LAN Server
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/23 09:51 UTC 版)
開発元 | IBM |
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最新版 | (開発・販売停止済) |
対応OS | OS/2 |
種別 | ネットワークオペレーティングシステム |
ライセンス | プロプライエタリ |
LAN Server(LANサーバー)は、IBMが販売していたネットワークオペレーティングシステムである。
概要
IBM LAN Serverは、マイクロソフトのLAN Managerとの親戚として、1988年に最初に出荷された。
最初はOS/2拡張版(OS/2 EE)の上で稼働するよう設計された。ネットワーククライアントはIBM LANリクエスタと呼ばれ、OS/2 1.1 拡張版には標準で含まれた。IBMは後にMicrosoft Windows用などにもクライアントを出荷した。プロトコルはNetBIOSを拡張したNetBEUIなどが使用できた。
IBM LAN Serverは、IBM OS/2 LAN Serverとも呼ばれた。またAIXやOS/400などの他のオペレーティングシステム用も存在した。
1996年のOS/2 Warp Serverからは、OS/2 Serverに標準搭載された。競合製品はNetWare、LAN Managerとその後継であるWindows Serverなどであった。
バージョン
- 1.0 - 1988 - OS/2 拡張版 1.0用
- 1.2 - 1990 - OS/2 拡張版 1.2用
- 1.3 - 1991 - OS/2 拡張版 1.3用
- 2.0 - 1992 - LAN Manager 2.0 相当
- 3.0 - 1993 - Entry版、Advanced版(当バージョン以降はLAN Managerの親戚ではない)
- 4.0 - 1994 - Entry版、Advanced版 - 新しいオブジェクト指向のユーザインターフェース
- 5.0 - 1996 - OS/2 Warp Serverに標準搭載
- 5.1 - 1999 - OS/2 Warp Server for e-businessに標準搭載
前身にはIBM PC LAN Program (PCLP)がある。LAN Server UltimediaやWorkplace On-Demandにも変形版が含まれていた。
関連項目
外部リンク
「IBM LAN Server」の例文・使い方・用例・文例
- 最初の通貨スワップ取引はIBMと世界銀行の間で行われた。
- 彼は IBM への就職口をものにした.
- 少しだけIBMと提携した
- IBMのメインフレーム・コンピュータはビジネス社会における主力商品である
- IBMは100台のコンピュータの注文を受けた
- 彼はIBM株を市場価格で100株買った
- 同行はまた,顧客サービスやデータ分析業務の強化のため,IBM社が開発した人工知能システム「ワトソン」の導入を検討していることも発表した。
- LANケーブルはお客様側でご用意下さい。
- LANよりも広い地域にまたがるコンピュータネットワーク
- ATMはLANとWANの両方に使用される
- ACLANTの指揮官
- ゲートウェイという,LANを他のLANや広域通信網と接続するための制御装置
- 人々は自分たちのニンテンドーDS機をマクドナルドに持って行き,無料無線LANを通じて専用サーバにアクセスすることができる。
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