FreeWnn
京都大学、オムロン株式会社、株式会社アステックによって共同開発された日本語入力サーバー。
当初は「Wnn」という名称で開発され、ソースコードが無償で公開されていたが、長期にわたって開発が滞っていた。その後オムロン株式会社と、Wnnの開発に参加したユーザー有志の合意により、ライセンスをGPLに変更して「FreeWnn」の名称でリリースされ、開発もFreeWnnプロジェクトが引き継いでいる。
FreeWnnは日本語変換を担当するサーバーで、実際の入力にはkinput2などの日本語変換クライアントが必要。
なお、もともとの名称であるWnnは「Watashino Namaeha Nakanodesu」(私の名前は中野です)という文章を変換できることを目標として開発されたところから、各文節の頭文字をとってつけられた。
関連見出し
GNU General Public License
Canna
SKK
関連URL
FreeWnn(http://freewnn.sourceforge.jp/)
FreeWnn(旧公式サイト)(http://www.freewnn.org/)
Wnn
(FreeWnn から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/10 05:09 UTC 版)
Wnn(うんぬ、ウーンヌ)は、日本語のかな漢字変換による日本語入力システムの一つである。元来はワークステーション向けに開発され、後に組込機器向けが主要な用途となった。
- ^ a b “人に寄り添い、気遣いのできる文字入力技術で、より豊かなコミュニケーションを可能にスマホから医療現場まで、活用が広がるオムロンの文字入力システム”. 2021年10月6日閲覧。
- ^ “「私の名前は中野です」を一発で変換して欲しいと主張…… - Wnn開発の思い出”. 2011年5月28日閲覧。
- ^ 三浦 一則 『MacBSD X Window System & 日本語環境活用ガイド』広文社、1998年7月1日、158頁。ISBN 4-905999-80-4。
- ^ オムロンソフトウェア、Netscape Navigatorやメールソフトに"インライン"で日本語入力可能な「Wnn6 for Linux/BSD Ver2」を発売
- ^ オムロンソフトウェア、Linux対応 日本語入力システム「Wnn7 Personal」7月7日発売開始!
- ^ FreeWnn
- ^ a b c d e f 岩城俊介 (2008年5月15日). “最新日本語入力システム「iWnn」、2008年携帯夏モデルに搭載へ - その賢さを一足先に体験” (日本語). ITmedia +mobile. 2011年5月28日閲覧。
- ^ 太田純 (2005年2月18日). “「Advanced Wnn V2」の実力は - 「W22SA」の文字入力を試す” (日本語). 効率よいメール入力を考える. ITmedia +mobile. 2011年5月28日閲覧。
- ^ [git clone https://android.googlesource.com/platform/packages/inputmethods/OpenWnn android Git repositories]
- ^ “iWnn IME for Android” (日本語). オムロン ソフトウェア. 2022年2月12日閲覧。
- ^ “Wnn Keyboard Lab” (日本語). オムロン ソフトウェア. 2022年2月11日閲覧。
- ^ 後藤祥子 (2006年5月22日). “写真で解説する「W33SA II」” (日本語). ITmedia +mobile. 2011年5月28日閲覧。
- ^ “多彩な機能” (日本語). S006 機能. ソニー・エリクソン. 2011年6月13日閲覧。
FreeWnn
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:31 UTC 版)
※この「FreeWnn」の解説は、「Wnn」の解説の一部です。
「FreeWnn」を含む「Wnn」の記事については、「Wnn」の概要を参照ください。
- FreeWnnのページへのリンク