SqlCacheDependencySection クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


SqlCacheDependencySection を使用すると、cache 構成セクションの sqlCacheDependency 要素にプログラムからアクセスして変更できます。
SQL キャッシュ依存関係により、キャッシュ データと元のソースとの同期をとることができます。ASP.NET アプリケーションのキャッシュに格納されているアイテムと特定の SQL Server データベース テーブル間の関係を構成すると、SqlCacheDependency クラスのインスタンスがテーブルを監視します。これにより、テーブル内のアイテムが変更されると、そのアイテムが自動的にキャッシュから削除されるようになります。
この要素の設定は、テーブル ベースの SqlCacheDependency オブジェクトにのみ影響します。SQL Server 2005 以降で使用される行レベルの SqlCacheDependency オブジェクトには影響しません。
![]() |
---|
SqlCacheDependencySection は、値が MachineToApplication のセクション プロパティ AllowDefinition で定義される制限に従って構成ファイルの関連するセクションに情報を書き込むことができます。階層構造の許可されていないレベルで構成ファイルに書き込みを行おうとした場合、パーサーによってエラー メッセージが生成されます。ただし、このクラスを使用して、階層構造の任意のレベルに構成情報を読み込むことができます。 |

既存の Web アプリケーションの構成ファイルから SqlCacheDependencySection オブジェクトを取得する方法を次のコード例に示します。
' Get the Web application configuration. Dim webConfig As System.Configuration.Configuration = _ WebConfigurationManager.OpenWebConfiguration( _ "/aspnetTest") ' Get the section. Dim configPath As String = _ "system.web/cache/sqlCacheDependency" Dim sqlDs _ As System.Web.Configuration.SqlCacheDependencySection = _ CType(webConfig.GetSection(configPath), _ System.Web.Configuration.SqlCacheDependencySection)
// Get the Web application configuration. System.Configuration.Configuration webConfig = WebConfigurationManager.OpenWebConfiguration("/aspnetTest"); // Get the section. string configPath = "system.web/cache/sqlCacheDependency"; System.Web.Configuration.SqlCacheDependencySection sqlDs = (System.Web.Configuration.SqlCacheDependencySection)webConfig.GetSection( configPath);

System.Configuration.ConfigurationElement
System.Configuration.ConfigurationSection
System.Web.Configuration.SqlCacheDependencySection


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlCacheDependencySection コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


SqlCacheDependencySection コンストラクタは、コードで直接使用するためのものではありません。ASP.NET 構成システムによって呼び出されます。SqlCacheDependencySection クラスのインスタンスは、GetSection メソッドを使用して取得します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SqlCacheDependencySection プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Databases | SqlCacheDependencySection 内に格納されている SqlCacheDependencyDatabase オブジェクトのコレクションを取得します。 |
![]() | ElementInformation | ConfigurationElement オブジェクトのカスタマイズできない情報と機能を格納する ElementInformation オブジェクトを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Enabled | データベース テーブルの変更を監視するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | LockAllAttributesExcept | ロックされている属性のコレクションを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockAllElementsExcept | ロックされている要素のコレクションを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockAttributes | ロックされている属性のコレクションを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockElements | ロックされている要素のコレクションを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockItem | 要素がロックされているかどうかを示す値を取得または設定します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | PollTime | SqlCacheDependency がデータベース テーブルをポーリングして変更をチェックする頻度を取得または設定します。 |
![]() | SectionInformation | ConfigurationSection オブジェクトのカスタマイズできない情報と機能を格納する SectionInformation オブジェクトを取得します。 ( ConfigurationSection から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ElementProperty | ConfigurationElement オブジェクト自体を表す ConfigurationElementProperty オブジェクトを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | EvaluationContext | ConfigurationElement オブジェクトの ContextInformation オブジェクトを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Item | オーバーロードされます。 この ConfigurationElement オブジェクトのプロパティ、属性、または子要素を取得または設定します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Properties | プロパティのコレクションを取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |

SqlCacheDependencySection メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 現在の ConfigurationElement インスタンスを、指定したオブジェクトと比較します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 現在の ConfigurationElement インスタンスを表す一意の値を取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | IsReadOnly | ConfigurationElement オブジェクトが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | DeserializeElement | 構成ファイルから XML を読み取ります。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | DeserializeSection | 構成ファイルから XML を読み取ります。 ( ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetRuntimeObject | 派生クラスでオーバーライドされると、カスタム オブジェクトを返します。 ( ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | Init | ConfigurationElement オブジェクトを初期状態に設定します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | InitializeDefault | ConfigurationElement オブジェクトの既定の値セットを初期化するために使用します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | IsModified | 派生クラスに実装された場合、この構成要素が最後の保存または読み込み以降に変更されたかどうかを示します。 ( ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | ListErrors | この ConfigurationElement オブジェクトおよびすべてのサブ要素の無効なプロパティのエラーを、渡されたリストに追加します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | OnDeserializeUnrecognizedAttribute | 逆シリカル化中に不明な属性が発生したかどうかを示す値を取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | OnDeserializeUnrecognizedElement | 逆シリカル化中に不明な要素が発生したかどうかを示す値を取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | OnRequiredPropertyNotFound | 必須プロパティが見つからなかったかどうかを示す値を取得します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | PostDeserialize | 逆シリアル化後に呼び出されます。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | PreSerialize | シリアル化前に呼び出されます。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Reset | ConfigurationElement オブジェクトの内部状態 (ロックやプロパティ コレクションなど) をリセットします。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | ResetModified | 派生クラスに実装された場合、IsModified メソッドの値を false にリセットします。 ( ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | SerializeElement | 派生クラスに実装されている場合、この構成要素の内容を構成ファイルに書き込みます。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | SerializeSection | ファイルに書き込む 1 つのセクションとして、ConfigurationSection オブジェクトのアンマージされたビューを含む XML 文字列を作成します。 ( ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | SerializeToXmlElement | 派生クラスに実装されている場合、この構成要素の外側のタグを構成ファイルに書き込みます。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | SetPropertyValue | プロパティを指定した値に設定します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | SetReadOnly | ConfigurationElement オブジェクトおよびすべてのサブ要素に IsReadOnly プロパティを設定します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Unmerge | 保存しないすべての値を削除するには、ConfigurationElement オブジェクトを変更します。 ( ConfigurationElement から継承されます。) |

SqlCacheDependencySection メンバ
ASP.NET アプリケーションの SQL キャッシュ依存関係を構成します。このクラスは継承できません。
SqlCacheDependencySection データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Databases | SqlCacheDependencySection 内に格納されている SqlCacheDependencyDatabase オブジェクトのコレクションを取得します。 |
![]() | ElementInformation | ConfigurationElement オブジェクトのカスタマイズできない情報と機能を格納する ElementInformation オブジェクトを取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Enabled | データベース テーブルの変更を監視するかどうかを示す値を取得または設定します。 |
![]() | LockAllAttributesExcept | ロックされている属性のコレクションを取得します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockAllElementsExcept | ロックされている要素のコレクションを取得します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockAttributes | ロックされている属性のコレクションを取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockElements | ロックされている要素のコレクションを取得します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | LockItem | 要素がロックされているかどうかを示す値を取得または設定します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | PollTime | SqlCacheDependency がデータベース テーブルをポーリングして変更をチェックする頻度を取得または設定します。 |
![]() | SectionInformation | ConfigurationSection オブジェクトのカスタマイズできない情報と機能を格納する SectionInformation オブジェクトを取得します。 (ConfigurationSection から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ElementProperty | ConfigurationElement オブジェクト自体を表す ConfigurationElementProperty オブジェクトを取得します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | EvaluationContext | ConfigurationElement オブジェクトの ContextInformation オブジェクトを取得します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Item | オーバーロードされます。 この ConfigurationElement オブジェクトのプロパティ、属性、または子要素を取得または設定します。(ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Properties | プロパティのコレクションを取得します。(ConfigurationElement から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 現在の ConfigurationElement インスタンスを、指定したオブジェクトと比較します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 現在の ConfigurationElement インスタンスを表す一意の値を取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | IsReadOnly | ConfigurationElement オブジェクトが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | DeserializeElement | 構成ファイルから XML を読み取ります。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | DeserializeSection | 構成ファイルから XML を読み取ります。 (ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetRuntimeObject | 派生クラスでオーバーライドされると、カスタム オブジェクトを返します。 (ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | Init | ConfigurationElement オブジェクトを初期状態に設定します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | InitializeDefault | ConfigurationElement オブジェクトの既定の値セットを初期化するために使用します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | IsModified | 派生クラスに実装された場合、この構成要素が最後の保存または読み込み以降に変更されたかどうかを示します。 (ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | ListErrors | この ConfigurationElement オブジェクトおよびすべてのサブ要素の無効なプロパティのエラーを、渡されたリストに追加します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |
![]() | OnDeserializeUnrecognizedAttribute | 逆シリカル化中に不明な属性が発生したかどうかを示す値を取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | OnDeserializeUnrecognizedElement | 逆シリカル化中に不明な要素が発生したかどうかを示す値を取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | OnRequiredPropertyNotFound | 必須プロパティが見つからなかったかどうかを示す値を取得します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | PostDeserialize | 逆シリアル化後に呼び出されます。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | PreSerialize | シリアル化前に呼び出されます。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Reset | ConfigurationElement オブジェクトの内部状態 (ロックやプロパティ コレクションなど) をリセットします。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | ResetModified | 派生クラスに実装された場合、IsModified メソッドの値を false にリセットします。 (ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | SerializeElement | 派生クラスに実装されている場合、この構成要素の内容を構成ファイルに書き込みます。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | SerializeSection | ファイルに書き込む 1 つのセクションとして、ConfigurationSection オブジェクトのアンマージされたビューを含む XML 文字列を作成します。 (ConfigurationSection から継承されます。) |
![]() | SerializeToXmlElement | 派生クラスに実装されている場合、この構成要素の外側のタグを構成ファイルに書き込みます。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | SetPropertyValue | プロパティを指定した値に設定します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | SetReadOnly | ConfigurationElement オブジェクトおよびすべてのサブ要素に IsReadOnly プロパティを設定します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |
![]() | Unmerge | 保存しないすべての値を削除するには、ConfigurationElement オブジェクトを変更します。 (ConfigurationElement から継承されます。) |

Weblioに収録されているすべての辞書からSqlCacheDependencySectionを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- SqlCacheDependencySectionのページへのリンク