G5 地球施政連合機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 10:24 UTC 版)
「罪と罰 〜宇宙の後継者〜」の記事における「G5 地球施政連合機構」の解説
正式名称は「Group Of Five Countries」。第5亜地球の戦闘能力が最も高い5人の“ヒト”からなる組織。内宇宙の「神」の存在を認知して従い、その意思を代行する存在としており、第5亜地球を牛耳っている。メンバーはこの5名のみとされる。G5の訳が地球施政連合機構なのか、地球施政連合機構の中のG5というグループなのかは不明である。 イサ同様、外宇宙の尖兵であるカチを抹殺すべく内宇宙から派遣され、イサが裏切った後は彼の抹殺にも動き始める。なお、ゲーム中では描写されていないが、「任務が成功したら、内宇宙におけるヒトの権利拡大を容認してもらう」と取引をしていたことが取扱説明書に書かれている。 海外版での名称は「Nebulox」となっている。 ツェンロン・リー (Cheng Long Lee) 声 - 新垣樽助 ほっそりとした背丈の男性。冷徹な性格で表情にも生気がない。イサの宇宙船を墜落させた張本人で、カチを始末すべく、核塵都市にてイサ達の前に現れる。自身の周囲を旋回する球状の端末による攻撃やバリアなどを駆使する。 最終決戦時は、巨大なツェンロンの顔が生えた異形の戦艦に変身して、本体と遠隔操作するマシンによる猛攻を行う。 イサの裏切りを想定していた上部から派遣され、2人の監視をしていた。また、核塵都市に登場する彼は遠くにいる本当のツェンロンが操作する「傀儡」で、本体は機械化された脳と神経系のみが液体内に浸かって肉体を修復している状態であり、最終決戦時は機械兵器へと変身することからも、どうやらサイボーグのようである。 リッター (Ritter) 声 - 石上裕一 スーツに帽子とマントを羽織った大柄な容姿をした全身黒尽くめの男性。海底基地に逃げ込んだイサ達の前に立ち塞がる。自身の体を自由自在に変形させることができ、戦闘時は液滴状の肉片に肉体を変化・分裂させて再構成しており、巨大な怪物へと変身する(通常形態の黒い衣類も、質感や変身の描写からして、実は変形させた肉体の一部のようである)。 初戦時はさまざまな海洋生物の姿になり、最終決戦時は画面の上下も埋め尽くさんばかりの巨大なスライム状の怪物と化す。 ヒバル・ヤジュー (Hibaru Yaju) 声 - 沢城みゆき G5最年少である少女。大袖状のプロテクターを腰につけ、日本刀を扱う。かなり軽い性格だが、戦闘になると気性が荒くなる。監獄衛星にてイサ達と対峙し、その際にイサを気に入っている。 最終決戦時は2体の異形の剣士へと変身し、連携攻撃を仕掛ける。 アリアナ・シャミ (Ariana Shami) 声 - 沢海陽子 民族風の格好をした女性。鳥のような仮面を身に着け、杖を携えており、魔術のような技を操る。イサ達が迷い込んだ食人樹界の深部にてイサ達を待ち構えている。 また、力を解放して背部から巨大な腕が生えた鬼のような姿へ変身することができ、最終決戦時はさらに巨大な悪鬼のような姿となる。 デコ・ゲキショウ (Deco Gekisho) 声 - 大川透 G5のリーダー格の男性。イサとは同じ訓練校の同級生で、イサと張り合えるだけの実力を持つ。テレキネスやバリアなどに加え、大型機関砲やグレネードランチャーなどの重火器を軽々扱い、肉体的な戦闘力も高くG5で最強を誇る。 また、常に自身へ有利な状況を作り出したうえで戦う策略家でもあり、ヒバルから彼の存在を示唆されたイサは「敵にデコがいるなら追撃を振り切るのは困難だろう」という旨を述べていた。 最終決戦時は全身が甲殻化したケンタウロスのような巨人となり、イサとの決戦に臨む。
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