Keep_yourself_aliveとは? わかりやすく解説

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keep yourself alive

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/18 01:25 UTC 版)

「keep yourself alive」
華原朋美シングル
初出アルバム『LOVE BRACE
A面 keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
B面 keep yourself alive [ORIGINAL FULL LENGTH MIX]
リリース
規格 8cmCD
ジャンル J-POP
時間
レーベル ORUMOK RECORDS
作詞・作曲 小室哲哉
プロデュース Tetsuya Komuro
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間8位(オリコン
  • 1995年10月度月間13位(オリコン)
  • 1995年度年間101位(オリコン)
  • 1996年度年間369位(オリコン)
  • 華原朋美 シングル 年表
    keep yourself alive
    1995年
    I BELIEVE
    (1995年)
    テンプレートを表示

    keep yourself alive」(キープ・ユアセルフ・アライヴ)は、日本の女性歌手、華原朋美のデビューシングル。小室哲哉プロデュースによる楽曲である。クイーンの楽曲「Keep Yourself Alive」(邦題は「炎のロックンロール」)とは関係ない。

    背景

    小室哲哉が立ち上げたレーベルORUMOK RECORDS」の第1弾シングル[1]で、小室と共に自身が初出演した「日本ORACLE」のCMソング。ちなみに、左記タイアップの際には未収録バージョン(バージョン名不明)が使用された。

    音楽性

    歌詞の内容は、華原朋美の20年間の生き方を小室哲哉が反映させたものである[2]

    楽曲のキーがとても高いのは「誰も歌えないくらいキーが高い曲を歌いたい」という華原の要望から作られた[3]

    1997年に『TK MUSIC CLAMP』(フジテレビ)で、歌手の髙橋真梨子はこの曲を聴いて「(華原の)ビブラートの上手さに感動した」と語っている[4]

    ミュージック・ビデオ

    PVは、近未来的な映像の中でパンダメイクの華原がダンスしながら歌うものであった。

    この曲の振り付けは、翌1996年dosのメンバーとしてデビューする椛島永次(現・KABA.ちゃん)によるものである。河口湖スタジオで撮影が行われた。振り付けの構想の際には普通のガラスを鏡の代わりにして踊った[5]

    PVには小室も出演し、メイキングシーンには椛島も出演した。

    PVとメイキングが収められたシングル・ビデオは、1995年9月16日に発売された。

    チャート成績

    初回出荷分は11.6万枚だったが、発売初日に2.6万枚を超える追加注文が来た。これはH Jungle with tの「GOING GOING HOME」より良い数字だった[6]

    テレビ出演は殆どなかったが、オリコン初登場で9位→9位→8位→8位→10位とTOP10に5週連続チャートインするほど売れ続け、最終的に37万枚まで売り上げた。

    1996年1月時点でシングルの出荷枚数は40万枚強を記録している[1]

    収録曲

    1. keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    2. keep yourself alive [ORIGINAL FULL LENGTH MIX]
    3. keep yourself alive [INSTRUMENTAL]

    収録アルバム・PV集

    keep yourself alive [more rock]
    ベスト・アルバム
    keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    PV集
    • VHS「keep yourself alive」
    keep yourself alive [ORIGINAL FULL LENGTH MIX] +メイキングインタビュー
    • DVD「very best of MUSIC CLIPS」
    keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    keep yourself alive [RADIO EDIT MIX]
    その他
    • 「HOW TO MAKE TOMOMI KAHALA 華原朋美はいかにして華原朋美となり得たか」
      ローソン予約限定で発売されたヒストリー・ビデオ メイキング映像

    タイアップ

    # 楽曲名 タイアップ 出典
    1 keep yourself alive [RADIO EDIT MIX] ORACLE TVCFイメージソング

    脚注

    1. ^ a b 「華原朋美 第2弾シングル 小室効果でミリオンセラー パイオニアLDCで初」『日経産業新聞』1996年1月26日付、3頁。
    2. ^ ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1996年6月号90P-91Pより。
    3. ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1996年7月号159Pより。
    4. ^ CLAMP TALK VOL.104”. TK MUSIC CLAMP. フジテレビ. 2022年2月2日閲覧。
    5. ^ ダイヤモンド社刊「FM STATION」1996年11月5日号「INTERVIEW→dos 私たちが“のび太くん”で小室さんは“ドラえもん”」32P-33Pより。
    6. ^ 講談社刊『Views』1995年11月号「現代のゴッドハンド 小室哲哉 『僕の世界戦略の原点はフェラーリ』」154Pより。

    炎のロックンロール

    (Keep_yourself_alive から転送)

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/15 05:12 UTC 版)

    「炎のロックンロール」
    クイーンシングル
    初出アルバム『戦慄の王女
    A面 炎のロックンロール
    ショウ・マスト・ゴー・オン(1991年盤)
    B面 サン・アンド・ドーター
    谷間のゆり
    ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
    炎のロックンロール(1991年盤)
    リリース
    規格 7インチシングル
    ジャンル ハードロック
    時間
    レーベル EMI
    エレクトラ
    ワーナー・パイオニアエレクトラ
    作詞・作曲 ブライアン・メイ
    プロデュース ジョン・アンソニー
    ロイ・トーマス・ベイカー
    クイーン
    クイーン シングル 年表
    炎のロックンロール
    (1973)
    ライアー
    (1974)
    ミュージックビデオ
    「Keep Yourself Alive」 - YouTube
    テンプレートを表示

    炎のロックンロール」(Keep Yourself Alive)は、イギリスのロックバンドクイーンの楽曲である。作詞・作曲はブライアン・メイ[1]

    EMIレコード1973年7月6日に、エレクトラ・レコードはその3ヶ月後にデビューシングルとしてリリースした[2]。しかし、本作はほとんどラジオで放送されることなく、英米共にチャートインすることはなかった[3]

    2008年ローリング・ストーン誌が発表した「The 100 Greatest Guitar Songs of All Time」の31曲目に、本作が挙げられている[4]

    曲の制作

    ジョン・ディーコンの加入前の1970年インペリアル・カレッジ・ロンドンやフェリー・ロードの庭園で行なわれたリハーサルで、ブライアン・メイアコースティック・ギターを弾きながら書いた曲である[5]。アルバム『世界に捧ぐ』リリース時のラジオの特別番組でメイが語ったところによると、彼らの考えを皮肉っぽく、からかい半分に書いた歌詞が、フレディ・マーキュリーの歌唱によって完成されたという。

    1971年の夏にレコーディングが始まり、最初はディ・レーン・リー・スタジオで行われた。これはルイ・オースティンのプロデュースで、イントロはメイがアコースティック・ギターを弾いた。バースでのマーキュリーの受け答えするボーカル、ブレークでのテイラーとマーキュリーの呼応といった、曲の全体的要素はすでに出来ていた。このデモ・ヴァージョンは、メイのお気に入りテイクとなっている。

    その後、トライデント・スタジオでの本番テイクにあたって、「魔法を取り戻す」様々な試みがなされた。その中でマイク・ストーンによるミックスが唯一受け入れられ、シングルに使用された。

    この曲では、マーキュリーがすべてのコーラスを一人で(多重録音で)行っている。また、"Do you think you're better every day? - 日々進歩していると感じているかい"というフレーズをテイラー、 "No I just think I'm two steps nearer to my grave - いや、単に自分の墓に2歩近づいただけさ" というフレーズをメイが歌っている(初期ヴァージョンやライヴではマーキュリーが歌う部分である)。なお、このレコーディングでは、アコースティック・ギターは使用していない。EMIの歌詞カードには7本のエレクトリック・ギターのパートが挙げられており、そのうちの1本にはフェイズ・エフェクトがかけられている。

    ライヴ・パフォーマンス

    ディーコンを加えたクイーンは直ちにこの曲をライヴのセットリストに加えた。マーキュリーはこの曲を「当時のクイーンを語るのにぴったりの曲」だと語っている[6]

    1980年と1981年のツアーのセットリストに入り、この曲の前に即興のジャムを入れ、ドラム・ソロの後にはテイラーのティンパニ・ソロからメイのエコーのかかったギター・ソロへと移り、「ブライトン・ロック」のフィナーレかフラッシュ・ゴードンメドレー[注釈 1]へと続く。

    その後、1984年の『ザ・ワークス』ツアーで古い曲のメドレー[注釈 2]の一部として使うまでは、この曲は演奏しなかった。

    収録曲

    オリジナル盤

    1. 炎のロックンロール - Keep Yourself Alive (May)
    2. サン・アンド・ドーター - Son and Daughter (May)

    1975年盤(アメリカのみ)

    1. 炎のロックンロール - Keep Yourself Alive (May)
    2. 谷間のゆり - Lily of the Valley (Mercury)
    3. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン - God Save the Queen (Arranged by May)

    演奏

    他者の使用

    • イングヴェイ・マルムスティーンは1997年にカヴァーし、これはクイーンのトリビュートアルバム『クイーン・トリビュート〜ドラゴン・アタック〜』に収録された。
    • イギリスのヘヴィ・メタルバンド、アイアン・メイデンはライヴでの「聖地へ」(アルバム『鋼鉄の処女』に収録)の間奏に、この曲のギターリフを使用している。

    メディアでの起用

    2016年から、トヨタ自動車クロスオーバーSUVC-HR」のCMソングに起用されており、キャッチフレーズもこの曲のタイトルにちなんだ、「KEEP YOURSELF ALIVE 走るなら、自分の道を。」となっている。

    2018年に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、フレディとジョンを迎えた初のライブでのシーンで使われている[7]。このシーンで使われた音源は、1974年3月31日にレインボー・シアターで行なったライヴの音源[注釈 3]で、フレディが「But if I crossed a million rivers, And I rode a million miles」というフレーズを「But if I rode a million rivers, And I crossed a million miles」と歌い間違っているように編集されている。

    収録アルバム

    脚注

    注釈

    1. ^ 「宇宙戦争のテーマ」、「フラッシュのテーマ」、「ザ・ヒーロー」
    2. ^ 愛にすべてを」、「キラー・クイーン」、「輝ける7つの海」、「ライアー」
    3. ^ ライブ・アルバム『ライヴ・アット・ザ・レインボー‘74』に収録。映画のサウンドトラック盤『ボヘミアン・ラプソディ (オリジナル・サウンドトラック)』にも収録されている。

    出典

    1. ^ “クイーン、必聴の10曲はこれ 異論歓迎、記者が選んだ [ボヘミアン・ラプソディ特集”]. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASM2L1CHYM2KUCVL013.html 2019年3月23日閲覧。 
    2. ^ "QOL History—Queen". QueenOnline. Retrieved on 29 June 2009.
    3. ^ Rivadavia, Eduardo. "Keep Yourself Alive" song review. Allmusic. Retrieved on 29 June 2009.
    4. ^ “The top 100 guitar songs of all time”. Express.co.uk (Northern and Shell Media). (2008年6月8日). https://www.express.co.uk/entertainment/music/47479/The-top-100-guitar-songs-of-all-time 2018年12月19日閲覧。 
    5. ^ Hodkinson, Mark (2004). Queen: The Early Years (3rd edition ed.). Omnibus Press. ISBN 1-84449-012-2 
    6. ^ RAM, 21 May 1976, p 17
    7. ^ “これが分かったら『ボヘミアン・ラプソディ』通!難問クイズを出演者が出題”. フロントロウ (株式会社オウトグラフ プロダクション). (2018年12月25日). https://www.excite.co.jp/news/article/Frontrow_17238739/ 2019年3月23日閲覧。 




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