Go-OO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 06:37 UTC 版)
「OpenOffice.org」の記事における「Go-OO」の解説
OpenOffice.orgに取り込まれる可能性が低い機能拡張などを取り込んだ派生オフィススイート。Go-OO には、サン・マイクロシステムズの判断でライセンスやビジネス上の理由により OpenOffice.orgに取り込まれる可能性が低い機能拡張が取り込まれている。2010年1月現在、Windows版とLinux版、Mac OS X版がある。ノベルが開発を推進しており、Ubuntu、openSUSE、Debian、Mandriva LinuxなどのLinuxディストリビューションで採用されている OpenOffice.orgは正式版ではなく、このGo-OOである。現在、プロジェクトは終息しLibreOfficeへ統合された。以下のような機能拡張が施されている一方、高速化のためOpenOffice.org にある一部のマイナーな機能(自動アップデートなど)は削除されている。 OpenOffice.orgよりも起動時間や応答時間が短くて高速に動作する。 OpenOffice.orgよりも優れたグラフィックス機能を持っている。SVGやWPG形式、EMFファイルをインポートすることができる。 プレゼンテーション向けの3Dトランジション機能を備えている。 任意の条件を満たすセル値が検索可能なスプレッドシート(Calc)向けのソルバーを導入している。 VBAマクロとOffice 2007のOpenXMLファイル形式をサポートする。
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