Lotus Symphony
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開発元 | IBM |
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初版 | 2007年9月18日[1] |
最新版 |
3.0.1 / 2012年1月18日
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対応OS | Linux / Mac OS X / Windows |
サポート状況 | 開発停止 |
種別 | オフィススイート |
ライセンス | プロプライエタリ(フリーウェア) |
公式サイト | www |
Lotus Symphony(ロータス シンフォニー)は、2007年にIBMが発売したオフィススイートである。後に無償提供となり、2013年にApacheソフトウェア財団に寄贈し開発終了した。
Lotus Symphonyは、ワープロソフトの Lotus Symphony Documents、表計算ソフトの Lotus Symphony Spreadsheets、プレゼンテーションソフトの Lotus Symphony Presentation から構成され、OpenOffice.orgとほぼ同等の機能を備え、英語・日本語・フランス語・中国語など26カ国語に対応した。
OpenOffice.orgとEclipseを基にIBMが改良した製品で、各種プラグイン用の開発キットも提供された。
2011年7月14日、IBMはLotus SymphonyのソースコードをApache OpenOfficeプロジェクトへ寄贈することを発表[2]、2013年の初頭には既在の使用者にIBM版Apache OpenOfficeへの移行を促す発表がされ[3]、開発は事実上終了した。
特徴
- OpenDocumentに対応
- Microsoft Officeのファイルを開いた場合の再現性が、OpenOffice.orgよりも高い場合がある
- バージョン1.3よりMicrosoft Office 2007のファイルもインポート可能となった
- タブブラウザのようなタブ切り替え機能(OpenOffice.orgにもない機能)
対応OS
Lotus Symphonyは、下記のオペレーティングシステム (OS) において動作する。[4]
開発
- バージョン 3.0
- 2010年10月21日、OpenOffice.org 3のソースコードに基づくバージョン 3.0をリリース[5]。VBAスクリプトおよびODF 1.2標準、Office 2007 OLEに対応した[6]。
- バージョン 3.0.1
- 2012年1月18日、バージョン 3.0.1をリリース[7]。いくつかの不具合が修正された[8]。
関連項目
- オフィススイートの比較
- ロータス (ソフトウェア)
- ロータス・スーパーオフィス
- OpenOffice.org
- Apache OpenOffice
- OpenDocumentをサポートするアプリケーションの一覧
出典
- ^ “IBM Releases Office Desktop Software at No Charge to Foster Collaboration and Innovation”. IBM Corporation (2007年9月18日). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “IBM Donates Lotus Symphony Source Code to the Apache OpenOffice Project” (英語). IBM Corporation (2011年7月14日). 2011年8月17日閲覧。
- ^ Buzzmaster1 (2012年2月3日). “IBM's plans for the future of Lotus Symphony combining the best of Lotus Symphony with the new Apache OpenOffice Project.” (英語). 2012年2月19日閲覧。
- ^ “IBM Lotus Symphony - Installation Guide”. IBM Corporation (2010年). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “Lotus Symphony Version 3 is NOW AVAILABLE”. IBM Corporation (2010年10月21日). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “IBM Lotus Symphony リリース・ノート”. IBM Corporation (2010年). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “Lotus Symphony 3.0.1 is HERE !!!!!”. IBM Corporation (2012年1月18日). 2012年2月2日閲覧。
- ^ “IBM Lotus Symphony Release Notes”. IBM Corporation (2012年1月18日). 2012年2月2日閲覧。
外部リンク
「IBM Lotus Symphony」の例文・使い方・用例・文例
- 最初の通貨スワップ取引はIBMと世界銀行の間で行われた。
- 彼は IBM への就職口をものにした.
- 少しだけIBMと提携した
- IBMのメインフレーム・コンピュータはビジネス社会における主力商品である
- IBMは100台のコンピュータの注文を受けた
- 彼はIBM株を市場価格で100株買った
- 同行はまた,顧客サービスやデータ分析業務の強化のため,IBM社が開発した人工知能システム「ワトソン」の導入を検討していることも発表した。
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
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