクル2」としてタイガーを叩きのめす機会を伺っていたが「ミラクル3」と共に現れた新たなミラクルズのメンバーとしてそのタイガーマスクが参加したことに驚き、試合で倒せなくなったことへの憤懣からさらに怒りを募らせる。 その一方で、GWMを離脱し療養していたタクマの復帰にも期待しており、自分がミラクル2であることを明かしつつ、抹茶プリンや花束の差し入れに訪れていたが、ルリコとタクマの距離が近づいている様子を見た際には落胆していた。 後にダークが新日勢力側のレスラーとして参戦したことに激しい衝撃を受け、悲憤慷慨の末に自らミラクル2のマスクを捨てて、涙しながら素顔のケビン・アンダーソンとして戦うが、タイガーの新必殺技「タイガーファング」を受けてKOさせられ、病院送りとなった。 虎の穴壊滅後は自由となった身でタクマを追い、ルリコらと共に空港まで押し掛けたが再会はかなわなかった。 最終話ではミスXの『4つのS』のイメージ画として素顔のタクマと共に登場している。ワーグナー 見た目はレトロヒーローのような、GWMのユーロチャンピオンという触れ込みのレスラー。正体は、覆面ワールドトーナメントに参加するために、ミスXの命令でケビンが変身した急造マスクマンである。タイガーとの戦いが組まれていたが、乱入してきたミスタークエスチョンに試合の権利を奪われそうになり、怒って叩き出そうとするも逆に返り討ちに遭ってしまった。その後、公式には「ミスタークエスチョンにKO され母国に帰国(二度と表舞台に現れることはない)」したということになった。 ミラクル2 ( Miracle Two ) ケビンが「ミラクルズ」の一員として他団体で戦う際の姿。マスクやスーツは後述する「ミラクル1・3」に準ずる(スーツの色はブルー主体)。
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