Kofficeとは? わかりやすく解説

Calligra Suite

(Koffice から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 01:43 UTC 版)

Calligra Suite
Calligra Stage 2.4 のスクリーンショット
開発元 The Calligra Suite project
初版 1998年
最新版 3.2.1 - 2020年5月14日
(4年前)
 (2020-05-14)[1]
[±]
最新評価版

4.0.1 - 2024年9月2日 (7か月前) (2024-09-02)

[2] [±]
リポジトリ
プログラミング
言語
C++ (Qt, KDELibs)
対応OS LinuxUNIXUnix系macOSWindowsHaikuSolaris
プラットフォーム クロスプラットフォーム (KDE)
対応言語 27言語以上
サポート状況 開発中[要出典]
種別 オフィススイート
ライセンス GPLLGPLBSD License、ほか
公式サイト www.calligra-suite.org
テンプレートを表示

Calligra Suite(カリグラスイート)は、KDEプロジェクトによって開発されている自由かつオープンソースオフィススイートである。旧称はKOffice(ケー・オフィス)。

概要

Calligra Suiteは、従来はKOfficeという名称で開発されていたが、2010年12月に現在の名称に変更されることがKDEコミュニティーによりアナウンスされた[3]。対応OSは、LinuxFreeBSDWindowsmacOSHaiku OS[4]。ライセンスは、GPLLGPL などの下で配布されている。標準のファイルフォーマットには、OpenDocument 形式が採用されている。

KOffice 2.x

KOffice 1.6.xシリーズはUNIX向けにデザインされたものであったが、2009年にリリースされたバージョン2.0では[5]macOS[6]Windows[7]にも対応した。また、FlakeとPigmentを可能な限りアプリケーションの枠内で使用するよう作業が行われている。

KOfficeの開発者は、アプリケーションのバグを減らし使い勝手をよくするために、各アプリケーション間で基礎的な構造を出来る限り多く共有することを計画している[8]。また彼らは、OpenDocumentのライブラリを作成して、他のKDEアプリケーションにおいてOpenDocumentファイルを容易に読み込んだり書き込んだり出来るようにすることを計画している[9]

バージョンと変更点

  • KOffice 2.0 (2009年5月28日) - プラットホームリリース。フレームワークおよび新しいUIのプレビュー版。
  • KOffice 2.1 (2009年11月24日) - バージョン2.0の改良および機能の追加。
  • KOffice 2.2 (2010年5月27日) - 安定性の向上、プロジェクト管理ソフトウェア“Kexi”の復帰、OOXMLの読み込みに対応など。[10]
  • KOffice 2.3 (2010年12月31日) - 実用に耐えうる Krita をリリース[11]
  • Calligra Suite 2.4 (2012年4月11日) - 名称変更後最初のリリース[12]
  • Calligra Suite 2.5 (2012年8月13日) - 2度目の安定版。デスクトップ版のCalligra Suiteとモバイル版のCalligra Activeを提供開始[13]
  • Calligra Suite 2.6 (2013年2月5日) - 電子書籍作成/編集ツール“Calligra Author”をリリース[14]

構成

※ Calligra Suite (KOffice) は、以下のソフトウェアを含む。

リスト
アイコン 説明
Words ワープロソフト
Sheets 表計算ソフト
Stage プレゼンテーションソフトウェア
Kexi データベース管理システム
Plan グラフ作成ソフト
Flow フローチャート作成ソフト
Karbon グラフィックソフトウェアドローツール[15]
Krita グラフィックソフトウェアビットマップツール

出典

  1. ^ Releases · KDE-calligra”. GitHub (2020年5月14日). 2020年9月2日閲覧。
  2. ^ v4.0.1” (英語). Calligra-suite.org (2024年9月2日). 2024年11月4日閲覧。
  3. ^ Inge Wallin (2010年12月6日). “KDE Announces the Calligra Suite” (英語). KDE.news. 2010年12月24日閲覧。
  4. ^ KDE applications available for Haiku!
  5. ^ The KOffice Project - KOffice 2.0 Alpha 4 Release Announcement
  6. ^ Pencils Down for KOffice Summer of Code Students!
  7. ^ Another nightly build from Berlin | kdedevelopers.org
  8. ^ The KOffice Project - KOffice 2.0 Alpha 5 Release Announcement
  9. ^ KOffice ODF Sprint Report
  10. ^ KOffice 2.2 Released
  11. ^ "KOffice 2.3.0 Released" (Press release). KOffice.org. 31 December 2010. 2011年10月9日閲覧
  12. ^ "Calligra 2.4 Released" (Press release). Calligra. 11 April 2011. 2012年4月25日閲覧
  13. ^ "Calligra 2.5 Released" (Press release). Calligra. 13 August 2011. 2012年10月21日閲覧
  14. ^ "Calligra 2.6 Released" (Press release). Calligra. 5 February 2013. 2013年2月11日閲覧
  15. ^ H., Jan (26 February 2012). "Karbon or Karbon14?". calligra-devel (Mailing list). So lets make it official and written down what was done in practice anyway: drop the 14 from the name.

関連項目

外部リンク


KOffice

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/06/12 21:13 UTC 版)

KOffice
KWord 2.0 screenshot
開発元 The KOffice Team
初版 1998
最新版

2.2.1(2010年07月15日(6日前)[1])編集

[+/-]
最新評価版 [+/-]
プログラミング言語 C++Qt, KDELibs
対応OS Linux, Unix, Unix系, Mac OS X, Windows, Haiku
プラットフォーム クロスプラットフォームKDE
対応言語 27言語以上
サポート状況 開発中
種別 オフィススイート
ライセンス GPL, LGPL, BSD License, ほか
公式サイト KOffice.org
  

KOffice(ケー・オフィス)は、KDE プロジェクトによって開発されているフリーでオープンソースオフィススイートである。 Linux など Unix系 のほか、WindowsMac OS XHaiku OS[2] で動作する。GPLLGPL などのライセンスで配布される。

KOffice は、OpenDocument をネイティブファイルフォーマットに用いる。

目次

KOffice 2.x

KOffice 1.6.xシリーズはUnix向けにデザインされたものであったが、2009年にリリースされたバージョン2.0では[3]Mac OS X[4]Windows[5]にも対応した。また、FlakeとPigmentを可能な限りアプリケーションの枠内で使用するよう作業が行われている。

KOfficeの開発者は、アプリケーションのバグを減らし使い勝手をよくするために、各アプリケーション間で基礎的な構造を出来る限り多く共有することを計画している[6]。また彼らは、OpenDocumentのライブラリを作成して、他のKDEアプリケーションにおいてOpenDocumentファイルを容易に読み込んだり書き込んだり出来るようにすることを計画している[7]

バージョンと変更点

  • KOffice 2.0 (2009年5月28日) - プラットホームリリース。フレームワークおよび新しいUIのプレビュー版。
  • KOffice 2.1 (2009年11月24日) - バージョン2.0の改良および機能の追加。
  • KOffice 2.2 (2010年5月27日) - 安定性の向上、プロジェクト管理ソフトウェア“Kexi”の復帰、OOXMLの読み込みに対応など。[8]

構成

KOfficeは、以下のソフトウェアを含む。

KWord ワープロソフト
KSpread 表計算ソフト
KPresenter プレゼンテーションソフトウェア
Kivio フローチャート作成ソフト
Karbon14 グラフィックソフトウェアドローツール
Krita グラフィックソフトウェアビットマップツール
Kugar and KChart グラフ作成ソフト
KFormula 数式エディタ
Kexi データベース管理システム
KPlato プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)ソフトウェア

脚注

関連項目

外部リンク



KOffice

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/01 01:08 UTC 版)

Flake」の記事における「KOffice」の解説

KOfficeの各コンポーネントにおいて、Flakeは以下に挙げるような機能有する見られている。 KWord - テキストShapeとして扱う。 KSpread - 複数セル1つShapeにまとめる。 KPresenter - Flake一部となる。 Kivio - Flake一部となる。 Karbon14 - ベクタ画像発展的に扱う。 Krita - レイヤー含めて画像Shapeとして扱う。 KChart - 1つグラフ1つShapeとして扱う。 KFormula - 1つの公式を1つShapeとして扱う。 Kexi - データKWordKSpread組み入れるKPlato - 各工程Shapeとして扱う。

※この「KOffice」の解説は、「Flake」の解説の一部です。
「KOffice」を含む「Flake」の記事については、「Flake」の概要を参照ください。

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