WORKS-Rと稲田製作所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 17:03 UTC 版)
「湾岸ミッドナイト」の記事における「WORKS-Rと稲田製作所」の解説
エイジ編から登場、阪神高速環状最速なにわ(大阪府なにわ市)のエボ兄弟、稲田との関係もあり北見とブラックバードは稲田のマフラー目当てに大阪に行っていた。 神谷 英次(かみや えいじ) 声 - 宮本充 搭乗車種:日産・スカイラインGT-R (R32)(直接の描写なし)→ 三菱・ランサーエボリューションIII (CE9A)(直接の描写なし)→ 三菱・ランサーエボリューションV RS (CP9A) ボディーカラー…ランスブルー 仕様・馬力:4G63改2.2L仕様 シゲ特注のマフラー+エキマニ、純正改タービン(メタル加工) 450馬力 ナンバー:なにわ33 へ81-265(アニメ版) 作中では「エイジ」と表記されている。愛人を作り実家を出て行った父親の後を継ぎ、継母とその連れ子のマキの面倒を見ながら借金だらけの青果店(大阪市東城東区)を立て直した(継母は英次と年が少ししか離れておらず、北見と島は英次の妻と勘違いしていた)。愛車は自身でチューニングしたランエボVでかけめぐるプライベーター。プライベーターとは言う物の、大阪の環状エリアを制し、遠征してきた島と北見と共に(マキが茶々入れたために激怒したショップの)N1上がりのドライバーが操る看板デモカーを戦意喪失させるなど、実力は非常に高い。その際、ブラックバードを見て、抑えていた東京への想いを募らせる。その後、シゲと父親(アニメ版では亡くなっていることになっている)の後押しで気持ちにけじめをつけるため3か月限定で東京へ。そこでRGOに出入りするようになり、リカコと共にランエボをチューニング。450馬力でも300km/hを出せるクルマに仕上げた。またチューニングショップの経営をすることはできなくなってしまったが、彼の工房を見て北見と島は驚いていた(ツール、溶接器具、フライス盤はおろか、エンジン室まで完備し、自作のFRPパーツまで揃っていると言う本格的なもので、北見曰く「ヘタなチューナーはハダシで逃げちゃうぜ」)。 元々はR32スカイラインGT-Rに乗っていたが、エボIIIに乗り換えたことが作中で語られている。この時、周囲の人間からは「流石のエイジもランエボでは環状最速の座は維持できない」と思われていたが、エボIIIに乗り換えて以降の方がR32GT-R時代よりも速く、エボVに乗り換えてからは最早手が付けられない速さになったことが語られている。 なお、MAXIMUM TUNEシリーズでは3DX以降、一部のストーリーにおいてRGOデモカーのランサーエボリューション X GSR (CZ4A)に乗って登場する。 神谷 マキ(かみや マキ) 声 - 鈴木達央 搭乗車種:日産・シルビア (S14)(直接の描写なし) → 三菱・ランサーエボリューションVI RS (CP9A) ボディーカラー…スコーティアホワイト(WMMTシリーズ) 仕様・馬力:純正改タービン(メタル加工)仕様 約400馬力 ナンバー:大阪33 よ 20-552(アニメ版) 大学生で、エイジの異母弟。血の繋がりはないが、エイジのことは実の兄のように慕っている。S14シルビアからランエボVI(CP9A)に乗り換え環状エリアで名が知れるほどになったが、エイジから見ればまだ未熟。「どんな時でもクルマのサイズを頭に入れて走らせろ」というエイジの言葉を、最初は疎ましく思っていたが、走り込むうちにその意味を理解しはじめる。また、東京からやってきた島と出会い、島が運転する自分のランエボVIの走りを見て、走らせ方は違うが最終的な考えはエイジと同じであることを感じ取る。 稲田(いなだ) 声 - 西前忠久 マフラー作りの名人。愛称は「シゲさん」。大阪で「稲田製作所」を営んでいる(最近はもっぱら「近所の単車コゾー」の直管マフラーを作っている)。20年前の青山ゼロヨン全盛期に上京し、性能はそれほどでもないがハイトーンのエキゾーストで乗り手に高揚感を与えるマフラーをつくることで有名になる。そのまま東京に住み着くが、地上げにあい、自堕落な生活を送った結果「あの音」を作り出すことができなくなってしまった。失意のうち大阪へ戻った後、10年の歳月を経て再び「あの音」を取り戻す。エイジのエボVや、島のブラックバードのマフラーを製作する。
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