FtpWebResponse クラス
アセンブリ: System (system.dll 内)

Public Class FtpWebResponse Inherits WebResponse Implements IDisposable
public class FtpWebResponse : WebResponse, IDisposable
public class FtpWebResponse extends WebResponse implements IDisposable
public class FtpWebResponse extends WebResponse implements IDisposable

FtpWebResponse のインスタンスは、GetResponse メソッドを呼び出して取得します。返されたオブジェクトは、FtpWebResponse にキャストする必要があります。アプリケーションで FtpWebResponse オブジェクトが不要になると、Close メソッドを呼び出して、FtpWebResponse に保持されているリソースを解放します。
StatusCode プロパティにはサーバーが返したステータス コードが格納され、StatusDescription プロパティはステータスを示すステータス コードとメッセージを返します。これらのプロパティから返される値は、サーバーからメッセージが返されると変わります。
ListDirectory 要求に対して返されるファイル名のリストなど、要求で返されるすべてのデータは、GetResponseStream メソッドによって返されるストリームで使用できます。ストリーム データの長さは、ContentLength プロパティから取得できます。

FTP サーバー上のファイルを削除する要求を送信し、要求に対するサーバーの応答からステータス メッセージを表示するコード例を次に示します。これ以外の例については、WebRequestMethods.Ftp クラスと FtpWebRequest クラスのメンバのトピックを参照してください。
public static bool DeleteFileOnServer(Uri serverUri) { // The serverUri parameter should use the ftp:// scheme. // It contains the name of the server file that is to be deleted. // Example: ftp://contoso.com/someFile.txt. // if (serverUri.Scheme != Uri.UriSchemeFtp) { return false; } // Get the object used to communicate with the server. FtpWebRequest request = (FtpWebRequest)WebRequest.Create(serverUri); request.Method = WebRequestMethods.Ftp.DeleteFile; FtpWebResponse response = (FtpWebResponse) request.GetResponse(); Console.WriteLine("Delete status: {0}",response.StatusDescription); response.Close(); return true; }

System.MarshalByRefObject
System.Net.WebResponse
System.Net.FtpWebResponse


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


FtpWebResponse プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | BannerMessage | ログオン前に接続が確立された場合に、FTP サーバーが送信するメッセージを取得します。 |
![]() | ContentLength | オーバーライドされます。 FTP サーバーから受信したデータの長さを取得します。 |
![]() | ContentType | 派生クラスでオーバーライドされると、受信しているデータのコンテンツ タイプを取得または設定します。 ( WebResponse から継承されます。) |
![]() | ExitMessage | FTP セッションの終了時にサーバーが送信するメッセージを取得します。 |
![]() | Headers | オーバーライドされます。 空の WebHeaderCollection オブジェクトを取得します。 |
![]() | IsFromCache | この応答がキャッシュから取得されたかどうかを示す Boolean 値を取得します。 ( WebResponse から継承されます。) |
![]() | IsMutuallyAuthenticated | 相互認証が行われたかどうかを示す Boolean 値を取得します。 ( WebResponse から継承されます。) |
![]() | LastModified | FTP サーバー上のファイルが最後に変更された日時を取得します。 |
![]() | ResponseUri | オーバーライドされます。 要求に対する応答を送信する URI を取得します。 |
![]() | StatusCode | FTP サーバーから送信された最新のステータス コードを取得します。 |
![]() | StatusDescription | FTP サーバーから送信されたステータス コードを示すテキストを取得します。 |
![]() | WelcomeMessage | 認証の完了時に FTP サーバーが送信するメッセージを取得します。 |

関連項目
FtpWebResponse クラスSystem.Net 名前空間
FtpWebRequest クラス
FtpStatusCode 列挙体
WebRequestMethods.Ftp
WebRequest
WebResponse
WebClient
FtpWebResponse メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Close | オーバーライドされます。 応答によって保持されているリソースを解放します。 |
![]() | CreateObjRef | リモート オブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。) |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetLifetimeService | 対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービス オブジェクトを取得します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。) |
![]() | GetResponseStream | オーバーライドされます。 FTP サーバーから送信された応答データを格納しているストリームを取得します。 |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | InitializeLifetimeService | 対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービス オブジェクトを取得します。 ( MarshalByRefObject から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | SerializationInfo に、オブジェクトをシリアル化するために必要なデータを設定します。 ( WebResponse から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | オーバーロードされます。 ( MarshalByRefObject から継承されます。) |

関連項目
FtpWebResponse クラスSystem.Net 名前空間
FtpWebRequest クラス
FtpStatusCode 列挙体
WebRequestMethods.Ftp
WebRequest
WebResponse
WebClient
FtpWebResponse メンバ
要求に対するファイル転送プロトコル (FTP: File Transfer Protocol) サーバーの応答をカプセル化します。
FtpWebResponse データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | BannerMessage | ログオン前に接続が確立された場合に、FTP サーバーが送信するメッセージを取得します。 |
![]() | ContentLength | オーバーライドされます。 FTP サーバーから受信したデータの長さを取得します。 |
![]() | ContentType | 派生クラスでオーバーライドされると、受信しているデータのコンテンツ タイプを取得または設定します。(WebResponse から継承されます。) |
![]() | ExitMessage | FTP セッションの終了時にサーバーが送信するメッセージを取得します。 |
![]() | Headers | オーバーライドされます。 空の WebHeaderCollection オブジェクトを取得します。 |
![]() | IsFromCache | この応答がキャッシュから取得されたかどうかを示す Boolean 値を取得します。(WebResponse から継承されます。) |
![]() | IsMutuallyAuthenticated | 相互認証が行われたかどうかを示す Boolean 値を取得します。(WebResponse から継承されます。) |
![]() | LastModified | FTP サーバー上のファイルが最後に変更された日時を取得します。 |
![]() | ResponseUri | オーバーライドされます。 要求に対する応答を送信する URI を取得します。 |
![]() | StatusCode | FTP サーバーから送信された最新のステータス コードを取得します。 |
![]() | StatusDescription | FTP サーバーから送信されたステータス コードを示すテキストを取得します。 |
![]() | WelcomeMessage | 認証の完了時に FTP サーバーが送信するメッセージを取得します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Close | オーバーライドされます。 応答によって保持されているリソースを解放します。 |
![]() | CreateObjRef | リモート オブジェクトとの通信に使用するプロキシの生成に必要な情報をすべて格納しているオブジェクトを作成します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetLifetimeService | 対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、現在の有効期間サービス オブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) |
![]() | GetResponseStream | オーバーライドされます。 FTP サーバーから送信された応答データを格納しているストリームを取得します。 |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | InitializeLifetimeService | 対象のインスタンスの有効期間ポリシーを制御する、有効期間サービス オブジェクトを取得します。 (MarshalByRefObject から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | SerializationInfo に、オブジェクトをシリアル化するために必要なデータを設定します。 (WebResponse から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | オーバーロードされます。 ( MarshalByRefObject から継承されます。) |

関連項目
FtpWebResponse クラスSystem.Net 名前空間
FtpWebRequest クラス
FtpStatusCode 列挙体
WebRequestMethods.Ftp
WebRequest
WebResponse
WebClient
- FtpWebResponseのページへのリンク